わたしの思いをつなげるお金の使い方、『草の根市民基金・ぐらん』、2月19日(土)公開選考会を開催

生活クラブ生協連合会

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 行政では手が回らない。企業も採算が合わず取り組めない。だけど、社会にとって必要なことはたくさんあります。『草の根市民基金・ぐらん』は、そんな社会のニーズに取り組む市民の自発的な活動を支援する基金です。「せめてできることを」と願う市民の共感を活かせる独自の助成のしくみとして、15年間実践し続けてきました。今年度の助成団体を決定する公開選考会を開催します。

◆草の根市民基金・ぐらんって?

 「草の根市民基金・ぐらん」は、市民活動を進める人々が市民活動の新しい担い手を応援するために拠出してつくった基金です。1989年、生活クラブ生協・東京が、「もうひとつのノーベル賞」として知られる「ライト・ライブリーフッド賞」を受賞したことをきっかけに、国際化・巨大化・複雑化している社会的諸問題について考え、多様な市民のまちづくりを応援する助成活動を開始したのがはじまり。生活クラブ組合員をはじめとする市民の寄付で成り立ち、市民の手で運営を続け、現在の運営は「NPO法人まちぽっと」が担っています。これまでの15年間で都内・アジアで活動する118の市民団体に4161万円の助成を行ってきました。

◆草の根市民基金・ぐらんの特長

 相手が本当に必要とするもの、それをきっかけに次に何かを生み出すもの、そんな支援のあり方こそ、何かをしたい気持ちやお金を有効に活かす道。草の根市民基金・ぐらんでは、そのために独自のユニークなしくみを採用しています。助成をきっかけにより幅広く活躍できるようになったNPO法人もたくさんあります。

【その1】基金の財源は市民からの寄付
 草の根市民基金・ぐらんには、他の助成団体のように大口の寄付者がいるわけではありません。主な財源は市民からの寄付。約5000人以上の生活クラブ生協の組合員が毎月定額で、または注文用紙からまとめて寄付をしています。また、「ぐらんクッキー」(販売価格500円のうち100円が寄付に)の購入や書き損じ葉書の提供など、様々な方法で寄付に参加しています。寄付した市民が、助成先の選考に際し、自分が応援したい応募団体に投票し助成団体選考の過程に加わるしくみもあります。
【その2】助成団体は、透明性のある公開選考会で選ばれます
 助成団体を選考する方法はとってもユニーク。プレゼンテーション・選考過程・結果発表をすべて公開で行なっています。基金に寄付した方はもちろんのこと、来場した方も投票というかたちで選考に参加できます。今年度の助成総額は300万円。東京都内で活動する16の市民団体が参加します。熱気あふれる公開選考会をのぞいてみてください。
http://citizensfund-grand.org/selection/index.html

●2010年度公開選考会
日時:2011年2月19日(土)13:00~17:30
会場:生活クラブ館・地下スペース  
(世田谷区宮坂3-13-13 小田急線経堂駅 徒歩3分)
地図
http://www.seikatsu-club.jp/map/files/00club_kan.htm

お問い合わせ 
生活クラブ生活協同組合・東京
政策調整部 理事会事務局 担当:白幡
TEL:03-5426-5202 FAX:03-5426-5203


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ビジネスカテゴリ
流通食品・飲料
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会社概要

URL
https://seikatsuclub.coop/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都新宿区新宿6-24-20 KDX新宿6丁目ビル 5階(代表・総務部)
電話番号
03-5285-1771
代表者名
村上 彰一
上場
未上場
資本金
38億3560万円
設立
1990年02月