日本財団支援のもと、不登校やひきこもりの小中高生が修学旅行を初体験!熊本学習支援センター 2泊3日の「秋の修学旅行」開催!
日程:2023年10月31日(火)~11月2日(木)場所:大分県別府市、熊本県阿蘇市
今回の修学旅行では、小学生日本財団「子ども第三の居場所」の助成を受け、小学生から高校生までの不登校の子どもたちに、普段の生活から離れて自然の中でのキャンプなど集団での体験活動や宿泊体験の機会を設けました。小学生から高校生まで16名の子どもたちが参加しました。
一日目は大分県別府市にある水族館の「うみたまご」に行き、海の生き物の観察、イルカショーなどを見学後、地獄温泉巡りをしました。
うみたまごで海の観察をする小・中学生たち
地獄温泉巡りを楽しむ中学生たち
二日目は森林の中でアスレチックが楽しめる「フォレストアドベンチャー別府」に行き森林の中でのアクティビティに挑戦しました。高いところが苦手な子どもたちもいましたが、みんなで協力して声を掛け合いながら楽しみました。
三日目は熊本県阿蘇の北里柴三郎記念館に行き歴史を学んだ後、草千里にいき杵島岳登山をしました。
あまり運動が得意ではないKくんは「最後まで登ってみたい!」という本人の強い意志があり、スタッフのサポートのもと、ゆっくりではありましたが一歩一歩確実に歩みを進め、最後まで登りきることができました。
ラストスパートには先に登っていた子どもたちもKくんのもとへ降りてきて、励ましあって手を取り合いながらサポートしました。
頂上からの景色をみて「登ってよかった。達成感が半端ない!」とKくんも話していました。
杵島岳頂上での記念写真
熊本学習支援センターは現在県内に複数教室を設けていますが、今回の参加者は普段通っている教室も年齢もばらばらで今回の修学旅行が初対面の子どもたちも多くいました。ですが、さまざまな観光地や体験をする中で、異学年の交流が自然と生まれ、子どもたち同士が仲良くなる姿がありました。参加した子どもたちからは「楽しかった!」「いろいろな体験をするから暇な時間がなくてよかった」「学年は違うけど仲良くなれて嬉しかった」「また行きたい!」との感想がありました。
来年の春の3月には人吉での集団宿泊を予定しています。今回の修学旅行で出来た新しい仲間たちとの出会いを大切にしながら、今後も子どもたちの居場所の環境を整えてまいります。
2日目の宿泊施設「木魂館」の前での集合写真
運営主体:一般社団法人 熊本私学教育支援事業団について
熊本私学教育支援事業団は、さまざまな事情により在籍校で学習を続けることが困難な生徒・学生や中途退学をしたけれども、改めて学びたいという方々に対して学習の場を提供するとともに、子どもたちが安心して過ごせる居場所を提供することを目的に設立されました。子どもたちの第三の居場所として、学習のサポートをしたり一緒に遊んだりしながら子どもたちが安心できる環境づくりを行っております。
【拠点概要】
各教室: 大江校、近見校、長嶺校、清水校、健軍校、御船校、菊池校、天草下田南校、本渡校
開校日:平日14:00~19:00
https://klsc.jp (公式HP)
「子ども第三の居場所」とは
「子ども第三の居場所」は、すべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設しています。「子ども第三の居場所」では、特にひとり親世帯や親の共働きによる孤立や孤食、発達の特性による学習や生活上の困難、経済的理由による機会の喪失など、各々の置かれている状況により困難に直面している子どもたちを対象に放課後の居場所を提供し、食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会を提供しています。同時に、学校や地域、専門機関と連携し、「誰一人取り残されない地域子育てコミュニティ」のハブとしての機能を担っていきます。現在全国に10816ヶ所設置され、2025年度までに全国500拠点の開設を目指しています。(2023年9月現在)
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place
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