<500名意識調査発表>不動産営業との関係継続の実態が明らかに。『不動産業者とのお付き合いに関するアンケート調査2025』

・不動産取引の満足度はわずか30.8%、半数が「担当者の印象が残っていない」・Z世代の約2割が「不動産営業をSNSで探す」、40代以降は「紹介」「店舗訪問」が最多!

Agent Connect株式会社

不動産業界の未来を切り開くAgent Connect株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:冨谷皐介)が運営する、

不動産エージェントとユーザーをつなぐプラットフォーム「Agent Connect(エージェントコネクト)」は、全国の不動産取引経験者および検討者500名を対象に『不動産業者とのお付き合いに関するアンケート調査2025』を実施しました。

<調査背景・目的>

不動産取引は多くの人にとって人生で数回しかない大きな出来事です。しかし、取引後に担当営業との関係が途絶えてしまうケースが多く、長期的な信頼関係を築けていないのが現状です。Agent Connectでは、2024年に続き、全国500名を対象に『不動産業者とのお付き合いに関するアンケート調査2025』を実施。不動産営業と顧客の関係継続率やその理由、さらに世代別に異なる“信頼される営業”の条件を明らかにし、業界全体の信頼構築に向けた課題を探ります。

調査結果サマリー

■直近の取引満足度はわずか3割。半数超が「どちらとも言えない」

満足度は30.8%に留まり、52.8%が「どちらとも言えない」と回答。
“印象に残らない取引”が多数派で、取引体験の質に大きな課題が見える結果に。

■次の不動産取引で「同じ担当者に依頼したい」は20%。最多は「わからない(64%)」
継続意向が伸びず、「売って終わり・買って終わり」の構造が依然として残る実態が明らかに。

■営業担当との関係が続いている人はわずか13.4%

大半が取引完了とともに関係が途切れており、長期パートナーとして機能していない現状が浮き彫りに。

■営業担当との「出会い方」は世代で大きな差。20〜30代の2割弱がSNS経由
若年層は「SNS・インフルエンサー経由」が台頭。40~70代は「紹介」「店舗訪問」が中心。

不動産営業との出会いも世代で二極化。

■重視ポイントは世代を問わず「誠実さ・信頼できる人柄」が最多

年代別では、20~30代は「長期的なサポート」を重視、40~50代は「提案力・専門性」と、ニーズに年代差が顕著。


■不動産営業の「保有資格を意識していない」が50%超
資格・専門性が十分にユーザーに伝わっておらず、情報ギャップが存在することが明確に。

報道関係者様へのお願い

本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、不動産エージェント情報サイト「Agent Connect(エージェントコネクト)」の名前を明記のうえ、引用元として(https://www.agent-connect.co.jp/)のリンク設置をお願いいたします。本リリース記載のグラフ等のデータ提供希望がございましたら広報担当者までお問い合わせください。

調査概要

『不動産業者とのお付き合いに関するアンケート調査2025』

調査期間:2025年10月8日(水)~9日(木)

調査対象:全国の不動産取引経験者および検討者 男女500名

調査方法:インターネット調査

調査主体:Agent Connect株式会社

直近の不動産取引の満足度は3割。半数以上が明確な評価を持てず
「不動産営業へのポジティブ印象が形成されにくい」実態が判明

直近の不動産取引時期として最も多かったのは「5年以上前」で74.4%。続いて「1年以内」11.4%、「1~3年前」9.4%、「3~5年前」4.8%と続きました。その取引に「とても満足」「やや満足」と回答した割合は30.8%に留まり、「やや不満」「とても不満」と回答した層は16.4%でした。最も多かった回答は「どちらとも言えない(52.8%)」で、明確な評価が形成されていないことが際立ちます。
背景としては、「担当営業の説明や対応が印象に残るレベルではなかった」「可もなく不可もない取引が大半」といった状況が推測され、担当営業に対してポジティブな印象が定着しづらい構造が示唆されます。

