SpicyCompany レーザービームによる宇宙デブリ軌道調整技術の研究開発を開始

株式会社SpicyCompany(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:小宮 久)は、高出力レーザービームを利用した宇宙デブリ軌道調整技術の研究開発に正式着手したことをお知らせします。

株式会社Spicy Company

— Laser Ablation による軌道上デブリ回避支援技術 R&D 開始 —

— 非接触・燃料ゼロで軌道を変える「新しい宇宙安全インフラ」を目指す —

この技術は、デブリ表面にレーザーを照射して極小範囲を瞬間的に蒸発させ、その反作用を推力として利用し、デブリの軌道を微細に調整する非接触型のデブリ回避システムです。

■ 宇宙デブリ問題は「次世代インフラ」の最大リスク

近年、低軌道(LEO)では民間・政府・防衛衛星の増加に伴い、

・数cm〜数mmのマイクロデブリとの衝突

・他衛星との接近事象

・ケスラーシンドロームによる連鎖衝突リスク

が急速に高まっています。

これらは、通信・測位・観測・防衛といった国家レベルの宇宙インフラと、民間の巨大コンステレーションの双方に重大な影響を及ぼします。

■ Laser Ablation 技術とは

SpicyCompany が研究を開始した Laser Ablation 技術は、以下の原理に基づきます

1. デブリ表面へのレーザー照射

数ミクロン単位の表面を瞬間的に加熱・蒸発させる。

2. 蒸発した物質の“反作用”を推力として利用

小型デブリでも、わずかな反作用で軌道が確実に変化する。

3. 衛星本体に燃料は不要(非接触)

衛星側の寿命を縮めず、安全に軌道変更を促せる。

4. “衝突回避”をデブリ側で実行できる新方式

従来の“衛星が避ける方式”に追加し、新しい防御レイヤーを形成。

■ 技術的意義

・燃料ゼロで軌道を変えられる(運用寿命を犠牲にしない)

・複数の小型デブリに連続的に適用可能

・衛星・国家インフラの衝突リスクを大幅低減

・各国で増加する衛星群に対して、共通の安全技術として機能

・非接触であるためリスクが最小化

宇宙デブリ問題に対する “現実的かつ即応性の高いアプローチ” として国際的に注目が高まっています。

■ SpicyCompany の研究領域

本研究開発プロジェクトでは、以下の要素技術を中心に進めています

● 高出力・短パルスレーザーの最適化

材質・距離・回転など、軌道上のデブリ条件に応じた照射パラメータを研究。

● 光学系の高精度追尾アルゴリズム

高速回転/不規則な姿勢を持つデブリに対して照射精度を確保。

● 推力効果のリアルタイム解析AI

照射後にどれだけ軌道が変わるかを瞬時に予測。

● 衛星搭載用のレーザーモジュール小型化

0.5〜3kg級の超小型衛星でも搭載可能な“衛星側アクティブ防御”を想定。

■ 代表コメント

「宇宙デブリ問題は、民間と国家の宇宙活動を脅かす“宇宙版インフラリスク”です。

SpicyCompany は、非接触・燃料不要で軌道を変えるレーザー技術を通じ、

衛星時代に求められる新しい安全保障層をつくります。」

— 小宮 久(代表取締役 CEO)

■ 会社概要

株式会社SpicyCompany 

代表取締役:小宮 久(Hisashi KOMIYA) 

所在地:東京都渋谷区恵比寿4-7-6 

TEL:0120-110-081 FAX:03-5422-1087 

Email:contact@spcg.jp 

Web:https://spcg.jp/ 

海外拠点:3拠点(米国・中東・アジア)

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会社概要

株式会社Spicy Company

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URL
http://spcg.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都渋谷区恵比寿4丁目7番6号 KTビル3階
電話番号
03-5422-1086
代表者名
小宮久
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2018年05月