パナソニック コネクト株式会社でエールの1on1を導入、体験者の半数以上に「行動の変容」を確認

9月12日、CHRO新家伸浩さんが「ジョブ型」人事制度を語るセミナー開催

エール株式会社

エールの1on1プログラムの導入に関わった、パナソニック コネクト株式会社 人事総務本部キャリアデザイン部 シニアマネージャー 中島好博さん(写真右)、キャリア開発総括担当 渡邊 暁さん(同左)、三上恭平さん(同中央)/ 撮影=鈴木愛子

エール株式会社は、2023年よりパナソニック コネクト株式会社において導入されているエールの1on1プログラムの体験者へのアンケート回答結果を公開しました。

パナソニック コネクト株式会社では、2023年4月より風土改革の一環として、積極的な人事制度改革を行い、約12,000人の国内全社員を対象とした「ジョブ型人材マネジメント」を一斉導入。施策の一つとして、社外人材による1on1プログラム「YeLL(現YeLL キャリトレ)」を実施しました。終了後のアンケートの結果、行動変容に関する質問で、「興味関心はあるが行動に至っていない」と回答した社員が55%から26%へと減少し、「実際に行動している」と回答した社員が28%から53%へと大幅に上昇しました。

9月12日、エールはパナソニック コネクト株式会社執行役員 ヴァイス・プレジデントCHROの新家伸浩さんをゲストにお招きしてセミナーを開催、同社のジョブ型人事制度の取り組みと実践の経緯、組織の変化についてお話しいただきます。

|きっかけは、事業会社制移行に伴う「ジョブ型」人事制度の導入  

2022年4月、パナソニックグループの事業会社制移行に伴い、新たにパナソニック コネクトが発足しました。キャリア自律度の高いプロフェッショナル人材を育成すべく、2023年4月に「ジョブ型」人事制度を一斉に導入。「キャリア自律の浸透」と「社員一人ひとりの行動変容」を推進してきました。

これまでの終身雇用を前提とした「メンバーシップ型」から、社内評価に加え、市場価値が重要になる「ジョブ型」へ。 キャリアを「節目で考える」から「常に考えている」状態を目指し、上司以外にも気軽に相談ができるよう「CAREER STATION」を設置。社内と社外、それぞれテーマに合わせて相談できる窓口を用意し、社外相談を“聴くこと”に対する知見やスキルを持ったエールが担当し、社外人材による1on1プログラム「YeLL」が導入されました。

「社内で具体的に相談したい話がある一方で、社内では本音が言いにくい話もあります。扱うテーマにあわせて使い分けしてもらいたいと考え、このような支援体制を作りました」(人事総務本部キャリアデザイン部  シニアマネージャー 中島好博さん)

|自身のキャリアについて本音で話すと、組織全体の行動変容につながる

まずは人事総務本部が指名した80名の社員に1on1プログラムを受講、終了後、アンケート結果をみたところ、「明らかな成果があった」といいます。

「特に、社外との接点が少なく、自身のキャリアを考える機会があまりない部門で、しっかり効果が感じられたのも、本格運用へと踏み切った理由の一つです。“これは続けないといけない取り組みなんだ”と自信を持って判断することができました」(人事総務本部キャリアデザイン部 キャリア開発総括担当・渡邊暁さん)

2回目、120名が参加した1on1プログラム終了後のアンケートでは、「社員一人ひとりの行動変容」を実感する結果となりました。セッション前後の行動変容に関する回答を比較したところ、「興味関心はあるが行動に至っていない」とした社員が55%から26%へと減少し、「実際に行動している」と回答した社員が28%から53%へと大幅アップ。さらに面談では「社内公募にエントリーしました」「副業の申請をしました」という具体的な行動の変化が多く聞かれ、「これは完全に変わってきている、と手応えを感じられました」(渡邊さん)

|目指すべきは社員全員の「行動変容」 

受講した人事総務本部の三上恭平さんは、「全6回のセッションを通じて、『自分のこういう強みを人事として活かせるといいんだ』『人事でこういうことがしたいんだ』と気づくことができましたし、その指針を現在もとても大事にしています。社外の視点からいい問いをたくさんいただいて、自分でキャリアを築くってこういうことなんだということを本当に考えさせられました」と振り返ります。

