医療と美術、二つの視点から生まれた絵画　希少疾患とそれに関連するiPS細胞研究についての作品を展示「まなざし－生と病を描く－」開催

東京藝大油画科に首席で合格し、卒業後は進路を医師へと転じたアーティストによる個展を開催

株式会社POP ROCK

2025年6月12日 16時00分

株式会社POP ROCK（本社：東京都中央区）が運営する「日本橋N11ギャラリー」は、2025年6月14日（土）から6月27日（金）まで、医師である小川貴寛による展示「まなざし－生と病を描く－」を開催いたします。

【Webサイト】https://n11-gallery.com/

「まなざし―生と病を描く―」

本展は「生と病」をテーマに、希少疾患とそれに関連するiPS細胞研究についての絵画を展示。

東京藝大油画科に首席で合格し、卒業後は進路を医師へと転じ、現在は医療の現場で患者と向き合う小川。

医療と美術、二つの視点から生まれた絵画を通じて、疾患への理解と啓発につながる場を目指します。

社会の中で見過ごされがちな希少疾患と、iPS細胞研究が切り拓く未来への可能性を、絵画という「まなざし」を通して見つめ直します。

【展示概要】「まなざし－生と病を描く－」

アーティスト：小川貴寛

開催期間：2025年6月14日（土）〜27日（金）

休廊日：月、火、水曜日

開催時間：13〜19時　

開催場所：東京都中央区日本橋本町1-2-8 N11ビル 1・2F

公式ホームページ：https://n11-gallery.com/

問合せ：info@n11-gallery.com

アーティスト｜小川貴寛

1989年　東京都生まれ。

2010年　東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻に入学。

2014年　東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻を卒業。

2018年　東京医科大学医学部医学科に入学。

2024年　東京医科大学医学部医学科を卒業。

現在は、都内の大学病院にて初期研修医として勤務。

希少疾患の疾患啓発を目的に絵画作品を制作し、ＳＮＳなどで発表している。

グループ展

2023年　第2回「絵と言葉のチカラ展」松坂屋上野店美術画廊

　　　　「藝大神話―GEISHIN」藝大アートプラザ

　　　　「artwine.tokyo Group Exhibition」パークホテル東京

受賞歴

2023年　第2回「絵と言葉のチカラ展」佳作賞（文:中川朝子氏）

【コメント】

このたび、日本橋N11ギャラリーにて個展を開催させていただくことになりました。

普段は主にSNS上で作品を発表しておりますが、今回は実際のギャラリー空間で、希少疾患をテーマにした絵画を含む作品を展示いたします。

希少疾患を描いた作品を展示するのは今回が初めてで、いつか実現したいと願っていたことが、ようやく形になりました。

多くの方にご覧いただき、感じていただけるものがあれば嬉しく思います。

また、希少疾患に関連するiPS細胞研究を題材にした絵画も併せて展示いたします。

「心に残る、アートに出会う」日本橋N11ギャラリー

日本橋N11ギャラリーは、三越前駅A1出口から徒歩1分の場所にある、若手アーティストにフィーチャーしたギャラリーです。日本文化の発祥地である日本橋を拠点に、アートカルチャーの発信と、若手アーティストの活躍の場として2022年にスタートしました。この度のリニューアルでは、「心に残る、アートに出会う」をテーマに、アーティストがより社会と繋がり、ギャラリーに訪れるみなさまに、アーティストの考え方や作品を通じて新たな価値観や視点を手に入れ、より豊かになれるような場を創造する展示を行います。

日本橋N11ギャラリーの思い

日本橋N11ギャラリーは、"本質・感性・豊かさ"を大切にし、ギャラリーを訪れた人にとって、作品やアーティストとの出会いが人生観を深め、新たな視点を発見し、心の豊かさにつながる大切な何かが見つかる場所を提供したいと考えています。

情報があふれ、機能や数字で測れるものが評価される時代に、目に見えないものの価値や、数字では測れない“大切なもの”を感じる力が必要なのではないか、と我々は考えます。

芸術は創造性や想像力を刺激し、感性や心の豊かさを育みます。感性の広がりにより世界の見え方は変わり、感動、共感、癒しを得ることもでき、また新しいアイデアや発想を生み出す原動力にもなります。

芸術活動は社会や文化を形成する上で重要な役割を果たしていくと信じ、今後のアートシーンを担う若手と共に、“大切なもの”を見つめられる社会を、展示を通して作っていけたらと思います。