世界遺産×スポーツ×芸術 下鴨神社 雑太社「ラグビー御朱印」新デザイン発表 〜世界遺産が取り組むSDGs 日本文化が伝える持続可能な社会とは〜

「ラグビーワールドカップ記念事業」継続についてのお知らせ

株式会社LOCAL2

 下鴨神社(京都市左京区)は、ラグビーの聖地としても知られる雑太社で限定授与が開始され好評を博している「ラグビー御朱印」について、授与の継続と新デザインを発表いたします。
 また、ラグビー御朱印に関して、素材を木材由来の和紙から非木材パルプを使用した御朱印に一部転換し、授与する事を決定いたしました。日本の御朱印授与文化を通じて、持続可能な社会づくりの自分ごと化への啓蒙とSDGsの社会実装のきっかけ作りとなる取り組みを開始いたします。
※下鴨神社は「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」の通称

※下鴨神社は「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」の通称

「ラグビー御朱印」誕生の詳細経緯参考:https://one-news.jp/article/1156594



  • 【背景と経緯】

 ラグビーワールドカップ開幕を機に下鴨神社内の雑太社で授与が始まったラグビー御朱印。

 「1番」フロントローと「12番」センター(インサイドセンター)をモデルにポジションが最も輝くシーンが墨絵アーティスト茂本ヒデキチ氏の躍動感溢れる作品で表現され奉製された。

 この御朱印は多くの参拝者に「スクラム」「タックル」の愛称で親しまれ、これまで延べ数千人を超える参拝者へ授与された。

 また、元日本代表主将の菊谷崇氏の監修によりポジションごとの特徴を盛り込んだ御朱印は参拝者の中に多くいたラグビー経験者や愛好者の共感と感動を生み出すこととなった。

 菊谷氏をはじめ関係者の元には授与開始直後から他のポジションで表現された御朱印を待ち望む声が多く寄せられた。

 菊谷氏は、「スポーツの中でも特にラグビーは各ポジションの役割や輝く瞬間が多岐にわたる。熱くなった瞬間や誇れる記憶も同様。

 経験者や愛好者の方にはその点が共感を生んだのではないかと思う。今回の御朱印はラグビーボールに直接触れていない瞬間を表現することでラグビーの魅力や楽しさの奥の深さを伝えたかった。多くの方へラグビーと芸術が融合した御朱印を通じてその魅力が伝わるきっかけになるのではないか」と語った。

 下鴨神社も多くの声に応える形でワールドカップ開催期間中限定授与の計画を継続し新たなポジションを採用した御朱印を雑太社で授与する事を決定した。


  • 【新デザインについて】

 新たにラグビー御朱印に追加採用されるデザインは2種類。

「8番」ナンバーエイトと「9番」スクラムハーフが引き続き茂本氏により作画、奉製される。

 追加デザインでは、今回のラブビーワールドカップ日本代表の第一戦の日本VSチリ戦でのシーンを参考に以下の様に奉製が進められた。


(例)「9番」スクラムハーフの場合

【1】

茂本氏、菊谷氏によるポジションの特徴や役割、輝く瞬間を共有

共有したポイント

・ラグビーで唯一下にあるボールを捌く(パス)選手

・アタックテンポを作る重要なポジション

・下にあるボールを見ながら10番やFWを探してコミュニケーションを取る必要がある為、感覚的に優れた選手が多い

・他のポジションと比べて小柄な選手が多く、強気な選手が多いことも特徴

・助走がない状態から早いパスを求められる為、瞬発力があり下半身が強い


【2】

茂本氏 録画した試合を参考に躍動感あふれる瞬間を探り共有したポイントを意識しポジションを墨絵で表現しベースとなる原画案を作画

【3】

菊谷氏、原画案を基に競技者目線での監修。茂本氏へ修正依頼

 茂本氏の墨絵で表現する躍動感溢れる芸術的観点と

 菊谷氏の競技経験者だからこその拘りのポイントが再び融合する形で新たに御朱印で採用予定の2種の原画が完成した。

「背番号8番」  フォワード / ナンバーエイト

■「背番号9番」  バックス / スクラムハーフ


  • 【御朱印の授与について】 

 授与開始日:2023年10月15日(日)
 ポジション:「背番号8番」  フォワード / ナンバーエイト
         「背番号9番」  バックス / スクラムハーフ
 初 穂 料:1,000円
 授 与 場 所:下鴨神社内 雑太社に隣接する臨時授与所(予定)

 境 内 MAP:https://www.shimogamo-jinja.or.jp/common/pdf/access/map2.pdf

※御朱印のデザインはやむを得ず変更になる場合がございます。


また、授与開始予定の10月15日には菊谷氏の恩師でもある坂田好弘氏も会長を務められた「世界遺産下鴨神社ラグビー第一蹴の地顕彰会」が主催する第7回下鴨神社タグラグビー大会が開催される。

参加資格は競技経験や性別、年齢などは不問。スポーツ、ラグビー愛好家であれば誰でも参加することができる。


■第7回下鴨神社タグラグビー大会(詳細情報)

https://www.facebook.com/simogamotagrugby

当日は菊谷氏も子ども達の応援に来場し、中学生以下には先着100名に茂本氏のラグビー作品の参加記念品が授与される。


  • 【下鴨神社から伝える持続可能な社会】

 

