エムネス、アイテック阪急阪神と資本業務提携、医療支援クラウド事業を推進
近年、健診・医療機関でのIT化・デジタル化のニーズが高まる中、医療情報を取り扱う各システムのクラウド化への関心が高まっています。
エムネスは「身体の状況をありのままに正確にリアルタイムに伝えて世界中の医師や医療従事者が連携して、患者のために理想の医療を提供できるようにすること」というミッションのもと、健診・医療機関に対して、クラウド技術を活用したサービスの開発、運用等を行っています。医用画像(レントゲン画像やCT、MRI画像など)管理のクラウド化には先駆的に取り組み、医療支援クラウドサービスLOOKREC(※1)として提供しています。LOOKREC は遠隔画像診断への活用による医師の働き方改革や、病病連携や病診連携など地域医療ネットワークの推進などの用途で、すでに多くの健診・医療機関で利用されています。
今回のアイテック阪急阪神と協業する分野である健診機関での画像診断業務は、診断医のロケーションが施設外であることが多く、USB等でのデータ受け渡しなどをフルデジタル化することによる効率やセキュリティーの向上が求められています。アイテック阪急阪神のオールインワン健診システム「TOHMAS-i」と LOOKREC を組み合わせて活用することが課題の解決策になります。 上記のデジタル化のニーズに加え、小規模病院やクリニックでも、あらたに健康診断を提供する動きがあり、アイテック阪急阪神のクラウド型健診システム「Smart TOHMAS」への関心が高まっています。このように市場の変化の中で「Smart TOHMAS」が普及していくと同じくクラウドで画像管理ができるLOOKRECを併用するシナジーが高く、さらにエムネスとアイテック阪急阪神がプロダクトおよび顧客接点での活動の両面で連携することでよりよいカスタマーエクスペリエンスが実現できます。
以上の背景で、エムネス一社では成し遂げることが難しい健診機関や医療機関の課題を解決するために業界を「TOHMAS-i」「Smart TOHMAS」でリードするアイテック阪急阪神とのパートナーシップを締結します。
この資本業務提携を通じて、エムネスとアイテック阪急阪神は、健康診断領域における新しいサービスの共同開発も行い、健康診断業界のDX推進に貢献します。
※1医療支援クラウドサービス(サービス名:LOOKREC)
LOOKRECは、レントゲンやCT、MRI等の検査装置から撮影された医用画像をクラウド上にアップロードし、健診機関・医療機関、医療従事者がリアルタイムに画像を管理・共有できるプラットフォームサービスです。クラウドへの保存容量に制限がないため機器の増設は不要で、また、物理的なサーバを持たないためソフトウェアの追加購入、メンテナンスも不要です。インターネット接続端末があればどこでも安全に利用することができるため、低コストかつ簡単に導入することが可能です。
■ご参考情報
●アイテック阪急阪神株式会社について
本社所在地:大阪市福島区海老江1丁目1番31号 阪神野田センタービル
設立:1987年7月1日
代表者:代表取締役社長 水本 好信
従業員数:1,219名(2023年3月末現在)
●株式会社エムネスについて
本社所在地:広島県広島市南区東雲本町1-2-27
設立:2000年10月10日
代表者:阿部 伸一
資本金:1億円(2023年5月末現在)
従業員数:77名(常勤医13名 / 2023年5月末現在)
事業内容:医療支援クラウドサービス、遠隔画像診断支援サービス
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