インドネシア共和国においてLPGの販売を開始しました。
NiX JAPAN株式会社(富山市奥田新町、市森友明社長:以下、NiX JAPAN)を基幹事業とするNiXグループは、かねてより事業開発に取り組んでおりましたインドネシア共和国におけるLPG(プロパンガス)充填販売事業において、4月22日より充填販売を開始しましたのでお知らせいたします。
■LPG充填販売事業について
NiXグループのインドネシア現地法⼈ PT. NiX Capital Indonesia(以下、NCI)を通じて、インドネシアのLPGプラントを保有・運営するPT. Arsynergy Resources(以下、ARSR)と、インドネシアで新たにJV企業のPT. Arsynergy NiX Indonesia(以下、ANI)を2023年3⽉に共同で設⽴(NCI:51%保有)し、総投資費用約600万ドルで東ジャワ州スラバヤ グレシック工業団地にガス充填施設を建設、2024年3月に竣工し、この度、販売ライセンスを取得し、販売開始となりました。当面は、東ジャワを中心に販売予定としており、すでに販売代理店20社以上と契約済み、又一部直販も行い、初年度の年間売上は20億円を目指します。
■本事業の特徴
本事業の特徴として、「正確さ」を掲げ、以下の点で既存の事業者と差別化を図っています。
1. 正確な充填量とスケジュール通りの配送
容器に正確な量のLPガスを充填することを徹底し、顧客に信頼されるサービスを提供します。配送はスケジュール通りに行い、安定した供給を保証します。
2. 容器へのGPS取り付け
LPガス容器にGPSを取り付けることで、在庫管理や残量予測を容易にしています。
ディストリビューターは在庫切れの前に補充を提案でき、需要家はガス切れ対策として余分な在庫を持つ必要がなくなり、コスト軽減に繋がります。
3. アプリの導入による利便性向上
ディストリビューターや需要家からの注文や配送などの伝票処理をアプリで効率化しました。
需要家向けのアプリでは、容器交換時に残ガス量に応じたポイントを付与し、容器1本分になると無料で1本分を提供するサービスを行っています。
強い需要を背景に事業は順調に進む見通しであり、早期に売上目標達成を目指します。第2フェーズでは、日本のLPガス事業者や関連メーカーとの連携を視野に入れ、さらなる事業拡大、テクノロジーの強化を計画しています。
■NiX グループのエネルギー事業、海外事業への取り組み
NiXグループは、これまでインドネシアにおいて水力、太陽光発電事業、EVビジネスといったエネルギー事業に加え、投資事業としてLPG充填販売事業を行っております。
2023年11 月に稼働したトンガル水力発電事業に加え、今回の LPG 充填販売事業の稼働により海外事業の売上高が大きく増加し、今期(2024 年 6 月期) の NiX グループの連結売上高 は 90 億円を超える見込みです。また海外事業の売上高比率も10% 程度となる見通しです。
今後もエネルギー事業の開発を強化することで、インドネシア・日本両国の脱炭素化社会の実現に向け貢献し、サスティナブルな社会に必要とされる企業になるよう取組んでまいります。
■NiX JAPAN株式会社 概要
NiX グループは、NiX JAPAN 株式会社を基幹企業とし、国内14 社、海外7 社のグループです。成長事業ドメインを「インフラ技術サービス事業」、「DX サービス事業」、「エネルギー・海外事業」 の 3 事業に定義し、事業拡大 とグループ全体のシステム連携を強化し、グループ全体でSOCIAL DESIGN INNOVATOR( 社会を築く、デザイン を実装するブランド) を目指してまいります。
・事業内容:社会インフラ整備の計画設計をはじめとしたインフラ技術サービス事業、DXサービス事業、エネルギー事業
・設⽴:1979年4⽉25⽇
・所在地 :(本社)富⼭県富⼭市奥⽥新町1番23号
(東京本社)東京都千代⽥区東神⽥⼆丁⽬5-12
・代表者:代表取締役社⻑ 市森 友明
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