レポサクがCEATEC AWARD 2024で部門賞を受賞

コ・クリエイション(共創)部門賞:農業の課題解決に対する期待感・プロダクト導入の手軽さ・超高精度ロガーの技術力など評価

エゾウィン株式会社

エゾウィン株式会社(本社:北海道標津町、代表取締役:大野宏、以下当社)は、当社のプロダクト「レポサク」がCEATEC AWARD 2024において『コ・クリエイション(共創)部門賞』を受賞したことをお知らせいたします。

■CEATEC AWARD 2024について

CEATEC AWARD 2024は10月15-18日に幕張メッセで開催された「CEATEC 2024」(主催:一般社団法人電子情報技術産業協会)で展示される技術や製品・サービスの中から、イノベーション性、将来性などが特に優れたものを表彰する企画です。2011年から開かれ、本年で14回目。北海道内に本社を置く企業が、CEATEC AWARDを受賞するのは今回が初めてです(当社調べ)。

このうちコ・クリエイション(共創)部門は、独自テーマを設定し、多様な産業・業種の企業がパートナーを組んで、経済発展と社会的課題の解決を両立する人間中心の社会「Society 5.0」の実現に向け共創する案件を対象とした部門です。

■受賞の概要

当社は「挿すだけ・カンタン農業DX」を実現するプロダクト「レポサク」を開発・提供しています。専用端末をUSBポートなどの電源に挿すだけで、理論値誤差12cmの精度で車両の作業位置をリアルタイムに描画。進捗確認が容易になったことで、無駄な移動が減るなどし、作業効率の向上や事務作業の負担削減、ストレス軽減などに役立てられています。また、蓄積された高精度データを用いた日報出力や行動分析、事業の継承などにも利用されています。

選評では、農業DXによる人手不足などの課題解決に対する期待感や、プロダクト導入の手軽さ・シンプルさのほか、超高精度な位置情報を取得する当社ロガーに対する技術力や開発への熱意が評価されました。

■選評

以下、CEATECホームページより引用

準天頂衛星システム「みちびき」を利用することで、誤差12cmの作業軌跡を得ることが可能。北海道では2040年には人口が半減する場所がほとんどであり、農業DXのニーズが高まっている。トラクターなど農作業用車両にGPSロガーを取り付けるだけで、データ取得と描画が開始できる手軽さと、導入のシンプルさにより農業DXが実現でき、高齢化や離農などによる人手不足の課題解決に対し、期待が寄せられた。また、同じく「みちびき」を使用するSLAS(サブメータ級測位補強サービス)では、牧草地などは対応できても畝作りが必要な農業DXには精度が不十分であるとして、GPSロガーを自社開発するなどの熱意、技術力も評価された。

出典:CEATEC からのお知らせ,「CEATEC AWARD 2024 総務大臣賞・経済産業大臣賞・デジタル大臣賞 25周年特別賞、部門賞がそれぞれ決定」https://www.ceatec.com/ja/news/news20241010_02.html (最後閲覧日:2024/11/13)

■レポサクについて

レポサクは、車両の軌跡を高精度・リアルタイムにハッキリ可視化。 チームの作業効率アップ、DX・GXを実現するプロダクト。 導入は誰でもカンタン、端末を車両の電源に挿すだけ。

「レポサク」は複数の車両・人で行う現場仕事にありがちな「見えない」「わからない」という悩みを解決するプロダクトです。専用の端末で取得した高精度・高頻度の位置情報から、作業する車両の現在地と軌跡を、スマートフォンなどの画面上に一目でわかるように表示・描画して共有できます。

軌跡はデータとして蓄積されるため、過去の行動を振り返り、検証することも簡単にできます。過去と現在の動きをチーム全員で見られることから、作業効率向上やミス防止、実情に合わせた計画の策定などに役立てられています。現場の負担が軽減されるだけではなく、作業の無駄を減らすことで車両の走行量削減が実現した例もあり、DXの実現からグリーントランスフォーメーション(GX)への貢献にもつなげています。

プロダクトを導入するには、端末を車両のUSBやシガーソケット、またはモバイルバッテリーに挿すだけ。1秒ごとに位置情報を取得してマップ上に表示します。端末は国内製造で、日本の衛星測位システム「みちびき」のCLAS(センチメータ級測位補強サービス)に対応。小型アンテナと組み合わせることで、理論値誤差12cmの超高精度な測位が可能です。

農業の課題解決をベースに開発されましたが、「ごみ収集」「除雪」「町内バス」など他業種で幅広く活用されており、地域住民の利便性向上や行政サービス改善につなげる「自治体DX」プロダクトとしても展開しています。

■エゾウィン株式会社について

日本最大の酪農地帯が広がる北海道東部の標津町(しべつちょう)で、2019年に創業。

・2022年:令和4年度農林水産技術会議会長賞を受賞

・2023年:イチBizアワード最優秀賞を受賞

・2023年:J-Startup HOKKAIDOに選定

・2024年:CEATEC AWARD 2024『コ・クリエイション(共創)部門賞』を受賞

○私達のミッション

「2021年に130万人いた農業従事者は、2040年には35万人にまで減少。日本の食糧生産は危機に瀕しています。エゾウィンは、北海道から国内最大の完全自動化農場を目指し、日本の食を支えます。」

■会社概要

名称:エゾウィン株式会社

設立:2019年1月

代表者:代表取締役 大野宏

住所:北海道標津郡標津町川北63-7

URL:https://ezowin.com/

レポサクの商品一覧ページ:https://ezowin.com/products

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会社概要

エゾウィン株式会社

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URL
https://ezowin.com/
業種
情報通信
本社所在地
北海道標津郡標津町字川北63-7
電話番号
0153-85-2800
代表者名
大野 宏
上場
未上場
資本金
2450万円
設立
2019年01月