【開催レポート】 日本発初・世界初!国内外での海中旅行実現に向けてパートナー企業が集結!
Team OCEAN 本格始動「海を日常に」SEA BALLOON(シーバルーン)による国内外の海中旅行マーケット創出に向けた企業連携開始 共同記者発表会を開催いたしました。
これに際し、①この程完成したシーバルーンデザイン模型の初披露、②海中旅行実現に重要な役割を果す戦略パートナー紹介、③海中旅行実現へのロードマップ等をお伝えするため、6月10日(月)18時に日本プレスセンターで「Team OCEAN」としての共同記者発表会及びその本格始動記念パーティーを開催いたしました。
当日は約200名もの報道関係者や各省庁、財団、投資家、連携企業の方々にご出席いただき、大盛況うちに終えることができ、心より御礼申し上げます。
- 経済産業大臣 世耕 弘成様からの応援メッセージ
オーシャンスパイラル社は、「海の可能性をすべての人へ」という理念の下、海中バルーンという革新的な技術を用い、全く新しい「海中旅行」という体験を提案されています。
この技術は、新しい海洋レジャーとしての活用にとどまらず、当該技術を応用し、海の調査研究や資源探査を容易にすることができると伺っています。こうした取組は、何よりも「安全安心を確保すること」が大前提でありますが、世界市場の獲得も視野に入れ、大企業との連携を進めながら、海洋・海中ビジネスに大きな革新をもたらされることを期待しています。
経済産業省としては、独創的な技術を持つ、次世代の産業を創造していくためには、スタートアップをはじめとした、民間の様々な主体がアイデアを出し、挑戦できる環境を整備することが重要と考えています。
そのため、2018年6月には、J-Startupプログラムを立ち上げました。
また、規制のサンドボックス制度や、地域における創業支援、エンジェル税制など様々なスタートアップ支援策を講じることで、新たなアイデアの創出やチャレンジを促すよう取り組んでまいります。
最後になりましたが、オーシャンスパイラル社の一層の御発展と本日お集まりの皆様のますますの御活躍を心より祈念し、私の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。』
- ご出席いただきましたご来賓の皆様
•観光庁 観光地域振興部 観光資源課 新コンテンツ開発推進室長 中谷 純之様
•経済産業省 経済産業政策局産業創造課長 兼大臣官房第四次産業革命政策室長 兼政策審議室長 佐々木 啓介様
•公益財団法人笹川平和財団 海洋政策研究所 所長 角南 篤様
•元経済産業事務次官 望月 晴文様 ※OCEAN SPIRAL顧問
•株式会社村上憲郎事務所 代表取締役 村上 憲郎様 ※元Google米国本社副社長 兼 日本法人代表取締役、OCEAN SPIRAL顧問
•株式会社国際ビジネスブレイン 代表取締役社長 新 将命様 ※元ジョンソン・エンド・ジョンソン代表取締役社長
•埼玉学園大学 経営学研究科 客員教授 本澤 実様 ※OCEAN SPIRAL顧問
- シーバルーン模型(1/30スケール)お披露目とプロジェクト解説
OCEAN SPIRAL株式会社
代表取締役 米澤徹哉
- シーバルーンの安全性と実現性についての解説
Triton Submarines(トライトン・サブマリーンズ)
Adviser Michael Haley(マイケル・ヘイレイ)様
シーバルーンの製造を担うTriton Submarines(トライトン・サブマリーンズ)より、トライトン社の開発した潜水艇は世界各地で25,000回以上潜水し、世界で唯一完全な無事故記録を持っているほど高い安全性を誇ることを伝えた上、4つのものを提供することを約束されました。
【 シーバルーン開発に向けて 】
- 360°見渡すことのできる透明度の高いアクリル球体を用いた潜水装置の提供。
- トライトン社の潜水艇より高い安全基準を満たす潜水装置の実現。
- トライトン社が開発を成功させた世界初の11000m潜水できる商用潜水艇技術の提供。
- 海中という特殊な環境下での運営指導を行う。
Triton Submarines
President Patrick lahey(パトリック・レイヒー)様
「私たちトライトン社は業界における世界的なリーディングカンパニーとして認知されています。SEA BALLOONによる海中体験は多くの人達の価値観、世界観を変えることになるでしょう。心が踊るようなプロジェクトにコラボレーションできることを誇りに思います。」
