【供養に関する意識調査】85%が「粉骨(ふんこつ)」を容認。一方で、大切な家族のことになると生じる“心理的ハードル”の実態。

「石のお墓」派の半数も粉骨を許容、忌避感はもはや一部のみ。データで判明した「自分は合理的、家族は手厚く」という情愛ゆえの意識のズレ。

366

海洋葬・粉骨サポートを展開する有限会社 縁(本社:鹿児島県鹿児島市、代表取締役:堤裕加里)と、寺院支援と樹木葬開発を手がける株式会社366(本社:東京都港区、代表取締役:伊藤照男)は、2026年1月21日、40代〜70代の男女600名を対象に「粉骨」に対する意識調査を実施。その結果、自己および家族の粉骨を拒否する層は2割以下に留まり、全体の8割超が「粉骨」という選択肢を許容している実態が判明しました。こうした傾向は、海洋葬や樹木葬などの自然葬を希望する人だけでなく、伝統的な石のお墓を希望する人の5割超も「粉骨」に「抵抗なし」と答えており、粉骨が供養の新しい選択肢として柔軟に受け入れられていると見られます。一方で、家族の粉骨には慎重になる「意識のギャップ」も浮き彫りになっており、利便性だけでは割り切れない現代人の供養観が明らかになっています。

粉骨のイメージ
海洋葬のイメージ
樹木葬のイメージ

1.調査概要

調査テーマ: 将来の供養やお墓に関する考え方についてのアンケート

調査方法: インターネット調査

調査対象: 全国の40代〜70代の男女

※年代・性別ごとに均等割り付けを実施。居住地域は都市部に過度に集中させず、人口に応じて全国各地の幅広い層から回答を回収した。

有効回答数: 600名

調査実施日: 2026年1月21日

共同実施: 有限会社 縁、株式会社 366

2.調査背景:「墓じまい」の先にある選択肢――40代〜70代に聞く「粉骨」への抵抗感と供養観

少子高齢化や核家族化の影響を受け、墓守の不在や管理負担を理由とした「墓じまい」が社会的な関心事となる一方、子どもたちに継承しない永代供養墓を中心に供養の形が多様化しています。そうした中、遺骨をパウダー状にする「粉骨」は、海洋葬や樹木葬といった自然葬を行うための工程として注目を集めています。 本調査は、将来の供養や墓じまいを具体的に検討し始める40代〜70代の「当事者世代」600名を対象に、彼らが抱く「遺骨の形」に対する本音と、その背景にある供養観を浮き彫りにすることを目的として実施されました。

3.調査結果

(1)自分の遺骨、家族の遺骨別に聞いた粉骨への抵抗感/8割超が受容するも自分の遺骨と家族の遺骨では意識のギャップ

粉骨対象者別(自分・家族)の粉骨許容度を比較したグラフ

このグラフは、粉骨に対する抵抗感を「自分自身」と「大切な家族」の2つの視点から調査し、5段階評価の回答結果を集計・比較したものです。

自身および家族のいずれについても拒否感を示した層(「抵抗があり、できれば避けたい」「絶対に避けたい」と回答した人)はそれぞれ2割以下となり、残る8割超が「粉骨」を受容している実態が明らかになりました。

一方で、自分自身の遺骨と大切な家族の遺骨では、その意識にギャップが生じました。「抵抗はない(むしろ良いと思う)」と積極的に粉骨を支持する層は、自分自身については40.5%にのぼる一方、家族の粉骨については27.7%に留まり、12.8ポイントの開きがありました。自分については合理性を優先する一方で、家族の遺骨については「骨の形を残してあげたい」「本当に粉にしていいのか」という、愛情ゆえの葛藤が生じていることがわかります。

(2)希望供養スタイル別にみた粉骨への抵抗感:従来型の石のお墓派も半数以上が肯定

希望する供養スタイル別の粉骨許容度を比較したグラフ

このグラフは、将来希望する供養スタイルによって粉骨への抵抗感にどのような違いがあるかを可視化するため、5段階評価の回答結果を供養スタイル別に集計・比較したものです。 また、「自分」と「家族」という供養対象別の意識の差も併せて集計・比較しています。

その結果、将来希望する供養スタイルを問わず、粉骨が柔軟に受け入れられている実態が明らかになりました。 自然葬(海洋葬・樹木葬)希望者は8割超が肯定的(「抵抗はない」「特にこだわりはない」の合計)であるのはもちろん、特筆すべきは伝統的な「石のお墓」を希望する層においても5割以上が肯定している点です。またいずれの供養スタイルにおいても、「自分」より「家族」を対象とする場合の方が粉骨を肯定する層はやや減少するものの、その意識差が供養スタイルごとの全体的な傾向(許容度の高さの順位など)を覆すほどのものではありませんでした。粉骨はもはや特定の自然葬のための手法ではなく、日本の供養における新しい選択肢として定着しつつあります。



(3)調査まとめ:8割超が受け入れる「粉骨」と、そこに残る“家族へのためらい”

本調査により、現代人は粉骨に対して8割を超える高い受容性を示しており、もはや一部の自然葬希望者に限られた選択肢ではなく、供養スタイルを問わず広く受け入れられている実態が明らかになりました。遺骨の形にこだわらず、将来の管理や継承を見据えて合理的に判断する意識が、当事者世代の間で着実に広がっています。

その一方で、自分自身の供養については「粉骨」という合理的な手法を前向きに選択するものの、家族に対しては「そのままの形で手厚く葬りたい」という愛情ゆえの葛藤も浮き彫りになりました。これは、供養において「効率」や「利便性」を重視するようになっても、根底にある「家族を慈しむ気持ち」は変わっていないことを示唆しています。

少子高齢化が進み従来型のお墓の維持が困難になる中で、粉骨は単なる自然葬の工程ではなく、「家族の絆」と「現代のライフスタイル」を両立させるための、前向きな解決策として受け入れられ始めています。今後の供養サービスにおいては、粉骨という物理的な工程の提供に加え、家族が納得感を持って故人を送り出せるような、心理的・情緒的なサポートの重要性がさらに高まっていくと予想されます。


4.会社概要


会社名:有限会社 縁(えん)

代表者:代表取締役 堤 裕加里
所在地:鹿児島県鹿児島市坂之上7-7-3

電話番号:099-801-3637
事業内容:粉骨・洗骨・海洋葬・樹木葬・teraumi・終活セミナー講師

(宗教法人様向け)合葬墓ご遺骨整理支援・デジタル供養システム「こころ碑」開発・運営
URL:
https://en1150.co.jp


会社名:株式会社366(さんろくろく)

代表者:代表取締役 伊藤 照男

所在地:東京都港区虎ノ門3丁目23−10 光円寺内

電話番号:050-5526-2150

事業内容:樹木葬・納骨堂の開発、宗教法人の顧問事業・DXシステム開発

URL: https://366.today

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

株式会社366

4フォロワー

RSS
URL
https://366.today
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区虎ノ門3-23-10 光円寺内
電話番号
050-5526-2150
代表者名
伊藤照男
上場
未上場
資本金
6999万円
設立
2020年10月