日本科学未来館 特別企画「超人たちの人体」 詳細公開、7月17日(土)開幕、事前予約は7月1日(木)より開始
最先端の科学技術からアスリートたちの人体の秘密に迫る ― ウサイン・ボルトの等身大プロジェクションや車いす疑似走行体験、参加型公開研究も ―
日本科学未来館(東京・お台場)で2021年7月17日(土)~9月5日(日)に開催する、世界の頂点を極めたアスリートたちの人体の驚きの仕組みや美しさ、そして私たちの体のさらなる可能性を肌で感じることができる展覧会、特別企画「超人たちの人体」の詳細をお知らせします。
◆展覧会の詳細:https://www.miraikan.jst.go.jp/exhibitions/spexhibition/chojin.html
本展では、ウサイン・ボルト(ジャマイカ・陸上)など、3人のトップアスリートの体内を磁気共鳴画像装置(MRI)で撮影し、筋肉や脳をこれまでにない高精細映像で可視化しました。ご来場の皆様には、ボルトの等身大MRIプロジェクションや水中カメラでとらえたドレセルの大型映像などをご覧いただくほか、筋力、ジャンプ力の測定、競技用車いすを使った100メートル走行疑似体験など、実際に体を動かす体験を通じて、超人たちと私たち自身に秘められた可能性に触れていただきます。自分も超人なのかもしれない……。私たちの体の中に眠る驚異の能力を会場で解き明かしましょう。
◆展覧会の詳細:https://www.miraikan.jst.go.jp/exhibitions/spexhibition/chojin.html
本展では、ウサイン・ボルト(ジャマイカ・陸上)など、3人のトップアスリートの体内を磁気共鳴画像装置(MRI)で撮影し、筋肉や脳をこれまでにない高精細映像で可視化しました。ご来場の皆様には、ボルトの等身大MRIプロジェクションや水中カメラでとらえたドレセルの大型映像などをご覧いただくほか、筋力、ジャンプ力の測定、競技用車いすを使った100メートル走行疑似体験など、実際に体を動かす体験を通じて、超人たちと私たち自身に秘められた可能性に触れていただきます。自分も超人なのかもしれない……。私たちの体の中に眠る驚異の能力を会場で解き明かしましょう。
■展覧会概要■
タイトル 特別企画「超人たちの人体」
会 期 2021年7月17日(土)~9月5日(日) 10:00~17:00(入場は閉館の30分前まで)※会期中は休館日なし
会 場 日本科学未来館 1階 企画展示ゾーン、7階 イノベーションホール
入 場 料 無料(オンラインによる事前予約制) ※常設展、ドームシアターガイアは別料金となります。
主 催 NHK、日本科学未来館 (JST)
お問合せ 日本科学未来館 (代表) TEL03-3570-9151 (開館日の10:00~17:00)
◆公式サイト:https://www.nhk.or.jp/special/jintai/chojin/
■展示内容
世界一の記録を持つトップアスリートたち。どのような体が、その超人的なパフォーマンスを支えているのか。ウサイン・ボルト(ジャマイカ・陸上)、タチアナ・マクファーデン(アメリカ・パラ陸上)、ケレブ・ドレセル(アメリカ・競泳)の3人をご紹介します。
【コーナー:1】
コーナー:1(イメージ)
〜史上最速を実現した奇跡の身体~
子どもの頃からスポーツ好きな少年だったウサイン・ボルトは、背骨が曲がる側わん症という持病を抱えながら、100メートルを9秒58で走るという前人未到の記録を打ち立てました。まるで鎧のように背骨を覆う筋肉、地面への力強い踏み出しを生み出す太もも、鍛え抜かれた“奇跡”ともいわれる人体の神秘に迫ります。
<展示> 等身大MRIプロジェクション
MRIで撮影したボルトの体内映像データを、等身大のボルト立像にプロジェクションマッピングで高精細に映し出します。人類史上最速の男の知られざる姿をご覧いただけます。
ウサイン・ボルト ©NHK
<体験コーナー> 自分の脚をボルトと比較!
