THE MIRROR Music Salon〜有元利夫をめぐるバロック音楽とピエロ・デラ・フランチェスカの時代のルネサンス音楽〜
有元利夫展 『春の音色を聴く』2024年 5月12日(日)関連イベント開催!| 事前受付 3月12日(火)開始
有元利夫はバロック音楽を愛しました。作品には音楽が溢れ、自らブロックフルーテの演奏を楽しんでいました。 今回展示の版画集『四季』はヴィヴァルディの『四季』へのオマージュです。 葉山在住の声楽家 辻 康介が企画構成するバロック音楽の演奏とトークをシャンパン片手に楽しんでいただきます。
THE MIRROR アーティスティック・ディレクター清水 敏男
音楽会概要
2024年5月12日(日)
午前の会
10:30開場 11:00開演 12:30閉演
午後の会
13:30開場 14:00開演 15:30閉演
場所:THE MIRROR(松川ボックス)
料金:8,800円(税込)ワンドリンク
(シャンパン・ソフトドリンク)付き
定員:各回25名
ご予約:完全事前予約制
※未就学児の入場はご遠慮ください。
曲目
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有元利夫作曲 「ロンド」
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田鎖大志郎作曲 「7つの音楽」より エアー、トッカータ
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デュファイ作曲、「天使たちの女主人/奇跡の娘を生む、このフィレンツェの都」
Guillaume Du Fay (Beersel 1397 - Cambrai 1474), Imperatrix angelorum/Mirandas parit haec urbs Fiorentina
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カベソン作曲 イタリア風パヴァーナによる変奏曲
Antonio de Cabezón(Castrillo de Matajudíos c1510 - Madrid 1566), Differentias sopra la Pavana italiana
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ファン・エイク作曲「道化師」
Jacob van Eyck (Heusden? 1589/90 - Utrecht 1657), Der Fluyten Lust-hof, ii (Amsterdam, 1646)
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パーセル作曲 「新しいアイルランドの歌 リリブレロ」
Henry Purcell (London? 1659 - London 1695) New irlish tune, Lilliburlero, z646
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クープラン作曲「恋の小夜鳴き鳥」
François Couperin (Paris 1668 - Paris1733) 14e ordre ‘Le rossignol-en-amour’, Troisiéme livre de piéces de clavecin (Paris, 1722)
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ヘンデル作曲 フルートとチェンバロのためのソナタ ヘ長調
Georg Friedrich Händel (Halle 1685 - London 1759) , Sonata a Flauto e Cembalo, op.1 no.11, HWV369
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テレマン作曲 無伴奏ファンタジア第3番
Georg Philipp Telemann (Magdeburg 1681 - Hamburg 1767), Fantasia iii, TWV40-4
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ヴィヴァルディ作曲「四季」(落合崇史編曲)
Antonio Vivaldi (Venezia 1678 - Wien 1741), ‘Le quattro stagioni’, op.8 1-4, Il cimento dell’armonia e dell’inventione (Amsterdam, 1725); arr. Takashi Ochiai
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マルチェッロ作曲 フルート・ソナタ 第2番
Benedetto Marcello (Venezia 1686 - Brescia 1739), Sonata II op.2-2, XII Suonate a flauto solo (Amsterdam, -1717)
※曲目は変更する場合があります。
出演者
中島 恵美
リコーダー/フラウト・トラヴェルソ
東京藝術大学音楽学部器楽科リコーダー専攻卒業、「安宅賞」受賞。リヨン地方音楽院を経て、リヨン国立高等音楽院古楽科にてフランス国家資格の演奏家ディプロマを取得、同音楽院修士課程修了。フランス音楽芸術著作権管理協会アダミADAMIより奨学金。2023年、チェンバロ、古典ハープ奏者の曽根田駿とのデュオ「イ・フィラトーリ・ディ・ムジカ」として初のCDアルバム「スプレッツァトゥーラ」を発売。
辻 文栄
ヴァージナル
上野学園大学音楽学部オルガン専門卒業。イタリア・コモ国立音楽院修士課程チェンバロ科をディプロマを取得し卒業、オルガンの1年コース修了。チェンバロをG.トンニ、オルガンを小林英之、E.ヴィッカルディの各氏に師事。現在、桜美林大学芸術文化学群非常勤講師。2022年CDアルバム「イタリア古楽花伝」リリース。2024年東京芸術劇場主催ランチタイム・パイプオルガンコンサート出演。
辻 康介
歌
国立音楽大学楽理科卒、同音楽研究所研修課程修了。ミラノ市音楽院バロック声楽科2年専門コース程修了。声楽を牧野正人、C.カヴィーナ、R.バルコーニらに、演奏理論をD.フラテッリらに師事。モンテヴェルディ「オルフェオ」のオルフェオ役(宮城聰、安田登、牧野正人らの演出)。「星座へ」(ふじのくに世界演劇祭2022)演者。フォンス・フローリス古楽院、聖グレゴリオの家講師。
企画協力 Da Nemo
展覧会概要
『春の音色を聴く 〜有元利夫 in 松川ボックス〜』
2024年4月9日 〜 5月18日
開廊時間:火曜日〜土曜日
・午後1時から5時まで
・1時間ごとの入れ替え制
休廊日:日曜日・月曜日
予約:完全事前予約制
入場料:1,000円(税込)、大学生以下 500円(税込)、中学生以下 無料(未就学児の来場はご遠慮ください)
主催:TOSHIO SHIMIZU ART OFFICE
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出品作品
1. Les QUATRE SAISONS : 「四季」カラーリトグラフ4点 1983年
2. 8 pieces d’ARLEQUINES:「8人のアルルカン」エッチング8点 1983年
3. 3 pieces de JEUNES FILLES :「3人の少女」エッチング3点 1983年
4. NOTEBOOK 1983 :エッチング 21葉 1983年
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有元 利夫 アーティスト
東京藝術大学デザイン科に在学中にイタリアを訪れ初期ルネッサンスのフレスコ画に触れたことで、技法ならびに絵画のあり方に開眼しました。電通に就職後も絵画制作と展示活動を継続しやがて画家として独立し1975年には初個展をみゆき画廊で開催しました。1977年に安井賞特別賞を受賞、ついで1980年には安井賞を受賞するなど高い評価を確立しました。版画家としても版画の出版活動を旺盛に続けました。バロック音楽を愛し自らブロックフルートを演奏、作曲にも手を染めました。惜しまれつつ1985年2月に38歳で逝去しました。
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清水 敏男 アーティスティック・ディレクター
東京都庭園美術館キュレーター、水戸芸術館現代美術センター芸術監督を経て1997年よりTOSHIO SHIMIZU ART OFFICE主宰。Ise Cultural Foundation(New York)芸術監督、2000年上海ビエンナーレ芸術監督、上海万国博覧会日本産業館キュレーターなどを歴任。東京ミッドタウン六本木・日比谷、大手町フィナンシャルタワーなどの数多くのパブリックアートを手掛ける。2004年から2023年度まで学習院女子大学・大学院教授(美術史、アートマネジメント)。
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THE MIRROR ギャラリー
建築家宮脇檀の代表作で、安藤忠雄 の《住吉の長屋》と同時に建築学会賞を受賞した住宅建築 です。長らく非公開でしたが、2023年9月よりA棟をアートギャラリー〈 THE MIRROR 〉として公開されています。
アクセス
住所:〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-14-15 松川ボックス A棟
電車:
・副都心線西早稲田駅2番出口 徒歩4分
・東西線早稲田駅2番出口 徒歩10分
・JR山手線・西武新宿線高田馬場駅 徒歩15分
※駐車場・駐輪場はありません。
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