 この様なラグビーワールドカップを契機とした盛り上がりの中、下鴨神社では持続可能な社会づくりへの二つの取り組みに着手する事を発表いたします。


 一つ目の取り組みとしてラグビー御朱印の初穂料の一部をラグビーに親しむ子ども達への普及振興事業費として活用いたします。

 菊谷氏をはじめ今回のワールドカップでも日本代表としてトライを決めるなど目覚ましい活躍の中村亮土選手や歴代のラグビー界のレジェンドが携わり、毎年約6,000人が参加する 「ヒーローズカップ 全国小学生ラグビー大会」も開催運営するRkids (ラグビーキッズ )とラグビー御朱印の取り組みが連携。



 初穂料の一部がラグビーの子ども世代への普及促進事業費として活用され、今回のワールドカップ以降も継続連携しラグビーの聖地「雑太社」から子ども達の未来の創造の一助となる取り組みます。

 今回の発表に先立ち9月10日、雑太社では日本代表の健闘を祈る必勝祈願祭が執り行なわれた。またフランスで試合に備える中村亮土選手にはRkids(ラグビーキッズ)を通じて「12番」の茂本氏直筆原画が届けられた。

 直後の日本VSチリ戦では42–12で日本が快勝、中村選手も豪快なタックルで何度も日本のピンチを救い、トライも決める大活躍であった。


■中村亮土選手 動画コメント

https://rkids.jp/article/115388


 二つ目の取り組みとして「ラグビー御朱印」を奉製するにあたり環境配慮型素材を一部導入いたします。元来、御朱印ではバージンパルプを使用した和紙を素材として使用します。

 現在授与中の「1番」「12番」二種の御朱印も和紙を使用。


 しかし、バージンパルプを使用する事で木材の伐採に繋がる事も目を背けることが出来ない現実としてあります。下鴨神社が鎮座する「糺の森」は鎮守の杜として古くは源氏物語や枕草子の時代から人々の拠り所として語り継がれ守られてきました。



 東京ドームの約三倍の面積を有し、糺の森全域が国の史跡として指定を受け、世界遺産にも糺の森を含め下鴨神社全域が登録されています。また、その森とそこにある歴史と文化を守る為に設立された「糺の森財団」は長年に渡りその活動を想いとともに紡いできました。

 そこで今回のラグビー御朱印の取り組みでは環境に配慮された素材を使用した御朱印を一部導入する事を決定いたしました。サトウキビを由来とした非木材パルプを御朱印に使用する事で授与された方々と森を守る想いを共にします。

 具体的な取り組み概要として、9月8日に授与が始まった「1番」「12番」の御朱印は現在準備されている御朱印が授与され次第、既に準備を整えた非木材パルプ素材を使用した御朱印へと転換し引き続き授与をいたします。

 10月15日授与開始予定「8番」「9番」の御朱印は和紙使用で各5,000の授与がされた後、非木材パルプ素材へ転換いたします。森を守り続けた下鴨神社から多くの参拝者とともに持続可能な社会への多方面での気づきのきっかけとなる事を望みます。

 この様な取り組みは、持続可能な社会へ向けて必要とされ認知は拡がっているものの普及が進んでない事も現実。1番の課題はそのコスト。これまでの木材パルプを使用した場合と比較するとかなり割高になる為、導入への大きな障壁となっている。


  • 【世界遺産下鴨神社から未来へ】

 これまで時代を超えて紡がれてきた下鴨神社の歴史と文化。

 拠り所とされる方々と守り続けると共に持続可能な社会づくりの為に、SDGsやエシカルへの取り組みが求められ、個々への浸透が必須とされる中、「世界遺産下鴨神社」「糺の森」から生まれる新たな取り組みで子ども達を育み、森を守る事で次の時代へと紡ぎ続ける事を望みます。


  • 【関係先情報】

■賀茂御祖神社(下鴨神社)
 公式ホームページ:https://www.shimogamo-jinja.or.jp
 Facebook    :https://www.facebook.com/kamomioyajinja/?locale=ja_JP
 Instagram     :https://www.instagram.com/kamomioyajinja
※下鴨神社は「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」の通称


■菊谷 崇氏(Bring Up Athletic Society)
 公式ホームページ:https://www.bu-as.com
 Facebook    :https://www.facebook.com/BringUpRugbyAcademy
 Instagram   :https://www.instagram.com/bu_rugby_academy

■茂本ヒデキチ氏
 公式ホームページ:http://www.hidekichi.com/top.html
 Facebook    :https://www.facebook.com/hidekichi.shigemoto
 X(旧Twitter)  :https://twitter.com/shinboku?lang=ja
 Instagram    :https://www.instagram.com/hidekichishigemoto


■Rkids(ラグビーキッズ)
 公式ホームページ:https://rkids.jp
 Facebook    :https://www.facebook.com/rugbykids.club
 Instagram   :https://www.instagram.com/rkids.club/reels


■糺の森財団

 公式ホームページ:https://tadasunomori.or.jp


  • 【問い合わせ先】

■賀茂御祖神社(下鴨神社)

電 話:075—781−0010

メール:otsuka@shimogamo-jinja.or.jp

担 当:大塚

H   P:https://www.shimogamo-jinja.or.jp


■企画/プロジェクト概要

株式会社 LOCAL2

メール:kishimoto@local2.co.jp

担 当:岸本

H   P:https://local2.co.jp

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会社概要

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URL
https://local2.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区白金台3丁目16-11 峯岸ビル4階
電話番号
03-5449-6471
代表者名
岸本公平
上場
未上場
資本金
900万円
設立
2021年07月