次も同じ営業に依頼したい人は20%に留まる。「分からない」が最多

次回の不動産取引で同じ営業担当に「ぜひ依頼したい」「できれば依頼したい」と回答した人は20%に留まりました。一方で、「別の担当者を探したい」と答えた人も16%と拮抗する結果に。最も多かった回答は「分からない(64%)」でした。分からないという回答が多数を占めるのは、前回の担当営業に対して“強い満足も不満も残らなかった”=印象が薄いということが考えられます。

本来、不動産取引は人生における大きな意思決定であり、担当営業が適切なコミュニケーションやアフターサポートを行っていれば、「次もお願いしたい」といった評価が形成されるはずです。


しかし今回の結果からは、「売って終わり・買って終わり」で関係が途切れる取引が大半であり、担当営業の価値が顧客に十分に伝わっていない構造的な課題が浮き彫りとなりました。

営業担当との関係が続いている人はわずか13.4%
継続の鍵は「人間性や専門性」だが、7割は“用件がない”ことで関係が途切れる現実

取引後も営業担当との関係が続いていると回答した人は13.4%に留まり、不動産取引が“一度きりの関係”で終わるケースが大半であることが明らかになりました。

関係が続く理由として最も多かったのは、「担当営業の人間性や専門性を信頼しているから(31.5%)」で、担当者の“人柄・信頼性”が継続的な関係構築の核心であることが示されました。一方、関係が続かない理由の最多は「取引が終われば特に用件がないから(67.9%)」でした。

これは、ユーザーが“営業担当に相談し続ける意味を見出せていない”とも読み取れる結果であり、裏を返せば不動産営業側が「長期的に寄り添う価値」を提供できていないことが推測されます。

不動産営業との“出会い方”は世代で大きく異なる。
20~30代ではSNS経由が2割弱と台頭し、若年層の行動変容が顕著に

営業担当者との出会い方で最も多かったのは「物件検索サイトからの問い合わせ(22.8%)」、「知人・家族からの紹介(20.8%)」、「店舗への直接訪問(18.8%)」が上位を占めました。

一方で、世代別に見ると明確な差が浮き彫りになっています。20〜30代では、「SNSやインフルエンサーを通じて」出会った割合が18% に達し、40〜50代(10.3%)、60〜70代(1.9%)と比較して突出した結果となりました。SNSに触れる時間が長い若年層ほど、不動産営業との接点もオンライン化する傾向が強く、「不動産は紹介か検索サイトで探すもの」という従来の常識が世代によって大きく変わり始めていることが読み取れます。

20~30代は「スピード」も重要視。60~70代は“人柄”一本。
世代で異なる「理想の営業担当者」像

不動産営業担当者に求めるポイントを尋ねたところ、全世代共通で1位となったのは「誠実さ・信頼できる人柄(35.7%)」でした。不動産取引のように高額かつ専門性の高い意思決定では、“誰に任せるか”が最重要であることが再確認される結果となりました。続いて、2位「取引後の長期的なサポート(20.8%)」、3位「専門知識と提案力(19.4%)」が上位を占めました。

さらに、世代別に分析すると、価値観の違いがより鮮明になります。


20〜30代
・長期的なサポートを重視する割合は26.1%と全世代で最も高い

・取引経験が少ない層ほど、こまめな連絡やアフターサポートに安心感を求める傾向

40〜50代

・専門知識と提案力が23.9%と重視する割合が高く、経験値に基づき“プロとしての能力”を求める傾向

60〜70代

・取引後のサポートへの期待値は8.8%と若年層の約3分の1と低く、経験値から“必要最低限で十分”と考える傾向が見て取れる

こうした結果から、若年層ほど「丁寧な伴走」と「早い対応」を求め、年齢が上がるほど「信頼できる人柄」や「専門性」を重視するということが明らかになりました。

不動産営業の「保有資格を意識していない」が50%超。
専門性への理解不足が“満足度の伸び悩み”につながる可能性

不動産営業担当者が保有する資格について尋ねたところ、「役立った場面があった」と回答したのはわずか18%に留まりました。一方で、「そもそも資格を意識していなかった(50.6%)」「特に役立ったと感じる場面はなかった(31.4%)」と、合計8割以上の方が資格の価値を体感できていない実態が明らかになりました。

