【日華化学】スカルプケア技術が「日本弁理士会会長賞」を受賞
植物由来成分を含有する育毛効果を有する頭皮頭髪用化粧料(特許第7323143号)
この度、公益社団法人発明協会が主催する令和7年度近畿地方発明表彰において、当社と国立研究開発法人理化学研究所による共同発明「育毛効果を有する頭皮頭髪用化粧料」(特許第7323143号)が、高い技術的独創性と社会的貢献度が認められ、「日本弁理士会会長賞」を受賞いたしました。また、代表者に贈られる実施功績賞を当社代表取締役社長 江守康昌が受賞いたしました。なお、表彰式は11月13日(木)にホテルグランヴィア和歌山(和歌山市友田町5-18)にて行われます。
受賞名:日本弁理士会会長賞
受賞発明/特許番号:育毛効果を有する頭皮頭髪用化粧料/特許第7323143号
受賞者:日華化学株式会社 毛髪科学研究所 小竹 彩香・新 菜摘・谷口 優子
株式会社オーガンテック(元国立研究開発法人 理化学研究所)辻 孝・小川 美帆
本発明は、エゴマ油などの特定植物油(油溶性成分)と、ルイボス抽出物などの植物エキス(水溶性成分)を組み合わせ、毛髪の成長を促進するFGF-7の産生を高める新規な頭皮頭髪用化粧料を開発したものです。
皮下組織に着目し、頭髪成長効果を特定した油溶性成分と、毛根を取り囲む毛包組織に着目し、頭髪の根元にあたる毛球部へのなじみやすさと育毛効果が期待できる水溶性成分という性質の異なる成分において、安定的に溶解し、細胞毒性を示さず高い育毛効果を相乗的に発揮する最適な濃度と配合比を見いだしました。3カ月という短期間の使用試験において、毛髪の抜け毛数の減少および平均毛径の増大といった効果が視覚的にも明確に確認されており、性別や年齢を問わずスカルプケアへの有効性が実証されています。
当技術は、人々の健康意識とQOL(Quality of Life)の向上に貢献するものであり、当社が中期経営計画「INNOVATION25」で重点領域とEHD(Environment/Health/Digital)戦略での「Health(健康)」分野における重要な成果です。当発明により、科学的根拠に基づく新たな育毛アプローチを確立したことで、今後のスカルプケア商品開発、美髪再生技術の研究開発等に活かし、髪の健康と美しさを追求してまいります。


■近畿地方発明表彰について
地方発明表彰とは、公益社団法人発明協会が大正10年に始めた歴史ある表彰事業で、全国を8ブロックに分け、各地域において優れた発明等を完成した方々、発明の実施化及び指導、奨励、育成に貢献した方々を称えるものです。
【参考情報】
■賞の概要(発明協会webサイト)
https://koueki.jiii.or.jp/hyosho/chihatsu/R7/jusho_kinki/detail/benrishi1.html
■デミ コスメティクスが植物オイルと植物エキスによる毛髪成長促進効果を発見(2023/2/15当社プレスリリース)
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