LUSTYdesign Inc.が国内最高峰の評価を獲得。「外食デザインアワード2026」にてフレンチレストラン「NH」が最優秀賞を受賞

“デザインの実装力”がビジネスへの貢献と空間の質を両立

LUSTYdesign 株式会社

2025年12月23日 11時11分

　人の心に“ときめき”を灯す空間づくりをテーマに、建築設計やインテリアデザインを手掛ける

LUSTYdesign 株式会社（本社：大阪府大阪市、代表者：代表取締役大江俊輔、以下、LUSTYdesign Inc.）は、外食産業における店舗デザインの新たな指標となる「外食デザインアワード2026」において、 LUSTYdesign Inc.が手掛けたフレンチレストラン「NH（エナシュ）」が最優秀賞を受賞いたしました。

本アワードは、「デザイン性だけでなく、売上げに貢献する優れた店舗デザインを発掘する」ことを目的としており、LUSTYdesign Inc.が掲げる「デザインの実装力」が、美しさだけでなくビジネスの成果にも寄与することが高く評価されました。

「外食デザインアワード2026」は、日本最大級の外食産業展示会「外食ソリューションEXPO」内で開催される、店舗デザインの在り方を問うアワードで第６回目の開催となります。本アワード最大の特徴は、単なる意匠の美しさや芸術性のみを競うものではなく、オーナーの想いをどう具現化したか、オペレーション機能はいかに確保されているか、そして「いかに集客や売上に貢献するデザインであるか」という、ビジネスとしての“結果”が厳正に審査されます。審査員には日本インテリアデザイナー協会の理事などが名を連ねております。このたび、本アワードにおいて、LUSTYdesign Inc.が手掛けたフレンチレストラン「NH」が応募総数65作品の中で最優秀賞を受賞いたしました。審査においては、この独創的な世界観が単なる奇抜さで終わらず、高単価なコース料理を提供する店舗のブランディングと合致し、「顧客の体験価値を最大化させ、ビジネスの収益性を高めている」点が高く評価されました。同店舗のオーナーが掲げるビジョンを具体的な空間デザインへと落とし込み、商業施設として機能させる。LUSTYdesign Inc.の強みであるこの「デザインの実装力」が、今回の受賞の決定打となりました。

今後もLUSTYdesign Inc.は、感性に訴える美学と、ビジネスを成功に導く論理を融合させた空間づくりを通じ、クライアントの皆様と共に新たな価値を創造してまいります。

「外食デザインアワード2026」受賞作品の概要

■NH/ フレンチレストラン

受賞区分：最優秀賞

応募区分：焼肉店・居酒屋を含む和洋中華の店舗

受賞ページ：https://gaisyokusolutionexpo.com/event/design-award

異次元をテーマとした、席数僅か10席のイノベーティブフレンチを楽しむための特別な空間です。グレージュやシャンパンゴールドといった柔らかな色調の1階のウェイティングルームで暫しの時間を過ごした後、階段より2階へ進むと、眼前には紫色の異次元空間が広がります。天井と壁がシームレスに繋がった7枚の紫色のスキンで空間全体が覆われ、それぞれのスキンは重なり合い、そのわずかな隙間に間接照明を仕込み、紫色のスキンを幻想的に照らしています。大胆な模様で弓形の形状をした天然大理石のカウンターの上には、座席数と同じ10灯の小型スポットライトを配置し、その光はカウンター上の料理に焦点を定め照らしています。カウンター正面にはオープンキッチンがあり、シェフが卓越した腕前でフランス料理を調理する様子を楽しむことが出来ます。また、カウンター両側の壁面はドライモスのアートワークで覆い、紫の空間と調和させました。

代表取締役⼤江俊輔コメント

数ある優秀な作品の中から本作を最優秀賞に選出して頂いた事を大変光栄に思います。

異次元をテーマとした紫色の空間にすることは、設計を開始して間もない時点で直感的に閃きました。ただ、店舗の入る建物が築年数の古い木造だった為に構造補強を施したり、意図しない所に柱が存在していたり、また天井が低かったりと設計面での制約が多く非常に苦労しました。

デザイナーとして、常々思っているのは「デザインはただ単にデザイナーのエゴであってはいけない」という事です。出来上がりにはクライアントからは非常に満足して頂いており、またお店を訪れたお客様からの評判も良く、そして本アワードに於いてこのような評価をして頂いた事で設計や工事の際の苦労が報われる思いです。これに満足する事なく、これからも精進します。