早大 スマートエスイーが事後評価にて最高位Sを獲得
イノベーティブ&DX人材を育成するAI・IoT・ビッグデータ技術分野のビジネススクール 文部科学省「成長分野を支える情報技術人材の育成拠点の形成(enPiT)enPiT-Pro」
学校法人早稲田大学(所在地:東京都新宿区、理事長:田中愛治、以下「早大」)は、2023年1月30日(月)付にて、文部科学省が支援する「成長分野を支える情報技術人材の育成拠点の形成(enPiT)enPiT-Pro」プログラム(以下、enPiT-Proプログラム)において、早大が代表校として実施した「スマートエスイー:スマートシステム&サービス技術の産学連携イノベーティブ人材育成(以下、スマートエスイー)」が、事業補助期間終了に伴う事後評価において『優れた取組結果であり、事業目的は十分に達成されたとともに、想定以上の成果が得られと判断される』とするS評価を受けました。事業補助期間を通じて、中間評価および事後評価ともに、最高位「S評価」を受けたのは、採択事業機関の中でスマートエスイーのみとなります。
早大および連携大学・組織がさまざまな教育機関の中から、社会人を対象としたイノベーション・DX人材育成拠点にふさわしいものとして認定されたといえます。
早大および連携大学・組織がさまざまな教育機関の中から、社会人を対象としたイノベーション・DX人材育成拠点にふさわしいものとして認定されたといえます。
【発表の概要】
- 文部科学省リカレント教育プログラム「成長分野を支える情報技術人材の育成拠点の形成(enPiT) enPiT-Pro」における事後評価にて、最高位となる「S評価」を受けました。
- 同プログラム採択機関において、2020年の中間評価および、このたびの事後評価共に「S評価」を受けた唯一の機関となります。
- 2022年度から新たにDXコースを加えた2コース体制となり、IoT・AI・DX時代に必要な人材育成プログラムのアップデートをさらに推進しています。
- 充実した教育プログラムの開発・提供
- 構成大学14校、30以上の企業・団体と連携して、全国規模にネットワークを構築し、通信・物理からビジネスまで幅広い教育プログラムを開発・提供
- リカレント教育の質の保証
- 講師が1対1で「修了制作」を指導、さらに他講師による公正な審査で学びの質を保証
- 修了生の活躍
- 修了生が学会等で発表し社会へ貢献する取り組みを実施
- スマートエスイー提供講座
- JMOOC上で無償オンラインによる講座を提供し、4年間で延べ9万人超が受講登録
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/enpit/1395904_00006.htm
enPiT-Proプログラム
情報科学技術分野を中心とする体系的かつ高度で短期の実践教育プログラムを、産業界・複数大学の協働により開発・実施し、その成果を広く全国に普及させることで、我が国における同分野全体の社会人学び直し機能の強化への貢献を目指す大学院改革の取り組みを支援する文部科学省による取り組みです。平成28年度に実施されたenPiTプログラムの後継事業として平成29年度から開始しています。https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/enpit/index.htm
スマートエスイーとは
スマートエスイーは、早稲田大学を中心とし、大学・企業の第一線の教育者・研究者・実務家が、超スマート社会を国際的にリードするイノベーティブ&DX人材を育成するリカレントプログラムです。
公式WEBサイト:https://www.waseda.jp/inst/smartse/
2018年より開講している①IoT・AI・ビックデータの各技術を深め、価値創造をリードする人材を育成する「IoT/AIコース」に加え、②DXの本質を理解し、新規ビジネスやDX推進を主導する人材を育成する「DXコース」を2022年度新たに開講し、延べ100人以上の修了生を輩出しております。早大と連携大学が蓄積した体系的な理論と企業の豊富なケーススタディを用いた実践的な演習で、ビジネスからセンサまでの全領域の体系的な学びを実現しています。また、社会人の履修しやすさを重視し、全講義でオンライン受講と復習が可能なシステムを構築。実験のある演習では、オンラインと対面式が選択でき、首都圏以外の受講生も増加しています。
スマートエスイー表彰履歴
- 第16回 日本e-Learning大賞 IT人財育成特別部門賞(2019年)https://www.elearningawards.jp/
- IMS Japan賞 特別賞(2019年)https://www.imsjapan.org/ims-japan-award
- 令和3年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞(理解増進部門)(2021年)https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/mext_00547.html
- 公益財団法人KDDI財団 KDDI Foundation Award(2021年)https://www.kddi-foundation.or.jp/award/
- 電子情報通信学会 第6回 教育優秀賞(2021年)https://www.ieice.org/jpn_r/awards/kyoikuyushusho.html
評価・認定
【IoT/AIコース(旧称 正規履修)】
文部科学省enPiT-Pro事業評価 中間評価 S評価(最高位)
文部科学省enPiT-Pro事業評価 事後評価 S評価(最高位)
文部科学省 職業実践力育成プログラム(BP)
厚生労働省 教育訓練給付制度 専門実践教育訓練給付金対象講座
【DXコース】
文部科学省 職業実践力育成プログラム(BP)
事業責任者メッセージ:
早稲田大学理工学術院総合研究所最先端ICT基盤研究所・教授 鷲崎 弘宜
スマートエスイーは、領域を超えた循環と総合的アプローチが特長です。通信・物理、情報処理、アプリケーション、ビジネスの各領域を有機的につなぐ総合実践を通じて、IoT・AIや関連技術を軸に新たな価値創造を推進するフルスタックかつビジネス×技術を扱う人材を育成します。IoT/AIコースは、毎年30名弱が修了し、JMOOCオンライン座学は毎年2-3万名が履修しています。多くの修了者がMCPC IoTシステム技術検定上級の合格や、業務発展や新規開拓へつなげ、効果を実証しつつあります。今後も、早大と連携大学による体系的な理論と、企業・団体が持つ実践的なナレッジを教育という形で社会に還元し、IoT・AI・DX時代に必要な人材育成プログラムをより良くアップデートしてまいります。
修了生の声
パイオニア株式会社:田淵大将さん(2019年度修了生)
「スキル強化で社内ステップアップ」
技術系の知識の学び直しに加え、ビジネス系のスキルが強化できたことにより、修了後は所属企業のマネジメント側へステップアップ。社内でも希望者を募り、2022年度は2名がこのスマートエスイーを修了しました。また、自身も昨年度からスマートエスイー講義のサポートに参加し、スキルアップへつなげています。
堺財経電算合同会社:堺康行さん(2020年度修了生)
「修了制作の開発システムで特許取得」
スマートエスイー修了制作での取り組みを発展させ、特許権を取得できました。これまでに自身が培ったコンサルティングの経験とスマートエスイーで学んだ最新技術の知識が結びついた結果です。今後は中小企業のフィールドに対して先端技術を届けていきたいと考えています。
【4月開講:IoT/AIコース受講生募集中】
2023年4月開講のIoT/AIコースは、2月26日まで受講生を募集中です。
Webサイトよりお申込みください。https://www.waseda.jp/inst/smartse/curriculum_iot-ai/admission
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