9月の金利は、10年固定金利型で大手銀行・ネット銀行が上昇傾向だが、地銀の一部では前月から引き下げの動きも。金利水準は、銀行によってまちまちな状況になっており、最新情報で比較することをお勧め。

WhatzMoney住宅ローンレポート 2016/09

全国750金融機関、16,000の住宅ローンプランを比較できる「WhatzMoney 住宅ローン」(URL: https://whatzmoney.com/) を手がける WhatzMoney株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:前田 一人)が独自に9月実行分のローン金利状況を調査し、公開いたしましたので、お知らせ致します。

※ 本資料またはデータは、ニュースなどでご自由にご利用ください。
■調査結果サマリー 
  1. 各行の主力プランの10年固定金利型は、大手銀行及びネット銀行の一部が金利引き上げ。一方で、地銀の大半が金利を据え置いており、一部地銀では前月から引き下げの動きも。金利水準は、銀行によってまちまちな状況になっており、最新情報で比較することをお勧め。
  2. 全期間固定金利型の代表的なプランであるフラット35は、8月に過去最低金利を更新も、9月の金利は一転上昇。
  3. 変動金利型は、調査対象の全行で前月から変動無し。金利が変動するリスクは残るものの、金利は魅力的な水準を維持。
  4. 9月の最低金利は0.350%。8月は0.300%のプランを提示していた三井住友信託銀行、じぶん銀行、住信SBIネット銀行は金利引き上げ。最安金利は三井住友信託銀行、住信SBIネット銀行、滋賀銀行、北海道労金が提示している0.350%
  5. 歴史的な低金利の状況には変わりなく、借り換え案件が各行で急増。申し込みから住宅ローン実行までに2ヶ月程度かかるケースも。年内に住宅ローンの借り換えを検討している方は、はやめの事前審査申し込みを推奨。


1.各行の主力プランの10年固定金利型は、大手銀行及びネット銀行の一部が金利引き上げ。一方で、地銀の大半が金利を据え置いており、一部地銀では前月から引き下げの動きも。金利水準は、銀行によってまちまちな状況になっており、最新情報で比較することをお勧め。

10年固定金利型の主要銀行(ネット銀行・都銀・信託・地銀 73行)の金利動向は、10年固定金利型の平均金利で、0.998%と前月比0.020%金利が上昇しました。【図1】

【図1】主要銀行の10年固定金利型の平均金利 

 

 

 


ネット銀行、都市銀行の多くが金利を引き上げる中、地方銀行はほとんどの銀行で8月と同水準でした。また、地方銀行の中では、金利を引き下げた銀行がみられました。

■ 9月に10年固定金利型の最優遇金利を引き下げた銀行
  • 静岡銀行
  • 山梨中央銀行

今月の金利水準は、銀行によってまちまちな状況になっており、最新情報で比較することをお勧めいたします。

金利上昇の要因は、10年固定金利型の指標になる10年国債の金利が上昇したためです。【図2】

【図2】10年国債金利の推移

 

 


今後の10年国債金利の動向は、ただちに強い金利上昇トレンドに入るとは見られませんが、一方的な金利低下局面も予想しにくい状況です。

前述の通り、9月の金利水準が上昇したとはいえ、歴史的に見れば、低金利には違いありません。例えば、今年1月と9月の主要銀行の10年固定金利型の平均金利を比較すると、▲0.201%となっており、10年固定金利型の金利水準は依然魅力的な水準とみられます。


【図3】主要銀行の10年固定金利型の平均金利(2016年1月→2016年9月)



2.全期間固定金利型の代表的なプランであるフラット35は、8月に過去最低金利を更新も、9月の金利は一転上昇。フラット35をご検討されている方は、来月の金利動向も踏まえて借入時期を判断することをお勧め。

フラット35は、7月、8月と過去最低金利を2ヶ月連続で更新しましたが、9月は一転し金利が上昇しました。【図4】

【図4】フラット35の最安金利比較(2016年8月→2016年9月)

前月との金利差は、21年以上35年以下のプランで0.12%となりました。
0.12%の金利差でどの程度支払額が変わるのかをまとめたのが、【図5】です。

【図5】0.12%の金利差で変わる支払額

総返済額で、70万円の差がでます。
0.12%と聞くと、大した影響がないような感覚になられるかもしれませんが、住宅ローンは長期間の借入になることから、0.12%違うだけでも総返済額では70万円もの差になります。そのため、金利動向を注視して、借入時期を決めることが重要です。

特に、借り換えの場合は、借り換えをされる方の判断次第でローン実行時期を決めていくことができます。したがって、フラット35への借り換えを検討されていらっしゃる方は、長期金利の動向を踏まえながら、借り換え時期を検討していくことをお勧めします。

なお、フラット35は、金利水準と事務手数料水準は、取扱金融機関によって違う上、一般の民間金融機関ではかからない団信保険料の借主負担がありますので、金利だけではなく、初期費用も含めた総支払額で比較することが重要です。
また、フラット35からフラット35に借換えすることも可能ですので、数年前にフラット35で借り入れされた方も、フラット35からフラット35へのお借換えを検討すると金利低下分の借換えメリットが数百万円単位で出る場合があるとみられます。



3.変動金利型は、調査対象の全行で前月から変動無し。金利が変動するリスクは残るものの、歴史的な低金利には変わりはなく、借り入れの好機。

変動金利型の主要銀行(ネット銀行・都銀・信託・地銀 73行)の金利は、前月と調査対象の全行で8月と変わりがありませんでした。【図6】

【図6】主要銀行の変動金利型の平均金利


変動金利型の金利は6月からほぼ変動が見られず、金利引き下げの下限に到達しているものとみられます。したがって、変動金利型での借り入れについては、すでに好機が到来しているとみられます。



4.9月の最低金利は0.350%。8月は0.300%のプランを提示していた三井住友信託銀行、じぶん銀行、住信SBIネット銀行は金利引き上げ。最安金利は三井住友信託銀行、住信SBIネット銀行、滋賀銀行、北海道労金が提示している0.350%

 9月1日現在、最も金利が安い住宅ローンは、三井住友信託銀行、じぶん銀行、住信SBI 銀行、滋賀銀行の固定金利型0.350% です。【図7】

【図7】0.300%台の住宅ローンプラン(9月1日現在)


金利の低さで住宅ローンを選ぶことも大切ですが、事務手数料や保証料などの諸費用は金利に関係なく、各金融機関で独自に定めていますので、金利だけで比較することなく諸費用を含めた総支払額で比較することをお勧めいたします。



5.8月に過去最低金利を更新した影響もあり、借り換え案件が各行で急増。申し込みから住宅ローン実行までに2ヶ月程度かかるケースも。年内に住宅ローンの借り換えを検討している方は、はやめの事前審査申し込みを推奨。

住宅ローン金利の低下が各種メディアで取り上げられていることなどを背景に金利や諸費用、サービス内容に競争力のある住宅ローンを取り扱う金融機関には、借り換えを中心に申し込みが殺到しています。
通常2週間〜1ヶ月程度で全ての手続きが完了するはずの手続きが、申し込みから住宅ローン実行まで2ヶ月を要する金融機関も複数みられます。
そのため、以下に該当する方は、具体的な住宅ローン検討を今から始めることをお勧めいたします。

■ 具体的に住宅ローンの検討を始めた方がよい方
  • 年内にマイホームの取得を検討している方
  • 年内に住宅ローン借り換えを検討している方



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担当:鶴島
TEL:03-6777-1280 
mail:info@whatzmoney.com


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商号:WhatzMoney株式会社 
代表者:代表取締役 前田一人 
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