会場では自分の脚の筋力を測定できます。ボルトのパワーと比べてみましょう。ボルトの脚の実寸大模型や、世界記録を出した100メートル走での歩幅の再現などで、ボルトの体格やパフォーマンスを実感できます。
ウサイン・ボルト(ジャマイカ・陸上)
1986年8月21日生 身長::195cm 体重:95kg
2008年 「世界リーボックグランプリ」当時の100m世界記録9秒72を出す。「北京オリンピック」2度目の100m世界記録9秒69を出す。「北京オリンピック」当時の200m世界記録19秒30を出す。
2009年 「ベルリン世界選手権」100m世界記録9秒58(人類初の9秒5台)を出す。「ベルリン世界選手権」200m世界記録19秒19を出す。
【コーナー:2】
コーナー:2(イメージ) ©NHK
〜未知の能力を覚醒させる“超適応”〜
腰から下がまひした状態で生まれたマクファーデン。上半身の筋肉は強じんに発達し、それを動かす脳の中では大きな変化が起きています。一般の人が脚の運動に使う脳の領域を、手の運動で使うという「超適応」です。鍛え抜かれた筋肉が生み出す圧倒的なスピードと、脳の「超適応」で、リオパラリンピックの車いす陸上では100メートルからマラソンまで全距離種目でメダルを獲得しています。
<展示> “マクファーデンモデル”の車いす
マクファーデンと同型モデルの競技用車いす(レーサー)を展示します。その構造や素材を間近で見ることができます。
タチアナ・マクファーデン ©NHK
会場では自分の脚の筋力を測定できます。ボルトのパワーと比べてみましょう。ボルトの脚の実寸大模型や、世界記録を出した100メートル走での歩幅の再現などで、ボルトの体格やパフォーマンスを実感できます。上半身すべての力を車輪にかけてこぐことで最高速度およそ40キロメートル/時を出すマクファーデン。会場では競技用車いすに試乗し、100メートルの疑似走行体験ができるコーナーを設けます。100メートルを16.13秒で走るマクファーデンのスピードに挑戦しましょう!
タチアナ・マクファーデン(アメリカ・パラ陸上)
1989年4月21日生 身長:160cm 体重:48.5kg
2004年 「アテネパラリンピック」車いす陸上100mで銀メダル、200mで銅メダルを獲得。
2012年 「ロンドンパラリンピック」400m、800m、1500mで金メダルを獲得。
2013年 「パラ陸上競技世界選手権」6種目すべてで金メダルを獲得。「4大マラソン(ボストン、ロンドン、シカゴ、ニューヨークシティ)」を1年間で全制覇する年間グランドスラムを達成。
2014年 「ソチパラリンピック」クロスカントリースキー1kmスプリントで銀メダルを獲得。
2016年 「リオパラリンピック」金メダル4個、銀メダル2個を獲得。
【コーナー:3】
コーナー:3(イメージ) ©NHK
競泳バタフライ100メートルの世界記録を10年ぶりに塗り替えたドレセル。圧倒的なスピードと美しさを兼ね備えたその泳ぎは、筋肉だけでなく、特徴的な呼吸機能の働きによって実現されています。ラスト15メートル、ドレセルは一度も息継ぎをせず、他の選手を引きはなします。
<展示> 大型映像「Motion in the Water」
芸術作品を作るかのように泳ぐドレセル。驚異のボディーコントロールによるダイナミックな姿を水中カメラでとらえました。幅およそ14メートルの大型映像でお楽しみください。
ドレセル (アメリカ・競泳) ©NHK
ドレセルの武器は圧倒的なスピードを誇る飛びこみ。それを実現しているのは、陸上跳躍競技のトップ選手に匹敵する跳躍力です。会場では垂直跳びで自分のジャンプ力を計測し、ドレセルと比べることができます。
ケレブ・ドレセル(アメリカ・競泳)
1996年8月16日生 身長:191cm 体重:86kg
2016年 「リオオリンピック」100m自由形で6位、400mリレーと400mメドレーリレーで二冠を達成。
2017年 「ブダペスト水泳世界選手権」50m自由形・100m自由形・100mバタフライ・400mリレー・400mメドレーリレー・400m混合リレー・400m混合メドレーリレーの七冠を達成。
2019年 「光州水泳世界選手権」100mバタフライで世界記録49秒50を出す。
【コーナー:4】
コーナー:4(イメージ) ©NHK
〜人類が超人になる瞬間〜
3人の世界的アスリートがどのようにしてその体や能力を作り上げたかを、展示によって知っていただいた後に、彼らが競技中のわずか数秒でいかにして超人になるのか、その瞬間のダイナミズムを、美しい映像と音によって体感していただきます。
公開研究プロジェクト「発見!きみたちのからだ」
特別企画「超人たちの人体」 × 早稲田大学 連携企画
映像・反力解析による立ち幅とび計測(イメージ)
運動能力の基礎がつくられる3歳~12歳の子どもを対象に、研究機器を使って精密に身体・体力を測定。参加者の体に眠る可能性を探りながら、そのデータを次世代の運動能力開発に生かそうというものです。体を動かし、楽しみながら、未来に向けた研究にご参加ください。
◆詳細URL:https://www.miraikan.jst.go.jp/events/202107012017.html
- 日本科学未来館
所在地: 東京都江東区青海2-3-6 日本科学未来館
電話番号: 03-3570-9151(代表)
アクセス:
新交通ゆりかもめ 「東京国際クルーズターミナル駅」下車徒歩約5分/「テレコムセンター駅」下車徒歩約4分
東京臨海高速鉄道りんかい線 「東京テレポート駅」下車徒歩約15分
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