「2026年度 助成研究成果発表会」をパシフィコ横浜にて開催
〜「レーザプロセッシング分野」と「塑性加工分野」の研究成果を一堂に。研究と産業の融合による新技術の創出を促進〜

公益財団法人天田財団(神奈川県伊勢原市、代表理事理事長:磯部 任)は2026年4月22日(水)、パシフィコ横浜において開催されたOPIE’26の併設イベントとして「2026年度 助成研究成果発表会」を開催しました。研究者による成果を産業界の皆様へ直接発信することで、新たな技術の発展と豊かな社会づくりへの貢献を目指します。
今回のテーマは「レーザプロセッシング分野:新しい加工領域を切り拓くレーザー光源」と「塑性加工分野:高速塑性変形と加工」で、過去に当財団が助成した中からテーマに沿った研究成果の発表を実施しました。
本会は会場参加とオンラインのハイブリッド方式で行われ、会場は185名、オンラインは70名の合計255名が参加し、盛況なイベントとなりました。
◆発表会概要
1.主催者挨拶
天田財団 代表理事理事長 磯部 任

株式会社アマダグループの「創造」と「挑戦」という理念を受け継いで1987年に設立された天田財団は、本年で39年目を迎え、これまでに2,483件、総額45億8,355万円の研究助成を行ってまいりました。
現在、日本の大学や研究機関が直面している国際的な研究力の相対的低下や博士人材の不足といった危機と、製造業における技術革新への対応の遅れや高度なモノづくり人材の不足といった課題は、決して別々のものではなく、相互に深く関係しております。
こうした状況の中で当財団は、「学術の振興と新技術の創出、若手研究者の育成支援」、「研究成果の産業界への普及と社会還元」、「技術を具現化するモノづくり人材の育成支援」の3つを使命として掲げております。当財団の発表会は、助成した研究成果を研究者の方々だけでなく、産業界の皆さまに直接お伝えすることを重視しております。それは、研究を支援すること自体にとどまらず、その成果を産業へとつなぎ、最終的には豊かな社会づくりに貢献することが当財団の目的だからです。
「レーザプロセッシング分野」と「塑性加工分野」はともに「加工」をキーワードとし、モノづくりの現場において非常に密接な関係を持つ技術分野です。本日の発表会が分野を融合した新たな視点や技術の発展につながり、研究者の皆さまと産業界の皆さまを結びつける契機となることを心より期待しております。
*レーザプロセッシング分野 発表会
2.趣旨説明
「新しい加工領域を切り拓くレーザー光源」
近畿大学 教授・天田財団役員 吉田 実 氏
3.特別講演
「高平均出力パワーレーザーへの挑戦:100J/100Hzモジュール SENJU」
大阪大学 教授 余語 覚文 氏
4.助成研究成果発表
(1)「3~4μm中赤外域における高出力レーザの開発」
京都大学 教授 時田 茂樹 氏
(2)「Yb-Mg添加ファイバによる超短パルスファイバーレーザーの開発」
千葉工業大学 工学部電気電子工学科 准教授 小山 勇也 氏
*塑性加工分野 発表会
5.趣旨説明
「高速塑性変形と加工」
東京大学 教授・天田財団理事 柳本 潤 氏
6.特別講演
「高速摺動圧縮による銅C1100とアルミニウム合金A6061-T6の衝撃接合」
岐阜大学 教授 山下 実 氏
7.助成研究成果発表
(1)「発泡アルミニウムの高速成形を実現する発泡直後のプレス加工」
群馬大学 教授 半谷 禎彦 氏
(2)「金属細線放電による水中衝撃波を利用したマグネシウム合金の張出し成形」
熊本高等専門学校 教授 井山 裕文 氏


◆ご参考
今回の助成研究成果発表については、天田財団ホームページの
「FORM TECH REVIEW 2025 Vol.34」に関連記事を掲載しています。
https://www.amada-f.or.jp/report/f
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