BlackBerry、MITRE Engenuity が運営する Center for Threat-Informed Defense にゴールド・ティア・アフィリエイトとして参加

グローバルサイバー攻撃に対抗

BlackBerry Japan 株式会社

BlackBerry はこのたび、MITRE Engenuity <https://mitre-engenuity.org/> が運営する Center for Threat-Informed Defense(以下「センター」)<https://ctid.mitre-engenuity.org/> に、光栄にもゴールド・ティア・アフィリエイト(gold-tier affiliate)として参加する運びとなりました。同センターは、世界一流のセキュリティチームの結集を目的とした協調的 R&D サイバーセキュリティ団体です。民間資金を原資とする同団体は、脅威インテリジェンスに基づく防御の実践的強化と、その成果の公的な無償共有 <https://ctid.mitre-engenuity.org/our-work/> のために献身的に活動しています。
 
企業にとっての意義
市場では経済的事由から当然ながら競合企業間に障壁が存在し、それが協調の推進を難しくしています。どの企業も自社の評判や収益性、営業上の秘密を不必要にリスクにさらすことを望まず、協調的取り組みをどうしても避ける傾向にあるためです。しかし同センターは、サイバーセキュリティ企業にとって競合関係ではなく同盟関係にあります。サイバーセキュリティベンダーが利害関係にとらわれず自発的に協力して共通問題に取り組むことのできる場を設けることで、協調を妨げる典型的な障壁を取り除きます。

同センターが各社にもたらすこうした利益は、実際に国際的なサイバー防御への貢献という形で確認できます。たとえば、「Impact Report」には、センターが公開している十数件の専門的なトレーニングリソースやツール、プラットフォームが事例として紹介されています。さらにセンターの加盟企業は、研究の恩恵を直接得るもう 1 つの手段として、それらの研究成果を独自のプラットフォームに取り入れることも可能です。

センターで R&D 担当ディレクターを務める Jon Baker 氏 <https://www.linkedin.com/in/jonathanobaker/> は、次のように述べています。「当センターはコミュニティをつなぎ、脅威インテリジェンスに基づく防御の実践的強化を図ることに全力を挙げています。本アフィリエイトプログラムを導入することで、コミュニティをよりセキュアで安全な世界へと積極的に導くと同時に、加盟企業に各社の存在とソリューションをアピールする機会を提供する狙いもあります。」

脅威アクターや敵対者は、長きにわたりツールやナレッジを共有するという慣習によって、自分たちに有利な展開に持ち込んできました。同センターでは、革新的なサイバーセキュリティベンダーのサイバー防御担当チームが同様にそのナレッジやリソース、人材を結集できる場を設けることで、その優位性に対抗しています。MITRE Engenuity がサイバーセキュリティのグローバルコミュニティにおいて数々のパートナーシップを構築してきたのは、ひとえに公益をもたらすためです。センターではコミュニティが抱える展望や課題といった情報を基に、重要なインフラストラクチャやサプライチェーンを保護し、国際的なサイバー防御を強化すべく、極めて重大なアセットの開発を行っています。

BlackBerry は、当社の強みを生かしてその活動に貢献する所存です。AI 主導型モバイルセキュリティを牽引する企業である当社は、ゴールド・ティア・アフィリエイトとして独自の人材と専門的な技術知識をセンターに提供してまいります。たとえば、何十億ものファイルの特徴を学習させた BlackBerry の第 8 世代サイバーセキュリティエンジン Cylance AI <https://www.blackberry.com/ja/jp/products/unified-endpoint-security/cylance-ai> は、脅威の予測、発見、予防に対応します。この機能を拡張することで、BlackBerry は、同じくネットワーク攻撃や Web ベース攻撃、モバイル攻撃やインサイダー攻撃の予測と予防に対応する、一連の AI 主導型セキュリティツールも発表してきました。ほかにも、マネージドサービス BlackBerry® Guard <https://www.blackberry.com/ja/jp/products/unified-endpoint-security/blackberry-guard> では、リソースやスキルが足りず独自調達が難しい組織にセキュリティアナリストやツールを提供しています。こうした最先端の知識や技術が、当社が昼夜を問わず生み出しているかけがえのない脅威関連の研究成果や情報とともに、センターの目標達成に貢献し、「よりセキュアで安全な世界」づくりの使命に向けて全体をさらに後押しするものとなることが、BlackBerry の心からの願いです。

最後に
同センターでは、MITRE Engenuity や BlackBerry をはじめ数十社に及ぶ組織が持つ能力の集合体として、「グローバルセキュリティの強化による公益の提供」という共通目標に取り組んでいます。センターの詳細については、Center for Threat-Informed Defense の Web サイト <https://ctid.mitre-engenuity.org/> をご覧ください。予防ファーストの AI 主導型サイバーセキュリティ ソリューションの詳細については、BlackBerry の Web サイト <https://www.blackberry.com/ja/jp> をご覧ください。

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会社概要

BlackBerry Japan 株式会社

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URL
-
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区赤坂1-11-30
電話番号
-
代表者名
吉本 努
上場
未上場
資本金
-
設立
2001年05月