インテリジェントブロッカー ICE-1 を発売
株式会社ニデック(本社:愛知県蒲郡市、代表取締役社長:小澤素生)は、「インテリジェントブロッカー ICE-1(アイスワン)(以下ICE-1)」を発売いたします。
眼鏡店でメガネを作る際、丸レンズをフレームの形状に合わせてレンズ加工機で研削します*1。その際、レンズ加工機に丸レンズを取り付けるために、丸レンズの中心にあわせて専用の部品を取り付ける軸打(以下ブロッキング)という作業をおこないます。
本日発売するICE-1 は、ブロッキングに加えて加工時に必要な編集もおこなえるインテリジェントブロッカーと呼ばれる装置で、その利便性や精度の高さを広くアピールし、国内市場に普及させることを目指した新モデルです。
ICE-1 は、弊社従来モデル*2 に搭載されている偏心量の自動計算や玉型データ保存機能に加え、オプションとしていたパーシャルステップ測定機能を標準搭載しています。これにより、弊社レンズ加工機での加工に用いるすべての玉型データの編集*3 が可能になりました。加えて、ブロッキングのアームを両側に備え、左右どちらの手でもブロッキングができるよう、操作性にも配慮した製品となっています。
*1 メガネづくりの流れについては■ メガネづくりの流れをご覧ください。
*2 Ice 900 を指します
*3 穴編集、玉型変形、デザインカット、部分溝掘り、デザイン面取り、パーシャルステップ加工用の編集
販売名 | インテリジェントブロッカー ICE-1 |
発売日 | 2020年4月1日 |
■ 美しい仕上がりを叶える
ICE-1 では枠心加工に必要なデータを自動計算することができます。
枠心加工により、ヤゲンを綺麗に作り出すことで、フレームへのはまり込みが安定します。
■ 玉型データの編集の追加
弊社レンズ加工機での加工に用いる多彩な編集機能が搭載されています。
今回追加されたパーシャルステップはスポーツグラスなどに使用されるハイカーブレンズの一部分に段付け加工をおこなうものです。
■ 操作性を考慮したブロックアーム
ブロックアームを両側に備えました。ブロッキングをおこなう際に、左右どちらの手でもブロッキング操作が可能となっています。
■ メガネづくりの流れ
メガネが完成するまでにはさまざまな工程があり、多くの装置が使用されます。ICE-1 はフレーム形状の読み込みなどを終えて、レンズ加工機での加工をおこなう前段階の工程で使用する装置です。
弊社は、今後も技術力と柔軟な発想を活かした幅広い製品ラインアップを展開し、日々変化するメガネづくりの現場のニーズに応えられるよう、迅速かつ高品質なレンズ加工を実現する製品の提供に努めてまいります。
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