AZUL Energy、日邦産業と販売店契約を締結
レアメタルフリーな高性能触媒『AZUL触媒』の市場展開を加速し、燃料電池・水電解・空気電池分野での実用化を推進
AZUL Energy株式会社(アジュールエナジー、本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:伊藤 晃寿、以下「AZUL Energy」)は、日邦産業株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:岩佐 恭知、以下「日邦産業))とレアメタルフリーの次世代エネルギーデバイス向け高性能触媒「AZUL触媒」の販売に関する販売店契約を締結したことをお知らせします。
当販売店契約によって、日邦産業は以下のAZUL触媒を利用したカーボン担持品、触媒インク、触媒塗工電極等を製品ラインナップに加え、販売店として取り扱っていきます。
・燃料電池用酸素還元触媒
・水電解用水素発生触媒
・空気電池用酸素還元触媒
日邦産業は、より付加価値の高い価値創造を目指し、新セグメントとしてEcoプロダクツ事業を柱のひとつに成長させることに取り組んでいます。Ecoプロダクツ事業では、パートナー企業との協働による製品の開発及び製造・販売を通じて、地球環境の保護に貢献することを目指しており、ターゲット領域として水素エネルギー関連に注力しています。
AZUL触媒は、水素エネルギーの普及を妨げる要因となっている白金を代替できるポテンシャルがあるため、両社による事業シナジーの発揮を見込んでおります。
当契約を通じた両社の緊密な連携により、AZUL触媒の早期の市場展開と実用化を加速させることで、クリーンエネルギー技術のさらなる発展を推進し、脱炭素社会、循環型社会の実現を目指します。
日邦産業は、2025年2月19日(水)~2月21日(金)に東京ビックサイトで開催される「H2&FC EXPO 国際水素・燃料電池展」に出展し、AZUL触媒を含め、水電解、燃料電池をテーマとした関連部材を多数展示いたします。
詳細:https://www.nip.co.jp/nipponow/2025/2863730.html
■ 日邦産業について
日邦産業は、精密プラスチック成形を核とした「モノづくり機能」と高機能生産材を核とした「商事機能」の2つを合わせ持つユニークな企業です。社員の存在を強みとする地域に根差したグローバル企業を目指し、お客様のモノづくりを支えることを存在目的としています。
【会社概要】
会社名 :日邦産業株式会社
設立 :1940年3月
代表者 :代表取締役社長 岩佐 恭知
本社所在地 :愛知県名古屋市中区錦一丁目10番1号(MIテラス名古屋伏見)
■ AZUL Energyについて
AZUL Energyは、レアメタルを使用しない次世代エネルギーデバイス向けの高性能触媒“AZUL触媒”を開発する東北大学発のスタートアップです。既存の電池に代表されるエネルギーシステムでは、一般的に白金などのレアメタルが使われていますが、AZUL触媒はレアメタルを代替することできるため、資源制約のないエネルギーシステムを社会実装することが可能になります。AZUL Energyは、このAZUL触媒の技術によって、すべての人が手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギーにアクセスできることを目指し、脱炭素社会、循環型社会の実現に貢献します。
【会社概要】
会社名 :AZUL Energy株式会社
設立 :2019 年7 月
代表者 :代表取締役社長 伊藤 晃寿
URL :https://www.azul-energy.co.jp
本社所在地 :宮城県仙台市青葉区一番町1-9-1 仙台トラストタワー10階 CROSSCOOP内
■ お問い合わせ先
AZUL Energy株式会社 担当:林 誠之
E-mail pr@azul-energy.co.jp
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