NFTを組み込んだアプリケーション開発を効率的にする「TIUS(ティウス)」を無料で提供開始。
no plan株式会社はNFTを組み込んだアプリケーションの開発をより効率的に開発するためのツール「TIUS(ティウス)」の提供を開始しました。
https://tius.dev
●提供の背景
no plan株式会社が企業・事業者様と共にNFTを組み込んだアプリケーション開発を進めていく上で、多くの企業様で一見小さく見える課題の積み重ねで「サーバーのリソースの逼迫」「開発コストの増加」「管理コストの増加」に苦しむことがわかりました。
・ERC-721対応
・ERC-721で所有者情報を取得
・キャッシュせずに都度所有者情報を確認しようとすると、ノードの料金が高額になる
・ERC-1155対応
・ERC-1155でも同様に所有者情報を取得をしようとするができない
・BatchTransferとSingleTransferでTransaction履歴を追跡すると所有者情報を取得できるが、実装が大変である
・ERC-1155の特殊対応に追従する形でERC-721の実装を変更
・実際に動作させるとOpenSeaなどの1つのコントラクトに数億件のTransfer履歴がある場合、Transfer履歴をメモリで処理できなくなって、分割して処理書くようになる
・Transferのイベントを0ブロックから取得しようとすると時間がめちゃくちゃかかる
・マルチチェーン対応
・別のネットワークのNFTの情報も欲しくなってバッチが終わらなくなる
・データ圧迫問題
・データとCPUとメモリを圧迫し始める
・クラウドサービスの料金問題
・複数ネットワークを対応し出すとノードを立てる必要がある
・頻繁にくる対応必須のノードのアップデート
・ノードを立てるには何百GBものストレージが必要
・メンテナンスコストがかかる
・サーバーコストがかかる
TIUS主な機能は以下の通りです
・マルチチェーンのNFT所有者やメタデータを一括で把握できる
・GraphQLを使って型付きのデータでマルチチェーンを横断して取得することができます。
特徴
・GraphQL
・Astar / Shiden等のマイナーチェーンにも対応
また、導入支援をはじめとるする技術コンサルティングも対応しております
TIUSを利用いただくことで効率的に開発ができる環境を構築いたします。
また、今後はERC-20や任意の情報のインデクシングに対応していきたいと思います。
TIUS紹介ページ
https://tius.dev
今後の展望
no plan株式会社は、2019年10月に創業し「ITの力で人々を幸せにする」をビジョンとして掲げ、テック系スタートアップから大手企業まで幅広いクライアントに対して、ブロックチェーン技術に関するコンサルティングや設計、開発、運用など多くの実績を有しております。
昨今は、既存のWebサービスにNFTを組み込んだサービスの事例や、Web3のプロダクトのリリースが多くなってきたと感じております。
no plan株式会社では、あらゆるWeb3サービスの構築を行なった際に多く発生した問題を切り出し、皆様に提供することを決意しました。
今回OpenSourceでの提供も考えましたが、想像以上にサーバーリソースを消費するため、各自の負担を軽減できるかつ安定的に提供できる仕組みを構築し、皆様に無料で公開を行います。
現在はNFT中心のソリューションですが将来的にはWeb3のスターターキットとして
誰でもカンタンにWeb3基盤を利用できるようにし、世の中を便利に人を幸せにしていければと思っています。
no plan株式会社について
no plan株式会社は、2019年10月に創業し「ITの力で人々を幸せにする」をビジョンとして掲げ、多くの事業を行っております。NFTホルダーに特化したメタバースコミュニティ「ReCone」は、2021年11月にベータ版をリリースして運用されている一方、大手企業からの受託によりブロックチェーン技術に関するコンサルティングや設計、開発、運用の事業も手掛けております。
本サービスに関する問い合わせ
TIUSに関するお問い合わせ
https://form.run/@tius-info-1661157432
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