- Team OCEAN 紹介 所信表明
2019年2月に連携を発表した大和ハウスグループの(株)デザインアーク、(株)モノコンセプションプロダクツに続き、2019年6月より「海中旅行」実現に重要な役割を果たす戦略パートナーとして、(株)JTB、ANAセールス(株)、DELTA PLUS Pte Ltd.が新たに加わることが発表されました。その後、各社より、Team OCEANへの参画理由と、今後の取り組み方についてコメントをいただきました。
株式会社デザインアーク
代表取締役社長 六反田 則幸様のご挨拶
『米澤社長の熱い想い・夢に惹かれました。大和ハウス創業者の石橋信夫の言葉に「我々にとって重要な夢は、将来の夢でなければならない」とあります。私たちは夢を大切にしている企業であるため、米澤社長の夢に賛同し、夢の実現を支援したいと考えています。
また世界的に見ても、海中ホテル、海中レストランなども人気を博しています。海中体験が簡単に行える時代を見据えて、いち早くプロジェクトに参加いたしました。住宅や店舗などの空間デザインを手がける企業として、シーバルーンに良質な空間を実装することや、寄港地の施設や海中ホテルなどのデザインを支援したいと思います。大和ハウスグループとしては、インフラ整備から街づくり、暮らしのサービスづくりを20カ国で事業展開している総合力を活かして、国内外のシーバルーンの展開を支援していきたいと思います。』
株式会社モノコンセプションプロダクツ
代表取締役社長 小畑 貴司様のご挨拶
『日本のベンチャー企業が世界に向けて新しい取り組みを発信する姿に感銘を受けました。オーシャンスパイラル社の「海の産業を活性化したい」との想いには、私たちも業界そのものを底上げしたいと考えていたこともあり非常に共感していて、空間デザインの新たな可能性を探していたところの出会いでした。
今後、シーバルーンの空間デザインを通じて、日本文化を新しい形で表現して世界へ発信していきたいと思います。ジャパン発信を意識していくことが新しい日本の産業の底上げにつながると信じています。』
株式会社JTB
執行役員 経営戦略本部 副本部長 大山 恵一様のご挨拶
『私たちの事業ドメインは、「交流創造事業~JTBならではのソリューション(商品・サービス・情報および仕組み)の提供により、地球を舞台にあらゆる交流を創造し、お客様の感動・共感を呼び起こすこと」としております。
米澤社長のパッション、海中という未開拓である地球の舞台、社会的意義という点から、このたびTeam OCEANに参画いたしました。
私たちは単なる旅行販売にとどまらず、人々の訪問先である様々な旅行先の価値向上にも取り組んでいます。
現状ではごく僅かな人しか体験することができない未知なる海中空間を価値ある新たな旅先と捉え、安心安全を大前提に日本から世界中の人々へ届けられるよう、Team OCEANの一員として努めてまいります。』
ANAセールス株式会社
執行役員 経営企画部長 兼CS推進室長 本宮 重人様のご挨拶
『これまで宇宙への関心が強く、宇宙旅行や宇宙への輸送など様々な取り組みに参画してきました。海に関しては、スキューバダイビングなどをオプションで扱うものの、海という環境のハードルの高さから強いコンテンツとして育っていませんでした。しかし、シーバルーンの話を聞き、初めは安全性や手軽さに疑問が生まれるも、説明を受けるたびに「これはモノになる」という確信に変わったため、参画いたしました。
今後の世界観ですが、展示されているシーバルーンのパネルにウミガメの姿がプリントされています。ウミガメといえば先月24日にANAはエアバスA380という大きな飛行機にウミガメをプリントしてハワイへ出航させました。「空飛ぶウミガメに乗りハワイへ行き、シーバルーンに乗り海中のウミガメや友達に会いに行く」という体験をお客様に提供できるのではないかと考えると、今からワクワクしています。
ANAセールスはANAトラベラーズというブランドを立ち上げました。コンセプトは「お客様の期待を超える旅体験をお客様とともに紡ぐ」というものです。しかしながら、お客様の期待を超えるのは難しいことです。そう思っていた矢先、シーバルーンという新しいコンテンツの誕生を、旅行会社として最大限活用して行きたいと思います。私たちのブランドのコンセプトにのせて、お客様の期待を超える旅体験をこれからどんどん世の中にだしていきます。』
DELTA PLUS Pte Ltd.
