Exotec、SOC2 Type 2認証を取得　ISO/IEC 27001:2022 に続き、サイバーセキュリティ体制をさらに強化

2025年4月17日 [東京]  — Exotec SAS（本社フランス、クロワ市　CEOロマン・ムーラン、以下Exotec）の100%子会社であるExotec Nihon株式会社（東京都港区 代表取締役 アジアパシフィック地域社長　立脇 竜、以下Exotec Nihon）は、SOC2 Type 2（サービス組織管理基準）の認証を新たに取得したことを発表しました。本認証は、米国公認会計士協会（AICPA）が策定した国際的なサイバーセキュリティ基準であり、顧客データを安全に取り扱うための厳格な運用体制が整備されていることを第三者機関により証明するものです。

今回のSOC2 Type 2認証は、当社が2024年11月に取得したISO/IEC 27001:2022 認証（情報セキュリティマネジメントに関する国際規格）に続くものであり、Exotecが構築するセキュリティ体制の信頼性をより一層高めた成果となりました。ISO/IEC 27001:2022はセキュリティに関する組織的な体制やルールの整備状況を評価する一方、SOC2 Type 2はそれらの体制が実際に運用されていることを証明するものです。今回の取得により、Exotecは業界内で唯一、両認証を公表している企業となります(*1)。

(*1) 2025年4月 Exotec調べ

物流倉庫は、在庫情報や顧客データといった重要情報を日常的に扱う業務の中核であり、近年ではサプライチェーン全体の安定性と競争力維持の観点からも、セキュリティの強化がますます重要視されています。特に自動化が進む現代の倉庫においては、ITシステムと物理設備が密接に連携しており、導入企業にとってはシステムの安全性が非常に重要な要素となります。

Exotecでは、技術面、業務面、組織面の三層にわたるセキュリティ対策を実施しており、社内のすべての機能において顧客データの保護を徹底しています。また、各国の法的および規制上の要件にも適切に対応しており、今回取得したSOC2 Type 2およびISO/IEC 27001:2022はいずれも定期的な外部監査および更新が必要とされることから、常に高いセキュリティ基準の維持が求められています。

Exotecは、現在グローバル規模で数多くの大手企業にソリューション提供しており、こうした厳格なセキュリティ体制は、導入検討段階においても大きな信頼の裏付けとなっています。地域ごとの規制や要件の違いにも柔軟に対応可能であることは、顧客企業のグローバル展開を支える重要な要素です。さらに、24時間365日の監視体制や、従業員に対するサイバーセキュリティ教育といった継続的な取り組みも、他社にはない差別化ポイントとして市場で高く評価されています。

Exotecの最高情報セキュリティ責任者（CISO）であるパスカル・フェラールは、次のようにコメントしています。

「ISO/IEC 27001:2022およびSOC2 Type 2の両認証を取得したことは、単なる制度対応ではなく、サイバーセキュリティが信頼と企業価値の創出に直結するものであるという当社の信念を表しています。これは、お客様との長期的な関係を大切にし、提供するソリューションの継続的な安全性を保証する取り組みの一環です。」

Exotecのサイバーセキュリティおよび監視体制についての詳細は、以下のウェブサイトをご参照ください。

https://www.exotec.com/ja/warehouse-automation-support/

■Exotecについて

Exotecは、世界的な倉庫自動化ロボティクス企業であり、世界最大手のブランドのビジネスを支援しています。革新的なハードウェアと高度なソフトウェアを融合させることで、作業効率や回復力の向上を実現し、倉庫内作業者の労働条件を改善するべく洗練された倉庫ロボティクスを提供しています。Gap Inc.、Carrefour、Decathlon、UNIQLOを含む50以上の業界のリーディングブランドに採用され、世界中の150以上のお客様拠点でオペレーションを改善しています。詳しくはExotec.com（www.exotec.com/ja）をご覧ください。