国内旅行などが半減している中で、オートキャンプ参加人口30%減に留まる
2020年日本国内のオートキャンプ動向を調査した「オートキャンプ白書2021」を発行
日本オートキャンプ協会(本部:東京都新宿区、会長:明瀬一裕)は国内のキャンプの状況を分析した「オートキャンプ白書2021―コロナ禍でキャンプ再発見-」を7月15日(木)に発行しました。
2020年は、コロナ禍による緊急事態宣言の発令のため、多くの人がキャンプに行くゴールデンウィークに、キャンプ場の殆どが臨時休業を余儀なくされた。その後も、コロナ対策のためにテントとテントの距離を空けるため、従来のテントサイト数が確保できないところや、来場者の地域を限定せざるを得ないなど、キャンプ場は様々な制約を強いられた。
一方で、比較的「密」を避けられるレジャーということでキャンプは様々なメディアに登場し、「おうちキャンプ」や「べランピング」などの新しい言葉も生まれた。その結果、年末の流行語大賞には10位に「ソロキャンプ」が入るなど、様々な制約の中でキャンプが注目された一年でもあった。
こうした中で、2020年に1年間の1回以上キャンプをした人の数「オートキャンプ参加人口」は「610万人」と、前年比で30%減に留まった。国内旅行などが半減している中で30%減という数値は2020年のキャンプへの注目度がいかに高ったかをを示している。
キャンプに使う他、「おうちキャンプ」などに象徴されるように、アウトドア用品を家で使用する人が増え、コロナ禍により在宅勤務が急増する中で、家の中での仕事場として、折り畳める、アウトドア用のイスやテーブルが使われることも多かった。このように2020年のキャンプの状況は、コロナ禍で厳しい環境の中でも、キャンプ場は様々な対策を行い、キャンプに行く人も、限られた条件の中でキャンプを楽しんだ様子が表れている。
【調査概要】
1.キャンパーとキャンピング活動の実態
調査対象:キャンパー(オートキャンプ場の利用者18歳以上男女)
調査地域:日本全国(北海道から沖縄県まで)
標本抽出方法:日本オートキャンプ協会の会員オートキャンプ場利用者から無作為に抽出
調査方法:アンケート用紙をキャンプ場で直接渡し記入
調査項目:32項目
調査時期:2020年8~10月
2.オートキャンプ場管理と運営の実態調査
調査対象:オートキャンプ場543カ所の経営者もしくは支配人
調査地域:日本全国(北海道から沖縄県まで)
標本抽出方法:オートキャンプ場より無作為に抽出
調査方法:郵送・インターネットによるアンケート方式
調査項目:40項目
調査時期:2020年11~12月
キャンプ参加人口の増加とともにキャンプ場経営への関心も高まっています。しかし、キャンプ場の建設や営業活動は特定の準拠する法令でまとめて定められていないため分かりづらいものとなっています。日本オートキャンプ協会では、キャンプ場の経営に関心のある個人や企業担当者を対象に、現役キャンプ場経営者や専門家を招き入門セミナーを随時開催しております。ビギナーキャンパーが急速に増加する中、キャンプ場経営にもより自然環境負荷を少なし安全に楽しんでもらえるサステナブルなオートキャンプ場の建設や安全管理と運営が求められています。
■開催日程
https://peraichi.com/landing_pages/view/campsite-management
【一般社団法人日本オートキャンプ協会について】
当協会は1969年に、オートキャンプの普及を目的として作られた旧運輸省(現国土交通省)の認可団体です。 当時、キャンプといえば、まだボーイスカウトや登山のイメージしかありませんでした。 その中にあって、いち早く欧米流の車を使った楽しむためのキャンプを提唱し、以来、21世紀を迎える現在まで、一貫して日本のファミリーキャンプ、オートキャンプを育ててきました。(2012年4月より一般社団法人に移行)
一方で、比較的「密」を避けられるレジャーということでキャンプは様々なメディアに登場し、「おうちキャンプ」や「べランピング」などの新しい言葉も生まれた。その結果、年末の流行語大賞には10位に「ソロキャンプ」が入るなど、様々な制約の中でキャンプが注目された一年でもあった。
