【特許取得】美容医療向けAI BPOを提供するzapath、「カルテと集客メディアを一元管理し、最適な医療サービスを自動提案する技術」で特許を取得

〜 医療データの分断を解消し、データドリブンな治療計画とオペレーション効率化を実現 〜

株式会社zapath（本社：東京都渋谷区、代表取締役：四戸 淳弘、以下 zapath）は、電子カルテデータベースと複数の集客メディア（予約サイト、SNS等）のデータベースを連携させて患者情報を一元管理し、AI（機械学習）を用いて最適な医療サービスや治療計画を提案する情報処理システムに関する特許を取得したことをお知らせいたします。

本特許技術により、これまで分断されていた「診療情報」と「集客・予約情報」を統合し、データに基づいた高度な医療提案が可能となります。

SNSや予約サイトで分断されていた「診療情報」と「集客・予約情報」を統合し、データに基づいた医療体制を提供

特許取得の背景

近年、特に自由診療を中心に行うクリニックにおいては、Webサイト、SNS広告、メールマーケティングなど複数の集客メディアを活用して患者情報を取得するのが一般的です。しかし、それぞれのデータが個別のシステムで管理されており、電子カルテ上の診療情報と紐づいていないため「情報の分断」が課題となっていました。 このため、患者の過去の治療履歴や集客データを総合的に把握して、個別のニーズに合わせた医療サービスを提案することが困難でした。

特許技術の概要

今回取得した特許は、電子カルテデータベースと複数の集客メディアのデータベースを接続し、患者IDに基づいて情報を一元管理するシステムです。 最大の特徴は、蓄積された「患者情報（属性、要望など）」と「診療情報（施術履歴、処方履歴など）」を機械学習モデル（AI）が解析し、医療スタッフに対して「最適な治療計画」や「次回予約の提案」などの提案情報を自動生成する点にあります。

＜本特許技術の特長＞

1. 複数の集客メディアと電子カルテの情報を一元化

異なるプラットフォーム（集客メディア、SNS、予約サイトなど）から取得した患者情報と、電子カルテ内の診療情報（施術情報、処方履歴情報）を患者IDに基づいて関連付け、一元管理することを実現しました。

2. AIによる高度な医療サービス提案

統合されたデータを機械学習モデルが解析します。患者の年齢・既往歴などの基本情報に加え、過去の施術履歴や処方履歴、治療効果などを総合的に分析し、その患者に最適な「治療計画案」や「次回予約のタイミング」を生成します。 これにより、例えば「過去の施術から2ヶ月経過したため、メンテナンス予約を提案する」といったアクションが科学的根拠に基づいて提示されます。

3. 医療スタッフの業務効率化と患者満足度の向上

医療スタッフは、AIが生成した提案情報（推奨治療内容、想定治療期間、費用対効果など）を基に、スムーズに患者へのカウンセリングを行うことができます。経験に依存しない均質な提案が可能となり、患者満足度の向上とクリニックの収益最大化に貢献します。

今後の展望

zapathは、今回取得した特許技術を自社プロダクトであるClinicHub等へ積極的に実装し、クリニック運営におけるDX（デジタルトランスフォーメーション）を加速させます。単なる業務効率化にとどまらず、データとAIの力で「患者様一人ひとりに寄り添った医療体験」の提供を目指してまいります。

特許の概要

特許番号：特許第７７８８７６２号

発明の名称：情報処理装置、情報処理方法、情報処理システムおよびプログラム

特許権者：株式会社zapath

特許権者：四戸淳弘

特許出願日：2024年12月24日

特許登録日：2025年12月11日

株式会社zapathの概要

名称　　：株式会社zapath

所在地　：東京都渋谷区恵比寿西1-24-14

代表者　：代表取締役 四戸淳弘

事業内容：自由診療クリニック向け支援サービスの提供

URL　　：https://zapath.jp

サービス：

- 自由診療クリニックのAIエージェント「ClinicHub」https://clinichub.zapath.jp

- 自由診療クリニックのAIBPOサービス「WeMedical」https://wemedical.zapath.jp

- 自由診療の検索エンジン「キレイサーチ」https://kireisearch.jp

本件に関するお問い合わせ 

株式会社zapath　広報チーム
E-mail：[e-mail]