『カメ止め』上田慎一郎監督が子どもたちを絶賛!!90分間のLIVE&リモートで制作した短編映画をYouTubeで限定公開中!
演技スクール「A芸」の特別ワークショップでは、一般募集したお題を元に物語を制作、「物語を作り、演じる」ことの楽しさを学ぶ。詳細レポート&上田監督の事後インタビュー映像を同時公開!
上田監督とA芸代表の生徒5名は、オンライン会議ツールのZoomを通じ、全国各地からリモートで参加。事前にSNS募集した、観たい「感情」と、生配信中にYouTubeとZoomで募集した「言ってほしいセリフ」を元に「物語を作る」ところから、「配役」→「稽古(演技の練習)」→「リハーサル」→「本番(撮影)」までの作品制作の一連の流れが約90分間の中で行われ、その一部始終がYouTubeライブで生配信されました。生配信中、YouTubeのコメント欄では一般の視聴者から、Zoom内のチャットでは視聴参加の生徒たちから、制作を盛り上げるコメントが投稿され、そのコメント一つ一つへ上田監督が反応して生徒たちと共有することで、新たなアイデアへと発展。オンライン制作ならではの制作者⇔視聴者間の“インタラクション(相互作用)”も生まれ、ライブ感のある作品づくりになりました。
YouTubeにてライブ配信した全編のアーカイブをご覧いただけます。また、短編作品を切り出した映像、参加生徒一人ひとりへのコメントも含む、上田監督事後インタビュー映像も公開いたします!
【YouTubeライブアーカイブ】https://youtu.be/IN9WC6lt3Rg 【短編作品】https://youtu.be/GnIaFxGzDTk 【事後インタビュー映像】https://youtu.be/S4C-Dt-keZg |
<詳細レポート>
■SNS&YouTubeで募集したお題で、物語作り
一人ずつ自己紹介をし、上田監督と会話しながら緊張をほぐしていくと、早速、募集したお題を使って物語作りがスタート。まずは、物語に取り入れたい『感情』を、SNSで事前募集したリストから一つずつ選び、「嬉しい」、「かっこいい」、「友達と喋っていて悪気なく友達が言ったことにキレる」、「嫉妬」の感情が決まります。
続いて、YouTube配信の一般の視聴者の方、Zoomで視聴参加中の生徒達からリアルタイムで募集した、物語の中で「言ってほしいセリフ」を、それぞれが気になったものの中から選んでいきました。
<5人が選んだセリフ>
「人生を楽しもう」、「俺に不可能はない」、「あと一年で地球が滅亡するんだよ」、
「可愛いは正義」、「私たちは未来から集合がかかっている」
■タイトルは「てんさいキッズたちの首脳サミット」
一人一つずつ選んだ「感情」と「セリフ」を元に、どんな物語を展開するか話し合いを進めていきます。物語を形作る上で出たアイデアのほとんどは5人の生徒たちからのもの。話し合いの中で次々と出てくる彼らのアイデアを上田監督がまとめあげることで、「一年後に地球が滅亡することになり、天才キッズたちが緊急会議を開いて話し合う」という、唯一無二のオリジナルな物語が生まれました。
この台本のない物語を生徒たちがアドリブで演じることで、短編映画が完成となります。わずか2回の練習後、本番直前に、上田監督から名付けられたタイトルは『てんさいキッズたちの首脳サミット』。
■視聴者も一つになり、みんなで作って、演じる楽しさ
練習では起こらなかった、思わぬアクシデントもアドリブを駆使することで協力して乗り越え、演じきった生徒たちへ、上田監督から、「お疲れ様ですー! 大成功!! 素晴らしかったです!」という言葉と大きな拍手が送られました!
