【Re:Work.AI始動】“働き方の再設計”をAIで実現へ
国内トップシェアのシフト管理システム開発会社が全社変革に本腰
2025年7月、新潟発。
大手小売業界で広く使われているシフト管理システム「R-Shift」の開発元であるオーエムネットワーク株式会社(本社:新潟県新潟市)は、生成AIや自動化技術を全面的に活用し、“働き方の再設計”を目指す戦略プロジェクト「Re:Work.AI(リワーク・エーアイ)」を始動します。

同プロジェクトは、慢性的なIT人材不足や、激変するテクノロジー環境に適応するための全社変革施策であり、AIによって人の創造性を最大限に引き出す、次世代の業務スタイルを提案するものです。

IT人材の獲得が困難
出典:
IT関連職:厚生労働省「職業安定業務統計」および経済産業省資料をもとに推定
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/114-1b.html
全職種平均:厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」年平均値より推定
https://www.e-stat.go.jp/stat-search?page=1&survey=-3-5%3D&toukei=00450222
■キーワードは「働き方を再設計する」──AIは“脅威”ではなく“拡張”

プロジェクトの主眼は、「面倒な業務はAIに、楽しい仕事だけ自分の手で」という働き方の価値観を全社的に実現することです。
繰り返し作業や情報整理、見積もり作成、問い合わせ対応といった業務に生成AIや自動化ツールを活用することで、社員がより創造的で付加価値の高い仕事に専念できる環境を構築します。
「AIは奪う脅威ではなく、可能性を拡張するパートナー」。同社はそう位置づけ、テクノロジーと人が共存する職場文化づくりに本気で取り組んでいきます。
■年間7,000時間の削減も──AI活用はすでに具体フェーズへ
同プロジェクトはすでに、業務効率化の具体的な成果を上げ始めています。
たとえば、開発部門ではコーディング時間を年間7,200時間削減する試算が立ち、
カスタマーサポートでは、請求書の自動発行や問い合わせ対応のAI自動生成が進行中です。
生成AIを用いた議事録の自動要約や、コード検証、工数見積もりなども導入済みで、現場からは「業務に“余白”が生まれた」との声も上がっています。

■教育×制度×文化──全社で“AIリテラシーの底上げ”へ
本プロジェクトでは、社員全員を対象とした段階別のAIリテラシー教育を実施します。
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基礎編:AIの基礎知識やガバナンス、事例紹介
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応用編:プロンプト設計やノーコードツール演習
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実践編:実データを用いたPoC(概念実証)演習など
この教育を通じて、2027年までに全社員の70%を「AI実践者」へリスキリングする計画が掲げられています。
■10月にはAI推進専任組織も始動予定
この「Re:Work.AI」プロジェクトをさらに強力に推進するため、2025年10月にはAI活用を専門的に支援する新組織の立ち上げも予定されています。
詳細は今後の発表となりますが、同社は「AIを全社員が使える組織」から「AIを文化として根づかせる組織」へと進化を加速させる構えです。

■「地方発×AI」のリアルモデルとして、全国へ波及を目指す
新潟発・地方企業でありながら、国内トップシェアのBtoBプロダクトを展開するオーエムネットワークが、生成AIを武器に自らをアップデートしていく――。
その挑戦は、今後の日本社会における“AI実装モデル”の一例として、他業界・他地域にも大きな示唆をもたらすものになるでしょう。
【会社概要】
会社名:オーエムネットワーク株式会社
所在地:新潟県新潟市中央区
代表取締役社長:山岸真也
事業内容:業務システム開発、シフト管理システム「R-Shift」
提供Web:https://www.omnetwork.co.jp/

【本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先】
オーエムネットワーク株式会社 広報担当
E-mail:omnp01@omnetwork.jp
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地方発、社員規模60名台でここまでAIを実装
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生成AIの社内活用事例が豊富(PoC済)
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全社員リスキリング計画あり、教育資料も取材可
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AI専門組織立ち上げは10月予定(取材優先案内可能)
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