こうした中で、2020年に1年間の1回以上キャンプをした人の数「オートキャンプ参加人口」は「610万人」と、前年比で30%減に留まった。国内旅行などが半減している中で30%減という数値は2020年のキャンプへの注目度がいかに高ったかをを示している。
そうしたキャンプが注目されたことを表すようにキャンプのビギナーが全体の25.9%と19年より3ポイント上昇し、「キャンプに行く回数」は平均4.6回と19年から0.2回増えた。「1年でキャンプ場に泊まった泊数」は6.1泊と19年比で0.3泊伸びるなど、コロナ禍にあっても多くの人がキャンプ場を訪れていたことがわかる。
キャンプが注目され、また多くのビギナーが参入したことにより、「焚火」や「ソロキャンプ」の用具を中心にキャンプ用品の需要は高まり、キャンプ用品を代表するテントの輸入金額は129億7,000万円、19年から9.5%増となるなど好調な動きを見せた。
キャンプに使う他、「おうちキャンプ」などに象徴されるように、アウトドア用品を家で使用する人が増え、コロナ禍により在宅勤務が急増する中で、家の中での仕事場として、折り畳める、アウトドア用のイスやテーブルが使われることも多かった。このように2020年のキャンプの状況は、コロナ禍で厳しい環境の中でも、キャンプ場は様々な対策を行い、キャンプに行く人も、限られた条件の中でキャンプを楽しんだ様子が表れている。
【調査概要】
1.キャンパーとキャンピング活動の実態
調査対象:キャンパー(オートキャンプ場の利用者18歳以上男女)
調査地域:日本全国(北海道から沖縄県まで)
標本抽出方法:日本オートキャンプ協会の会員オートキャンプ場利用者から無作為に抽出
調査方法:アンケート用紙をキャンプ場で直接渡し記入
調査項目:32項目
調査時期:2020年8~10月
2.オートキャンプ場管理と運営の実態調査
調査対象:オートキャンプ場543カ所の経営者もしくは支配人
調査地域:日本全国(北海道から沖縄県まで)
標本抽出方法:オートキャンプ場より無作為に抽出
調査方法:郵送・インターネットによるアンケート方式
調査項目:40項目
調査時期:2020年11~12月
【書籍概要】
オートキャンプ白書2021
-コロナ禍でキャンプ再発見-
A4判118頁
7月15日発行 8,900円(税込・送料込)
発行 一般社団法人日本オートキャンプ協会
TEL 03-3357-2851
E-mail jac@autocamp.or.jp
ご購入の際は下記からお申し込み下さい。 https://autocamp.or.jp
【書籍のお求め】
https://autocamp.thebase.in/items/47699662
【キャンプ場経営セミナーを開催】
キャンプ参加人口の増加とともにキャンプ場経営への関心も高まっています。しかし、キャンプ場の建設や営業活動は特定の準拠する法令でまとめて定められていないため分かりづらいものとなっています。日本オートキャンプ協会では、キャンプ場の経営に関心のある個人や企業担当者を対象に、現役キャンプ場経営者や専門家を招き入門セミナーを随時開催しております。ビギナーキャンパーが急速に増加する中、キャンプ場経営にもより自然環境負荷を少なし安全に楽しんでもらえるサステナブルなオートキャンプ場の建設や安全管理と運営が求められています。
■開催日程
- 8月5日(木)17:00〜
- 8月7日(土)15:00〜
- 9月4日(土)15:00〜
- 9月7日(火)17:00〜
https://peraichi.com/landing_pages/view/campsite-management
【一般社団法人日本オートキャンプ協会について】
当協会は1969年に、オートキャンプの普及を目的として作られた旧運輸省(現国土交通省)の認可団体です。 当時、キャンプといえば、まだボーイスカウトや登山のイメージしかありませんでした。 その中にあって、いち早く欧米流の車を使った楽しむためのキャンプを提唱し、以来、21世紀を迎える現在まで、一貫して日本のファミリーキャンプ、オートキャンプを育ててきました。(2012年4月より一般社団法人に移行)
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