2024年度「Be Smart Tokyo」プロジェクトでメタバース活用の新たなサービスを共創

2025年度も引き続き課題解決と価値創出に取り組む

大日本印刷株式会社(DNP)XRコミュニケーション®事業では、2024年度より、東京都が推進する「Be Smart Tokyo(東京都スマートサービス実装促進プロジェクト)」において、実装促進事業者としてスタートアップ企業との共創を軸に、主にメタバースと先端テクノロジーを掛け合わせた新たなサービスの実装に取り組んでまいりました。

引き続き2025年度も、パートナー企業や自治体の皆さまと連携しながら、課題の解決と新たな価値創出に貢献いたします。

■ Be Smart Tokyoとは

「Be Smart Tokyo」とは、東京都が推進する、都民の暮らしをより便利に・豊かにする「スマート東京」の実現に向けたスマートサービスの実装プロジェクトです。

DNPは2024年から「実装促進事業者」としてこのプロジェクトに採択され、スタートアップ企業と密に連携し、最新テクノロジーを活用したスマートサービスの共創や、導入先となる企業・団体への提案を行っています。

■ 2024年度活動内容

2024年度内は、多数のスタートアップ企業や基盤提供者となる企業と共創活動を行うことができ、2024年7月から2025年3月にかけ、DNPの「メタバース役所」「東京都の魅力発信」「教育」などのテーマでサービス実装を展開しました。

~ 事例紹介 ~

【事例 ①】 DNPの「メタバース役所」を活用した、江戸川区「メタバース区役所」における対話型AIアバターの実証事業

DNPの「メタバース役所」とは、“どこからでも利用できる、誰一人取り残さない”、オンライン上で利用できる行政サービスです。

本プロジェクトではサービス提供と並行して、monoAI technology株式会社が開発したバーチャル空間プラットフォーム「XR Cloud」の機能を活用し、メタバース空間におけるAIアバターの実証事業を実施しました。

【事例②】バーチャル秋葉原での、リアルとバーチャルでイベントを楽しむ「バーチャル秋葉原 × 秋葉原国際映画祭」

株式会社360channel独自の「WEBmetaverse」の機能を活かし、「電気街」らしさをクールに表現したサイバーパンク調の秋葉原エリアを再現。リアルイベントである「秋葉原国際映画祭」と連動し、声優や監督が登場するレセプションの様子をLIVE配信し、上映作品をいつでも視聴できる環境としたことで、いつでもどこでも「秋葉原」という魅力的な街とイベントを展開しました。

【事例③】「不登校=学びを諦める」からの転換:メタバース中等部 【みんなのためのメタバース「ZEP」を活用したメタバース中等部を開校】

monoAI technology株式会社のゲーム要素を盛り込んで独自のメタバースを制作するスタジオ「mono NITE」により、2Dメタバース「ZEP」を活用し、誰でも参加できるオンライン授業・ワークショップ空間「メタバース中等部」を構築。

通学不要で、自宅やどこからでも学習と他社との交流の場を提供できるサービスとして開発されました。

※ 今回紹介させていただきました事例の詳細につきましては、DNPの共創活動を紹介するメディア「DNP Innovation Port」で紹介させていただいております。よろしければご高覧ください。

(外部リンク) https://www.dnp-innovationport.com/news-report/topics_20250512/

おわりに

DNP XRコミュニケーション事業では、メタバース、XR、AIなどを融合したサービスを展開してきました。「Be Smart Tokyo」プロジェクトにおいても、【場所や時間等の制約がある人でも、分け隔てなくスマートサービスを享受できる環境の構築】をミッションとして掲げています。

今後も、DNP XRコミュニケーション事業での取り組みを、東京都内での社会実装モデルとして展開しつつ、DNPの技術やアセットを活かしながら、都内外を問わず広く活用される新たなサービスモデルの開発を目指してまいります。

■DNPのXRコミュニケーション®事業について
あらゆる年齢・性別・言語等の人々が互いに分け隔てられることなく、リアルとバーチャルの双方を行き来できる新しい体験と経済圏を創出する「XRコミュニケーション事業」を2021年より展開し、メタバースを活用した教育支援や、自治体の地域活性化、「メタバース役所」等の行政サービス向上と窓口業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援しています。
DNP独自の「P&I」(印刷と情報:Printing & Information)の強みである表現技術や、安全・安心に大量の情報を処理する能力、リアルとバーチャルを融合するXR技術を活かし、多くのパートナーの強みなどを掛け合わせて、多様な価値を創出します。

DNPのXRに関する取り組みはこちら:https://www.dnp.co.jp/biz/products/maintag/xr.html

※記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
※記載された製品の仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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会社概要

URL
https://www.dnp.co.jp/index.html
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 DNP市谷加賀町ビル
電話番号
-
代表者名
北島 義斉
上場
東証プライム
資本金
1144億6476万円
設立
1894年01月