現在、3回目の1on1プログラムの準備プロセスを進めています。

「目指すべきは社員全員の「行動変容」です。簡単ではなく、長く時間がかかる話ではありますが、諦めずにやり続けたいと思っています。そして、それが実現できたなら、『会社と社員の新しい関係』が築けるはずです。双方にとっての“いい会社”になるのだと思います」(中島さん)

■エールのHP、オウンドメディアで事例インタビューの詳細を公開中

中島さん、渡邊さん、三上さんへのインタビュー詳細を公開しています。ぜひ、ご覧ください。 

◎事例レポート:キャリア自律度向上へ。「外部接点」重視の新人材マネジメント戦略

◎インタビュー:「外部接点」を重視し、キャリア自律度向上へ。パナソニック コネクトが目指す新人材マネジメント

|パナソニック コネクトCHRO 新家伸浩さんがエールセミナーに登壇

エールでは9月12日、パナソニック コネクト株式会社 執行役員 ヴァイス・プレジデント CHROの新家伸浩さんをお招きして、セミナーを開催します。

同社は、2017年から企業価値を持続的に向上させるための3階層の企業改革(風土改革、ビジネス改革、事業立地改革)を掲げ、2023年4月より風土改革(カルチャー&マインドの変革)の一環として、一人ひとりの社員が自律的に学び、成長し、挑戦していく「thriving(スライビング)」な状態を作ることを目的に積極的な人事制度改革を行ってきました。約12,000人の国内全社員を対象とした「ジョブ型人材マネジメント」の一斉導入、社員の自律性に任せたエコシステム構築、自律的なラーニングカルチャー醸成を目指す「CONNECTers' Academy」の新設を実現など、様々な取り組みで「キャリアオーナーシップ経営アワード2024グランプリ」を受賞。

企業の持続的成長と全社員の個人変革を促す伴走型のキャリア施策、人事制度の変革において、社員ひとりひとりが主体性をどう高めていったのか。

キャリア自律施策を推し進める人事責任者、人事企画ご担当の皆様の

ご参加をお待ちしております。

▼ 開催概要 ▼
【ジョブ型人事制度の実践】
自らキャリアを描き、学習し続けるカルチャー変革

日時:9月 12日 (木) 10:00~11:30
会場:オンライン(zoom)

登壇者
新家 伸浩さん
パナソニック コネクト株式会社
執⾏役員 ヴァイス・プレジデント CHRO
(兼)⼈事総務本部 マネージングダイレクター、最高健康責任者

篠田真貴子さん(エール株式会社 取締役 )
藤村拓也さん(エール株式会社 セールス&マーケティング責任者)

【エール株式会社について】

【エール株式会社について】

エールは、3,700人を超える社外の副業人材(サポーター)が、オンラインでの1on1を企業に提供。一人ひとりの多様な価値観に『個別化』した伴走から、組織を変えるサポートをしています。

■Vision: 目指していること
 聴いてもらえる時間が
 誰にとっても
 当たり前のようにある社会へ

■Misssion: 社会インパクト(エールの使命)
 はたらく人と組織のビジョンが重なる
 主体性あふれる職場を増やす

■3つのプロダクト
 YeLL 聴くトレ:聴く力を高める/傾聴力研修
 YeLL キャリトレ:キャリア思考力を伸ばす/キャリア自律研修
 YeLL フィールド :座学の学びを現場で活かす/実践力研修

■会社概要
 社名:エール株式会社 (Yell Company, Limited)
 代表者:代表取締役  櫻井 将
 所在地:東京都品川区東五反田1丁目10番8号 五反田S&Lビル 4F
 設立:2013年6月4日 
 URL:https://www.yell4u.jp/

  

【報道関係者お問い合わせ先】

エール株式会社 広報  E-MAIL:info@m.yell4u.jp  電話:03-6455-3837

すべての画像


関連リンク
https://www.yell4u.jp/
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

エール株式会社

9フォロワー

RSS
URL
https://www.yell4u.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都品川区東五反田1丁目10番8号 五反田S&Lビル4F
電話番号
03-6455-3837
代表者名
櫻井将
上場
未上場
資本金
2億2249万円
設立
2013年06月