Director 佐々木 秀樹様のご挨拶
『弊社はシンガポールベースの会社で、海外展開に向けた取り組みを支援させて頂いております。既にいくつかの企業へアプローチしているのですが、反響の凄さに大変驚いております。
Team Oceanには素晴らしい企業様が参画されておりますので、今後もご指導いただきながら、微力ながら、ご協力させていただきたく思います。皆様の素晴らしいスピーチが続きましたので、私からは以上とさせていただきます。大変ありがとうございました。』
- 御来賓挨拶
経済産業省
経済産業政策局産業創造課長 兼大臣官房第四次産業革命政策室長 兼政策審議室長 佐々木 啓介様のご挨拶
『先程読み上げられました世耕大臣メッセージに言い尽くされていますが、加えて私から2点だけ申し上げたいと思います。
1点目は、大いなる挑戦の大前提は安全安心です。
今日の説明で過去無事故との心強いお話もありますが、まさに日本発世界初の試みですので、想定外を想定しながら安全安心の徹底がまず大前提でありましょう。
2点目ですが、今日はじめてシーバルーンの模型を拝見して、本当に胸がドキドキいたします。この2週間、出張でサンフランシスコからワシントンDC、直近ではバンコクに出張いたしました。
私は、産業創造課に加えて、第四次産業革命政策を担当しており、AIやビックデータ、Iotなどを使いこなしながら、まさにゲーム・チェンジ「世の中をどう変えていくか?それを日本の経済力強化にどうつなげていくのか?」に取り組んでいます。
海外を回っていると、世界中の人たちのフロンティアへの挑戦姿勢にものすごい熱気を感じます。シリコンバレーは言うまでもなく、バンコクでも若い方からシニアの方まで、大いに夢を語り自分なりの新しいフロンティアに挑戦している話をたくさん聞く機会がありました。そこで、「日本は大丈夫かな」って、自ら叱咤激励ながら思っておりましたが、今日このシーバルーンを拝見して「これから日本も世界と伍して大いなる挑戦、大いなる勝負ができるのではないか」と確信した次第でございます。
経済産業省は皆様のフロンティアへの挑戦を税制を初め、様々な支援策をよりどりみどり用意させていただいておりますので、オーシャンスパイラル社とも連携しながら、新たな挑戦を一緒に走っていきたいと思います。
オーシャンスパイラル社のシーバルーンの成功を心から祈念いたしまして私の挨拶といたします。本日は誠におめでとうございます。』
公益財団法人笹川平和財団
海洋政策研究所 所長 角南 篤様
『私たち笹川平和財団海洋政策研究所は海洋政策に特化している唯一の研究所だと思っています。普段から海洋の世界を皆様にもっと知っていただきたと思っていますし、日本という国が海に囲まれ、海の恵みで発展してきた長い歴史と文化を考えると、私たちはもっと海に向かい合わないといけないと思っています。海洋政策研究所はその想いを政策に反映するべく日々取り組んでいます。
日本財団が行った「海の日」のアンケート調査によると近年、日本人の海への想いが、かなり薄くなってきていることが見て取れます。特に若い世代が海に親しみをもっていません。
私たちの世代は夏休みに海水浴へ行くのが当たりで、海での遊び方もよく知っていたと思います。しかし、この調査によりますと、子どもたちは「海に行ったことがない」「海に行って何をしていいのわからない」との結果がでています。この結果は私たちにとって大きな問題だと捉えていました。
この問題を向き合っていたところ、米澤社長に巡りあうことができました。米澤社長の考えがまさに「私たちを海に戻す」「多くの人が簡単に海に親しみを持てる」ことをシーバルーンで実現しようとしていて、私たちは感銘を受けました。
