建築・インテリア業界29社と環境課題に取組む「Material Bank Japan」昨年1年の実績をまとめたCarbon Impactレポート2024を公開
年間で13.9トンのCO2排出削減に成功。建材サンプルのリユース数は前年の5倍に増加。
DesignFuture Japan株式会社(本社:東京都渋谷区、CEO:梶井 丈史、以下「DesignFuture Japan」)は、建材検索・サンプルプラットフォーム「Material Bank Japan」の利用により削減されたCO2排出量等の成果をまとめた環境レポート、「Carbon Impactレポート2024」を公開しましたことをお知らせします。
「使うだけでサステナブル」
Material Bank Japanの利用が環境負荷低減につながる仕組み
Material Bank Japanは、建築・空間デザインにおける必須のプロセスである「建材選定」を劇的に変化させるサービスです。建築士やインテリアデザイナーが空間デザインをする際には、必ず建材サンプルを使って検討・提案をします。従来はメーカーごとに検索、サンプル依頼をしていた煩雑な作業が、Material Bank Japanを使えば、メーカー横断でより多くの選択肢からより短い時間での建材選定ができるようになります。
さらにMaterial Bank Japanは、デザイナーがサービスを利用するだけで、環境に対する負荷の低減にもつながる仕組みになっています。
1. 配送集約によるCO2排出量の削減
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2. 梱包資材の削減
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3. サンプル返送・リユースシステムによる廃棄物削減
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業界全体で環境負荷の低減を目指す取り組み
Material Bank Japanは2023年より環境負荷低減の取り組みに賛同する建築・空間設計29社※とともに、サービスの利用を通してCO2排出量を削減しその効果を視覚化するために、Carbon Impact Programに取り組んでいます。
そしてこのたび、年間の環境負荷低減実績をまとめた環境レポート「Carbon Impact レポート2024」を公開しました。
レポート内にはMaterial Bank Japanの利用により削減されたCO2排出量13.9トンや、パッケージ削減数約12,800個等をはじめとした数値実績を記載しております。
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Material Bank Japan 2024年版Carbon Impactレポート
廃棄サンプルゼロへ。サンプルリユースシステムの実現
従来、検討が終わったサンプルの多くは産業廃棄物として処分されており、業界課題にもなっていました。Material Bank Japanでは、サステナブルなサンプル配送にとどまらず、使用後のサンプル廃棄の問題にも着目し、本来廃棄されるはずだった建材サンプルを再利用する、独自の返送・リユースの仕組みを構築しました。2024年実績としては、1,989kgのサンプルのリユースを達成、この数値は、前年(2023年)比で5倍に増加しています。
これまでサンプルのリユースが進んでこなかった要因として、デザイナーがメーカーごとに仕分けをして返送する必要があったことが挙げられます。Material Bank Japanでは、各メーカーのサンプルを一元管理する特性を活かし、メーカー混載での返送を受け付け。倉庫で仕分けし棚戻しする仕組みを作ったことで、サンプル返送のハードルを下げることに成功しました。単独のメーカーでは実現が難しい取り組みも、Material Bank Japanのプラットフォームを活用していただくことで可能となり、結果として参画メーカー各社のサステナビリティにも貢献できていると考えております。
Material Bank Japanでは、今後も業界全体の環境負荷の低減を推進していきます。
DesignFuture Japan株式会社 会社概要
本社所在地:東京都渋谷区渋谷2-1-12 VORT AOYAMAⅡ 5F
代表者:CEO 梶井 丈史
事業内容: Material Bank Japan事業の運営
※Carbon Impact Program賛同企業一覧(50音順)
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