本来、宅地建物取引士をはじめとする資格は、重要事項説明、契約リスクの判断、提案内容の妥当性の検証など、不動産取引において専門性を担保する重要な要素です。

しかし、今回の結果からは、多くのユーザーが“担当営業の専門性を理解しきれていない”、あるいは“営業側が専門性を活かしきれていない”可能性がわかりました。

Agent Connectが取り組む業界課題への提言/自社につなげる解説文

── 「不動産取引の“常識”を変えるのは、私たちの使命です。」

今回の調査では、満足度が3割、担当者との関係継続はわずか13.4%、さらに次回も同じ担当者に依頼したいと回答した方は20%にとどまりました。

不動産取引が“人生最大級の意思決定”であるにもかかわらず、多くの方が「印象に残らない」「誰に相談すればいいのかわからない」という構造的課題に直面しています。これは、私自身がかつて「かぼちゃの馬車」事件で経験した“不透明な取引の怖さ”そのものでもあります。

いま必要なのは、

・「物件」よりも「人」

・「一度きり」ではなく「伴走」

・「情報の非対称」ではなく「透明性」

へと業界の当たり前を転換することです。

Agent Connect株式会社 代表取締役社長 冨谷皐介

Agent Connect は、従来の不動産ポータルの限界を超え、

“この人に任せたい”と思える担当者に出会える仕組みを提供するために生まれました。

今回の調査でも、世代を問わず「誠実さ・信頼できる人柄」が最も重要視され(35.7%)、若年層はSNSでエージェントを探す割合が18%まで増加しています。これは、不動産業界が “人の魅力が選ばれる時代” に変わりつつある決定的なサインです。

しかし、担当者の資格・専門性が「伝わっていない」と回答した方が実に8割を占める現状は、業界として見過ごしてはなりません。

だからこそ、私たちは「専門性の見える化」と「人柄の可視化」を両輪とした、新しい不動産プラットフォームを推進しています。私たちAgent Connectの使命は、

“正しい情報があれば防げる被害をなくし、誰もが安心して相談できる不動産市場をつくること。”

不正融資問題を経験した当事者として、そして未来のユーザーの安心を守る立場として、

不動産業界の“信頼の再構築”にこれからも全力で取り組んでまいります。

Agent Connect株式会社について

Agent Connect株式会社(エージェントコネクト)は、不動産取引における不透明性を解消し、誰もが安心して納得のいく取引ができる市場を実現するための不動産特化型プラットフォームを運営しています。

 

代表取締役の冨谷皐介は、スルガ銀行「かぼちゃの馬車」事件の被害を経験し、不動産業界における情報の非対称性や不正取引の実態を目の当たりにしました。この経験をもとに、「正しい情報さえあれば防げた被害をなくしたい」という強い想いを抱き、エージェントとユーザーを公正かつ安全に結びつける新しい仕組みを開発。これにより、従来の物件情報や査定価格に頼ることなく、「どんな人がサポートしてくれるのか」に焦点を当て、不動産取引における最大の不安要素である「誰に相談すればいいかわからない」という課題を解決しています。

ユーザーは全国の不動産専門エージェントが発信する情報を通じて、人柄や実績、得意分野・資格・ユーザー評価を確認しながら、自分に合ったエージェントを見つけることができます。さらに、チャット機能を活用して気軽に相談できるため、小さな疑問や不安にも対応でき、透明性の高いアドバイスを受けながら、安心して最適な不動産取引を進められます。

不動産は人生で最も大きな買い物の一つ。「知る」「選ぶ」「つながる」を一つのサービスで実現し、これまでの不動産取引の常識を変えていきます。

【会社概要】

・会社名:Agent Connect株式会社

・代表取締役:冨谷皐介

・設立日:2023年12月5日

・本社所在地:〒162-0066 東京都新宿区市谷台町4-2 大鷹ビル3階

・会社ウェブサイト:https://www.agent-connect.co.jp/

                

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会社概要

Agent Connect株式会社

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URL
https://www.agent-connect.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区市谷台町4-2 大鷹ビル3階
電話番号
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代表者名
冨谷皐介
上場
未上場
資本金
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設立
2023年12月