地球の表面の7割を占める海。人類が抱える、地球環境問題、人口問題、食糧問題など対して、海洋は大きな役割を果たすことができる可能性をもっています。しかし、私たちは海のことをよく知らないため、具体的な取り組みとして、解決に向かえていない状況です。
そのため、まず私たちが行うことは、海についてよく議論し、もっと親しみを持ち、ロマンを感じることです。それが、問題を解決する糸口になるではないかと考えています。
その意味でも、シーバルーンの誕生は、一般の人達がより海を知る大きな機会を生みだすことに繋がるので、私たちとしては本当に素晴らしい取り組みだと感心しています。このあと、人類の抱える問題に対して、解決へと導く技術を誰が開発し、サスティナブルなビジネスモデルとして社会実装するための、一つの方法を米澤社長がお話されるでしょう。
オーシャンスパイラルの作るシーバルーンに、みんなで乗り込み、海をしっかり見ることができる日が、一日でも早く訪れることを祈念いたしまして、私の挨拶にかえさえていいただきたいと思います。今日は皆様本当にありがとうございました。』
株式会社村上憲郎事務所
代表取締役 村上 憲郎様のご挨拶 ※元Google米国本社副社長
『スタートアップというのはただ事業をスタートすればいいというものではございません。人類社会、世の中にとって画期的なことを、新しくスタートをするところに最も大きな価値があります。今日のプレゼンテーションで皆様十分、その価値をご認識されたことだと思います。
Team OCEANの結成ということで各企業の方々のご支援を十分受けながら、この事業が皆様の夢を叶えていく方向で発展していくことを祈念いたしまして、私の短い挨拶にかえさせていただきたいと思います。本日はおめでとうございました。』
元経済産業事務次官
望月 晴文様
『御紹介に預かりました望月です。記念パーティ開催に当り、一言御挨拶申し上げます。
先ず、本日は御多忙の折、かように多くの関係者やメディアの皆様にお集り頂き感謝致します。
昨年オーシャンスパイラル米澤社長より、この「シーバルーン 」の御話を御聞きした時は、まだまだ基盤ができてなく、少し先の話だと思っていましたが、今年になって急速に進展し、この度主要5社との協業により、「Team OCEAN」が結成され、「海を日常に」のスローガンの下、日本発世界初となる2021年日本及び海外における海中旅行実現への具体的道程が明らかになり、顧問としましても、大変喜ばしく心よりお祝い申し上げます。
ここ迄、進めてこられたオーシャンスパイラル社米澤社長初め、スタッフの方々及び関係者の皆様のご努力に深く敬意を表します。
しかし、これからが大事です。このような大プロジェクトは、遅れるのが当たり前のような風潮がありますが、それではいけません。先程披露された工程を絶対に守り、「2021年春夏日本及び海外での運航サービス開始」を実現することです。
その為に、所轄官庁である国交省の御指導の下、関係省庁や自治体とも緊密な連携によって予定通り着実に実行するよう御願い致します。経済産業省も、世耕大臣メッセージや佐々木産業創造課長のスピーチにありましたように、全面的に支援してくれるでしょう。
本日お集りの多くの関係者やメディアの皆様には、引き続き御支援御協力賜りますようどうぞ宜しくお願い申し上げます。私も顧問として、最大限御支援していく所存です。
数少ない日本発世界初のプロジェクトである「シーバルーン」の成功に大いに期待して私の挨拶とさせて頂きます。本日は誠におめでとうございます。』
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