【現場DX】社内ノウハウをAI化、トラブル対応を「聞き返し」でナビゲート『現場のミカタ トラブル対応AI』提供開始(株式会社TIGY)

Excel・PDF・Wordのトラブル報告書/逸脱報告書や対応マニュアルなどの社内ノウハウを参照し、AIが状況をヒアリングしながら最適な対処法を提示。会社資産を活かし、初動対応の品質向上と属人化を解消

株式会社TIGY

株式会社TIGY(本社:東京都、代表取締役:工藤夕茉)は、製造・保全・コンタクトセンター等の現場業務を支援する対話型AIサービス『現場のミカタ トラブル対応AI』の提供を2025年10月31日より開始いたしました。


■ 開発の背景
製造現場や保全業務、コンタクトセンターでは、日々発生するトラブルに対して迅速かつ正確な対応が求められます。しかし、多くの現場では以下のような課題を抱えています。

  1. 熟練者の知識に依存した属人的な対応で、新人が即座に正しい判断を下せない

  2. 大量のトラブル報告書・逸脱報告書・手順書が蓄積されているが活用されない

  3. 問い合わせ時に必要な情報が不足し、たらい回しや対応遅延が発生

  4. 初動対応の品質がばらつき、重大インシデントにつながるリスク

これらの課題を解決するため、社内に蓄積された既存ドキュメントを「頼れる回答」へと変換し、AIが対話形式で現場担当者をサポートする『現場のミカタ トラブル対応AI』を開発しました。


■ サービス概要
『現場のミカタ トラブル対応AI』は、Excel・PDF形式のトラブル報告書、逸脱報告書、作業手順書などを安全に取り込み、現場担当者からの質問に対してAIが必要事項を聞き返しながら最適な対処法を根拠付きで提示するサービスです。

■ 利用の流れ

  1. AIに質問: 「水漏れトラブルが起きました」と入力

  2. AIが聞き返して情報を整理: 「どのエリア・どの機器・発生箇所は?」と対話で状況を確定

  3. 根拠付き回答を実行: 参照元ファイル名と手順を提示し、エスカレーション先も案内

従来の単純な検索型FAQとは異なり、管理者のように必要情報を聞き出し、状況を整理した上で最適解を提示することで、現場での実用性を大幅に向上させました。

■ 5つの特長

  1. 社内のExcel/PDFをもとに高精度回答
    トラブル報告書・逸脱報告書・作業手順書などの既存ドキュメントを安全に取り込み、質問の文脈に沿って根拠付きで回答する。回答根拠の抜粋表示、参照元ファイル名提示を行う。

  2. AIが聞き返して状況を整理
    ただ答えるだけでなく、管理者のように必要事項を聞き返し。例:「どのエリア」「どの機器」「発生時刻」などを対話で特定する。質問の自動生成、不足情報の検知と追加ヒアリングを行う。

  3. AIが対応結果をもとに自動で学習・拡張
    フィードバックや新しいトラブル事例から継続的に学習。使うほど賢くなり、回答精度が向上する。対応履歴からの自動学習、FAQ・ナレッジの自動更新、類似事例の蓄積と活用を行う。

  4. マルチデバイス対応で現場に最適化
    PC/タブレット/スマホのどのデバイスからでも快適に利用可能。現場での使いやすさを追求したUIデザイン。(音声入力にも対応)

  5. 安全性と運用性を両立
    セキュアな環境でナレッジを管理。タグや装置カテゴリで自動整理し、SSO/権限連携にも対応しており、タグや装置カテゴリで自動整理、権限・監査ログ完備、SSO/権限連携に対応する。

■ 利用シーン例

  • 製造現場
    生産ラインAの冷却ポンプで水漏れが発生→AIが箇所を聞き返し→接続部の水漏れと確定→過去の報告書から緊急停止手順と配管締め付け確認手順を提示

  • 保全業務
    倉庫2Fの空調機CU-12でトラブル→AIが類似トラブルの対応手順を確認→運転停止と管理室連絡を案内→参照元:報告書2024-03-15.pdfを提示

  • コンタクトセンター
    顧客からの製品トラブル問い合わせ→AIが症状を聞き返し→過去の対応事例から最適な案内を提示→オペレーター対応時間を短縮

  • 施設管理
    設備異常の通報→AIが発生場所と症状を確認→手順書と担当者連絡先を提示→初動対応を迅速化

■ 導入メリット

  • 初動対応の平準化
    新人でも迷わず同じ初動に。熟練者の知識を形式知化し、属人化を緩和します。

  • 問い合わせ対応時間の短縮
    聞き返しで必要情報が最初から揃い、たらい回しや確認作業を防止。対応時間を大幅に削減します。

  • ナレッジの活用促進
    社内に眠る報告書・手順書が"現場で使える回答"へ。既存資産を最大限に活用できます。

株式会社TIGY

株式会社TIGY

会社名: 株式会社TIGY(ティジー)
所在地: 〒101-0041 東京都千代田区神田須田町1丁目7番8号 VORT秋葉原Ⅳ 2F
設立: 2025年6月
代表取締役: 工藤夕茉
事業内容: AI活用支援コンサルティング、DX推進支援、AIソリューション開発など
HP: https://tigy.co.jp/

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会社概要

株式会社TIGY

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URL
https://tigy.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区神田須田町1-7-8 VORT秋葉原Ⅳ 2F
電話番号
-
代表者名
工藤夕茉
上場
未上場
資本金
30万円
設立
2025年06月