ミナト・アドバンスト・テクノロジーズ 新型自動プログラミングシステムを開発し販売開始~従来比1.5倍の書込み能力で生産性が大幅に向上~
ミナトホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼グループCEO:若山健彦、証券コード:6862、以下「ミナトホールディングス」)のグループ会社であるミナト・アドバンスト・テクノロジーズ株式会社(以下「MAT」)は、国内製新型自動プログラミングシステム(オートハンドラ)「FHシリーズ」を開発し、販売を開始しました。
今回販売を開始した新型オートハンドラは本年2月1日に第一期工事が完成したMAT新本社でのROM書込みサービス事業拡大に伴う設備投資として88台を設置しており、運用開始に向けて最終調整中です。また、国内大手デジタルカメラメーカーへの納入が決定しているほか、他メーカーからも引き合いが来ている状況です。
今回開発した新型オートハンドラは従来比1.5倍の書込み能力を有し、最大96個の記憶装置(ROM)に同時にプログラムを書込むことが可能です。幅広いデバイス*1に対応していることが特長で、最大6台の書込み機器(デバイスプログラマ)を搭載することができます。さらに2台の高画質CCDカメラを使用した画像処理によりトレイの位置を感知し、制御プログラムによる自動位置決め機能も搭載している上、従来よりも多くのトレイを積み込むことで長時間の無人運転を実現しました。また、現在開発中のUFS*2対応デバイスプログラマ「M608PH」とも互換性を持っており、今後5Gスマートフォンや車載装置向けの記憶装置への書込みにも使用することができます。
*1 eMMC・eSD・GB-NAND・MoviNAND・i-NAND・NAND・OneNAND・Flash内蔵マイコン・NORプログラマブルデバイスに対応。
*2 UFS:ユニバーサルフラッシュストレージの略。携帯電話や家電への組み込みを目的に標準化された次世代フラッシュ規格。データ転送速度が超高速かつ低消費電力のため車載用アプリケーション等にも活用され、市場が拡大している。
ミナトホールディングスはこれからもグループ各社の多様な技術を結集し、社会に価値ある製品やサービスを提供していきます。
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