中期経営計画「MTP2025」を発表
参天製薬株式会社(本社:大阪市、以下Santen)は本日、下記の通り、2025年度までの中期経営計画「MTP2025」を策定しましたのでお知らせいたします。
Santenでは、2030 年とその先の世界を見据え、Santen自身がありたい姿としてSanten’s VISIONを掲げています。私たちはこれまでの製薬企業としての枠組みを超え、眼の疾患や不具合に起因する世界中の人々の社会的・経済的な機会損失を削減すべく、2030年に向けて「Become A Social Innovator」を目指します。
中期経営計画においてはSanten’s VISIONの実現に向け、2025年度までに真のグローバル医薬企業への変革を図り、基盤事業の価値最大化とそれをテコにした新規事業・新規領域への参入を図ります。そして、その先の2030年に眼科医薬品においては、米国を含めて基盤事業を盤石化し、さらに従来の医薬品以外の新規技術や自由診療の分野へと事業を拡大しつつ、事業モデルの進化を図り、「見る」を通じて人々の幸せに貢献してまいります。
記
1. MTP2025で取り組んでいく経営テーマ
2025年度までにグローバル化の深化・新規領域への参入を達成するため、以下の通り、眼科領域で培ってきた強みを核にした医薬品事業のグローバルプレゼンス・収益力強化を図ります。
• 量から質の戦い
- 既存アセットを着実に収益化
•新規パイプラインの充実 + ライフサイクルマネジメントの徹底
-地域展開や適応拡大、特許切れ対策徹底
•真のグローバル企業への変革
-グローバルでの組織・プロセス最適化
-グローバル体制構築に向けた設備投資
2.2025年の目標
製薬業界上位1/2の水準のTSR実現に向けて、売上成長・利益改善を両立し、安定的な株主還元を実現いたします。
企業価値向上に向けて、将来成長と株主還元のバランスをとりながら積極的に実施してまいります。創出したキャッシュについては、営業キャッシュ・フローの1/3以上を配当および自社株買いに充てる方針です。配当性向40%以上を確保し、中長期的な成長と企業価値向上に資する戦略投資を財務規律に基づき厳選して実施します。余資が生じた場合は自社株買いにより機動的に還元してまいります。
4. ESG戦略/施策
4つのマテリアリティに注目し、基本理念のもと、社会の持続的な発展に貢献するとともに、持続的な成長を目指します。
①社会的意義(Happiness with Vision)ある製品・サービスの開発・安定的供給
-Ophthalmology, Wellness, Inclusionの3つの柱にそった製品・情報・サービスの充実
-責任のあるサプライチェーン、安全性監視、顧客サービスの充実
-貢献患者数6,000万人以上*1目標
②価値創造を促進する組織風土の醸成
-DE&I *2 – ジェンダー・国籍・視覚障がい者を中心とした多様化の推進
③ガバナンスの強化・社会の公正・公平実現への貢献
-中長期的な成長を担保する経営の実効性・多様性・継続したコンプライアンスの遵守・人権の尊重
④地球環境保全
-気候変動対策、環境負荷低減
・Scope 1・2、CO2排出量
2025年度:25%削減、
2030年度:50%削減
- 点眼容器のバイオマスプラスティック化
2030年度:点眼容器プラスティック材料に対して、60%のバイオマスプラスティック使用
*1 JMDCの弊社Rx製品毎の延べ推計患者数及び弊社出荷データを基に算出した2019年度における(疾患領域:炎症・アレルギー、角膜、緑内障、白内障)推算される延べ貢献患者数は約4,300万人
*2 Diversity Equity & Inclusion
以上
Santen(参天製薬株式会社、本社:大阪市)について
Santenは、眼科に特化したスペシャリティ・カンパニーとして、医療用・一般用の医薬品や、医療機器の研究、開発、販売・ マーケティング活動を行っており、世界約60を超える国・地域で製品を販売しています。
Santenが目指す理想の世界、「WORLD VISION」(Happiness with Vision)の実現に向け、世界中の技術や組織・人材をつなぎ、「見る」を通じて人々の幸せを実現するSocial Innovatorとして、眼の疾患や不具合に起因する世界中の人々の社会的・経済的な機会損失を削減することを目指します。
130年の歴史の中で培われた科学的知見や企業力を活かし、製薬企業としての枠を越え、患者さん起点で眼科医療ソリューションの開発と提供に取り組み、価値ある製品・サービスの提供を通じ、患者さんや患者さんを愛する人たちを中心に社会への貢献を果たしていきます。
