「マニュアル手順書ツール」ユーザー満足度調査結果発表
ユーザー満足度1位は「株式会社スタディスト」が運営する「Teachme Biz」
尚、408人の対象者を選定するために、約10,000人へ事前調査を実施しており、こちらの結果も本レポートに含まれております。
https://www.ideation.co.jp/column/research-column/manual_research
- 調査背景・目的
我々リサーチ業界は、そのほとんどがいわゆる「労働集約型」のビジネスモデルであり、且つ、扱う内容から高い知的生産性が求められる業界といえます。これは業界に限らずいえることだと思いますが、特に我々は「人材教育」が非常に重要になり、業務の効率化、企業の成長を大きく左右します。
そのことから弊社でもかねてから、主幹業務のひとつである「リサーチ結果のレポート作成」業務にはじまり、社内のあらゆる業務の「マニュアル化」をすすめています。
これまでは何の疑いもなく、エクセルやパワーポイントなどの「Office製品」を使用してマニュアルを作成してきたのですが、「いつ」「誰が」「どこを」更新してどれが「最新」のものなのか、などの管理に煩雑さを感じていたところ、マニュアルを効率的に作成できる「マニュアル手順書ツール」の存在を知りました。
数あるマニュアル手順書ツールの中でどれを選定すればいいのかを参考にするために、「一番使われているサービスはどれなのか」「利用者の満足度が高いサービスはどれなのか」について調査を実施しました。
認知率、利用率、満足度など、我々が比較検討したマニュアル手順書ツールの調査結果を共有いたします。
- 対象サービスの抽出
検索サイトで「マニュアル作成」に関連するサービス・ツールを検索。
各サービス・ツールの紹介サイトを見て検討の対象とする以下の6つのサービスをピックアップ。
1.cocomite(ココミテ)
2.Dojo(ドージョー)
3.iTutor(アイチューター)
4.soeasybuddy(ソーイージーバディ)
5.Teachme Biz(ティーチミー・ビズ)
※調査では6つのサービスで比較をしていたが、一部、マニュアル作成ツールではなかった為上記には非掲載
- 「マニュアル手順書ツール」利用満足度 調査結果
まずは、事前調査にて全国のビジネスパーソン約10,000人に対して、仕事で「業務マニュアル」「作業手順書」「取扱説明書」「研修資料」「引継書」など(以降、「マニュアル」に集約)を作成することがあるかを聞いてみたところ、全体の43%がマニュアルを作成することがあるという回答結果になりました。【図1】
次に、マニュアル作成関与者に利用しているツール・サービス・商品を聞いたところ、これまでの我々と同じく「Office製品」が圧倒的多数で92%、ついで今回我々が移行を検討している「マニュアル手順書ツール」が16%となりました。【図2】
「マニュアル作成」への実際の関与有無に問わず、ビジネスパーソン全体に認知(「名前を知っている」~「利用経験有り」合計)されている「マニュアル手順書ツール」は「Teachme Biz」がトップで11.8%、「Dojo」の10.9%、「iToutor」の10.4%と続くが、我々がピックアップした6つのサービス間では大きな差はなく、一定の割合で認知されている結果となりました。【図3】
そして、「一番利用されているサービス」はどれなのか、という質問でも、「Teachme Biz」が5.2%でトップ、「Dojo」「iToutor」の4.2%と続き、サービス間の差は認知率とほぼ同じ結果となりました。【図4】
最後に、今回我々が最も知りたい「利用者の満足度が高いサービス」はどこなのか、について、各サービスの実際の利用者に満足度を5段階で聴取しました。結果、ピックアップした6つのサービスはいずれも50%以上のユーザーに満足されていることが分かりましたが、ここでは認知率や利用率と比較するとサービス間にも差が見られ、「Teachme Biz」が唯一60%を超えてダントツの1位という結果になりました。【図5】
そこで、ユーザー満足度第1位の「Teachme Biz」について、満足されている具体的な理由も抜粋して紹介します。
■Teachme Bizの満足度理由
Q.あなたがTeachme Bizを利用して満足・やや満足とお答えいただいた理由をご回答ください。
- マニュアル作成が、ステップごとに画像・動画つきで簡単に作れる。
- 非常に扱いやすいので使いやすくまた扱い方を教えやすい
- いつでもどこでも使えるマルチデバイス対応だから。
- 品質が高く多機能でこのツールでマニュアルに関わる様々なことをこなせるから
- マニュアル検索が簡単でスナップショット機能が便利
- コストパフォーマンスが良いから
- マニュアルを見る人の事を考えられて作られている。
- 利便性が高く、セキュリティー面での安全性があるから。
- クラウド技術を使って短時間で作成出来る
- 全社員に一括送信しやすい
- 複数人でツールを使用することでマニュアルの標準化が可能になる
- 他に類似のサービスが少なく専門的な機能があるため
- 名前もメジャーでこれからの時代これが一般的になると思うから
そして、マニュアル作りの落とし穴ともいえる「(その対象となる業務を)熟知している人なら見たら分かるマニュアル」になってしまう懸念も「見る人の事を考えられて作られている」ツールなら安心ですし、「検索が簡単でスナップショット機能が便利」という点も、例えばお客様の前で即時対応が求められる場合などでも使えそうです。
他にも「モバイル(マルチデバイス)対応」「セキュリティ面」、そして外せない「コストパフォーマンス」といった点でも満足されていることが分かり、我々の知りたかったことや懸念点がこの調査を通してかなり解消できました。
「ノマドワーク」という言葉が流行しはじめてからずいぶん時間も経ち、我が国でも一層進んでいく「働き方改革」による多様性や、さらに今回の新型コロナウイルスの感染拡大防止を機に「テレワーク」を導入している企業もとても増えてきています。それらのことを考えてももう「俺の背中を見て仕事を覚えろ」という時代ではありません。
皆さんも、便利に・手軽に「マニュアル作成」をすることで、更なる効率化、ビジネスの発展を目指すきっかけにしてはいかがでしょうか。
- 調査概要
・調査手法:インターネットリサーチ
・調査機関:2020年2月27日~2020年2月28日
・有効回答数:事前調査9,827サンプル ⇒ 本調査408サンプル
・調査主体:株式会社アイディエーション
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