YouTubeのコメント欄では一般の視聴者、視聴参加する生徒たちから、たくさんの“パチパチパチ”の絵文字に加え、「顔を合わせて作るのと違って空気が読めないのにお話を作って即興で演じるの凄いな」、「ほんとに、みんなでカバーし合ってるの素晴らしかったです。」「見てる側もとても面白かったです!」等、子どもたちの演技、上田監督の演出を絶賛するメッセージが届きました。
本番を終え、興奮冷めやらない中生徒たちからは、「みなさんのおかげです!」「みんなのおかげで映画が作れました!」と視聴者に向けての感謝の言葉が伝えらえ、YouTubeライブでの配信は終了。
YouTube配信終了後も、A芸の生徒限定でワークショップは続きます。視聴していた生徒たちも交えたQ&Aの時間を設け、つかの間の、上田監督と参加生徒全員での交流の時間となりました。
[代表生徒の声] ・アドリブと聞いていたので、始まりは緊張もしたしできるか心配だったけれど、最後の発表の場ではみんな自分の個性も出しつつ、キャラクターも作っていて、さらにみんなでカバーもしあえていたので、本当にすごいなと思いました。(小6・女性) ・みんなで話し合いながら一つになって物語が作れたし、上田監督が僕の意見も取り入れてくれたので、とても嬉しかったです。次々に形になっていくわくわく感とライブの緊張感がよい意味でいい作品を作れたと思います。(中1・男性) ・何もないところから作品ができたのが、すごいと思いました!みんなキャラが振り切れてて、アクシデントも面白くて、練習と本番が違うのもすごく良かったです。(小5・男性) [視聴参加した生徒の声] ・過程を知る事で、演技だけではなく現場での勉強ができました。(中1・女性) ・物語ができていく瞬間を見たのは初めてに近いかもしれません。とても素敵でした!ユニークなアイデアを出して自分らしい役に入り込んで演技していた演者さんも尊敬しました。そして監督もみんなで楽しみながら物語を完成させていたところが見ていて面白かったです!私ももっと積極的になりたい!と思いました。(高1・女性) |
■一緒に「ものづくりをする」役者を目指してほしい
ワークショップ終了後の上田監督へ、近くで見守っていたPANPOCOPINA代表の鈴木伸宏さんからお話を伺ってもらいました。第一声に「楽しかった!!」と話す上田監督も、始まる前には不安があったようで、アイデアが出ずに空気が止まってしまうことまで想定していたそうです。
「一時間半の中で物語を作るとなって、なんとなくZoomの中できるものを考えてきていたけれど、それを採用する隙もなく、みんなが次から次へとアイデアを出すから、それを収拾するのに尽力した。」「子どもたちすげえと思った」と、子どもたちの発想力に驚かされた様子。一度きりの本番だからこそのハプニングや、ライブ感のある作品づくりになったと振り返りました。
▼上田監督から俳優を目指す子ども達へメッセージ
「台本やセリフに書かれていない部分は、こうした方がいいんじゃないか、ああした方がいいんじゃないか、とアイデアを持って参加することで、作品はより良いものになるし、自分が演じていて楽しいと思います。やりがいもできると思います。一緒にものづくりをする役者を目指してほしいなと思います。現場で会いましょう!」
【事後インタビュ−映像】https://youtu.be/S4C-Dt-keZg
特別講師プロフィール:上田慎一郎監督
1984年、滋賀県出身。中学生の頃から自主映画を撮りはじめ、高校卒業後も独学で映画を学ぶ。2009年、映画製作団体PANPOKOPINA(パンポコピーナ)を結成。2018年、初の劇場用長編『カメラを止めるな!』が2館から350館へ拡大する異例の大ヒットを記録。2020年4月に『カメラを止めるな! リモート大作戦!』をYouTubeで公開、同5月には英語字幕版を世界配信。最新作『ポプラン』が2022年1月14日公開予定。
■A芸とは
「夢はいつどこからでも目指せる時代」
ACT芸能進学校(A芸)は、オンラインで気軽に芸能活動ができるオンライン・アクターズ・スクールです。
2020年10月に開校してから、生徒たちは毎月トレーニング用動画で予習し、レッスンに参加。また、女優やカメラマン、ヘアメイクなど多様な講師から学べるワークショップに加えて、特別プログラム「interACT(インタラアクト)」講師として俳優の山田孝之氏、阿部進之介氏、映画監督の榊原有佑氏、枝優花氏、漫画家の花田陵氏の特別指導も受けるなど、多様なクリエイターの皆さんと触れ合いながら、スキルと感性の両面で経験を蓄積してきました。
A芸の母体である映画製作会社で2008年から行ってきたワークショップでは、一連の育成を行ってきた結果、製作された映画・作品は50本以上。その全作品を劇場公開しており、約半分は映画祭で受賞しています。そのノウハウを注ぎ込んで立ち上げたA芸は、少しでも多くの実践の場が提供できるように、レッスンで終わらせず、実践教育としての独占/優先のオーディション機会、映画業界に関わる現場見学のチャンス、そしてオリジナルの映画製作を今後も行なっていきます。
オーディションやレッスンなどの最新情報は公式LINEで発信しています。
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