詳細については、当社ホームページ https://www.santen.co.jp をご参照ください。
中期経営計画においてはSanten’s VISIONの実現に向け、2025年度までに真のグローバル医薬企業への変革を図り、基盤事業の価値最大化とそれをテコにした新規事業・新規領域への参入を図ります。そして、その先の2030年に眼科医薬品においては、米国を含めて基盤事業を盤石化し、さらに従来の医薬品以外の新規技術や自由診療の分野へと事業を拡大しつつ、事業モデルの進化を図り、「見る」を通じて人々の幸せに貢献してまいります。
記
1. MTP2025で取り組んでいく経営テーマ
2025年度までにグローバル化の深化・新規領域への参入を達成するため、以下の通り、眼科領域で培ってきた強みを核にした医薬品事業のグローバルプレゼンス・収益力強化を図ります。
• 量から質の戦い
- 既存アセットを着実に収益化
•新規パイプラインの充実 + ライフサイクルマネジメントの徹底
-地域展開や適応拡大、特許切れ対策徹底
•真のグローバル企業への変革
-グローバルでの組織・プロセス最適化
-グローバル体制構築に向けた設備投資
2.2025年の目標
製薬業界上位1/2の水準のTSR実現に向けて、売上成長・利益改善を両立し、安定的な株主還元を実現いたします。
TSR | 製薬業界で上位1/2の水準 |
売上高 | 3,150億円以上(CAGR 5%) |
フル営業利益率 | 21%以上 |
ROE | 13%以上 |
海外売上比率 | 50%以上 |
株主還元 | 配当性向40%以上+余資は機動的に自社株買い |
3. 株主還元方針
企業価値向上に向けて、将来成長と株主還元のバランスをとりながら積極的に実施してまいります。創出したキャッシュについては、営業キャッシュ・フローの1/3以上を配当および自社株買いに充てる方針です。配当性向40%以上を確保し、中長期的な成長と企業価値向上に資する戦略投資を財務規律に基づき厳選して実施します。余資が生じた場合は自社株買いにより機動的に還元してまいります。
4. ESG戦略/施策
4つのマテリアリティに注目し、基本理念のもと、社会の持続的な発展に貢献するとともに、持続的な成長を目指します。
①社会的意義(Happiness with Vision)ある製品・サービスの開発・安定的供給
-Ophthalmology, Wellness, Inclusionの3つの柱にそった製品・情報・サービスの充実
-責任のあるサプライチェーン、安全性監視、顧客サービスの充実
-貢献患者数6,000万人以上*1目標
②価値創造を促進する組織風土の醸成
-DE&I *2 – ジェンダー・国籍・視覚障がい者を中心とした多様化の推進
③ガバナンスの強化・社会の公正・公平実現への貢献
-中長期的な成長を担保する経営の実効性・多様性・継続したコンプライアンスの遵守・人権の尊重
④地球環境保全
-気候変動対策、環境負荷低減
・Scope 1・2、CO2排出量
2025年度:25%削減、
2030年度:50%削減
- 点眼容器のバイオマスプラスティック化
2030年度:点眼容器プラスティック材料に対して、60%のバイオマスプラスティック使用
*1 JMDCの弊社Rx製品毎の延べ推計患者数及び弊社出荷データを基に算出した2019年度における(疾患領域:炎症・アレルギー、角膜、緑内障、白内障)推算される延べ貢献患者数は約4,300万人
*2 Diversity Equity & Inclusion
以上
Santen(参天製薬株式会社、本社:大阪市)について
Santenは、眼科に特化したスペシャリティ・カンパニーとして、医療用・一般用の医薬品や、医療機器の研究、開発、販売・ マーケティング活動を行っており、世界約60を超える国・地域で製品を販売しています。
Santenが目指す理想の世界、「WORLD VISION」(Happiness with Vision)の実現に向け、世界中の技術や組織・人材をつなぎ、「見る」を通じて人々の幸せを実現するSocial Innovatorとして、眼の疾患や不具合に起因する世界中の人々の社会的・経済的な機会損失を削減することを目指します。
130年の歴史の中で培われた科学的知見や企業力を活かし、製薬企業としての枠を越え、患者さん起点で眼科医療ソリューションの開発と提供に取り組み、価値ある製品・サービスの提供を通じ、患者さんや患者さんを愛する人たちを中心に社会への貢献を果たしていきます。
詳細については、当社ホームページ https://www.santen.co.jp をご参照ください。
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