農業従事者の高齢化・後継者不足で増える「遊休農地」 HARE、グリーン・アースのパートナー企業として遊休農地活用を支援
企業の農業体験を通じ、遊休農地の活用と農村地域との新たなつながりを創出
HARE株式会社(代表取締役CEO:早川 豪、本社:福岡県福岡市)は、有限会社グリーン・アースと業務提携を結び、遊休農地の活用を通じた、企業と農業・農村地域との接点づくりを支援しています。
福岡市では、農業従事者の高齢化や後継者不足などを背景に、遊休農地の発生防止や有効活用が課題となっています。
こうした中、福岡市では2025年度から、企業・団体等による遊休農地の有効活用に向けた実証実験「農地活用促進プロジェクト」を実施。2026年度は実施場所を昨年度の1カ所から3カ所へ、参加企業数も3社から約10社へ拡大しています。
HAREは、農地に関する知見・実務を持つグリーン・アースと連携し、企業が農業や農村地域に関わる機会づくりを支援しています。
【一度遊休化すると、再び農地に戻すには多くの費用と労力】
近年、農業従事者の高齢化や後継者不足により、全国的に遊休農地が増加しています。
福岡市においても、その発生防止と有効活用が課題となっています。農地は一度遊休化すると荒廃が進み、周辺農地に影響を及ぼすほか、再び耕作可能な状態に戻すためには多くの費用と労力を要します。
こうした課題を背景に、福岡市では、農業従事者だけでなく企業・団体等が農業や農村地域に関わる機会を広げる取り組みを進めています。
企業が農地を訪れ、農作業を体験することを通じて、遊休農地の活用だけでなく、農村地域に継続的に関わる「関係人口」を増やしていくことを目指しています。
【グリーン・アースと業務提携を結び、企業と農地をつなぐ取り組みを支援】
HAREは、有限会社グリーン・アースの業務提携企業として、本取り組みを支援しています。
農地に関する知見・実務を持つグリーン・アースと、企業や人との接点づくりを行ってきたHAREがそれぞれの強みを持ち寄り、企業が農業や農村地域に関わる機会づくりに取り組んでいます。
農地を活用することだけを目的とするのではなく、農業を本業としない企業やそこで働く人たちにも実際に農地へ足を運んでもらい、農業を体験し、地域を知る機会をつくります。
こうした企業と地域との接点を継続的に生み出すことで、遊休農地の活用と、企業・人・地域の新たな関係づくりにつなげていきます。
【2026年度は1カ所から3カ所へ、参加企業も3社から約10社に拡大】
福岡市の「農地活用促進プロジェクト」は2025年度にスタートしました。
2026年度は、東区勝馬を含む市内3カ所へ実施場所を拡大。参加企業数についても、昨年度の3社から約10社へ拡大しています。
各農地では、じゃがいも、玉ねぎ、ビートルート、大根、白菜などの作付け・収穫が予定されています。
参加企業には、飲食、金融、スポーツなど、さまざまな分野の企業が名を連ねています。
東区勝馬参加企業:アトモスダイニング(株)、アビスパ福岡(株)、(株)O・B/U Company、キャプテンダイニング(株)、(株)Thinkingfor、富世ホールディングス(株)、(株)西日本シティ銀行、unity(株)
業種を越えて企業が農業に関わることで、これまで農業との接点が少なかった企業や社員にも、農地や農村地域について知る機会が広がっています。
【農業体験を社員研修や福利厚生にも。人的資本経営・ウェルビーイング活動の新たな選択肢へ】
本プロジェクトでは、参加企業の社員等が実際に農地を訪れ、農作物の作付けや収穫などを体験します。
こうした農業体験は、社員研修や福利厚生としての活用に加え、部署や役職を越えたコミュニケーションの機会や、日常の職場を離れて心身をリフレッシュする機会、地域や社会とのつながりを実感する機会にもつながります。
HAREでは、こうした取り組みを、企業が人材を重要な資本として捉え、その価値を高めていく「人的資本経営」や、社員一人ひとりの心身の充実を目指す「ウェルビーイング活動」を推進する新たな選択肢の一つとして捉えています。
企業にとっての新たな体験機会をつくりながら、社員同士のつながりや地域との関係を深め、農業や農村地域に継続的に関わる人を増やしていく取り組みを進めていきます。
【10月1日、福岡市東区勝馬でじゃがいもの作付けを実施。11月には玉ねぎの作付けを実施予定】
2026年10月1日(木)には、福岡市東区大字勝馬の遊休農地において、参加企業によるじゃがいもの作付けを実施しました。
当日は、作付け方法の説明を受けた後、参加企業の社員等が実際に農地へ入り、農作業を体験しました。
普段の職場とは異なる環境で、参加者同士が協力しながら農作業に取り組むことで、農業や地域について知るだけでなく、企業や社員同士の新たな交流が生まれる機会となりました。
今回の取り組みは、一度限りの農業体験ではなく、季節に応じた作付けや収穫を通じ、企業や社員が継続的に農地や地域に関わる機会をつくることを予定しています。
今後は11月に玉ねぎの作付けを行い、2027年3月頃の収穫を予定しています。
作付けから収穫まで継続して農地に関わることで、参加企業や社員が農作物の成長を実感しながら、農業や地域とのつながりをより深めていく機会をつくっていきます。


【今後の展開】
HAREはこれまで、採用・人事・組織づくりの支援を通じて、企業と人をつなぐ仕事に取り組んできました。
近年、企業においては、人材を重要な資本として捉え、中長期的な企業価値の向上につなげる「人的資本経営」や、社員一人ひとりが心身ともに良好な状態で働くためのウェルビーイングへの関心が高まっています。
今回の取り組みを通じ、農業体験を社員研修や福利厚生、社内コミュニケーション、地域との交流などに活用することで、企業の人的資本経営やウェルビーイング活動を推進する新たな機会づくりにもつなげていきます。
一方、人手不足や担い手不足は企業だけの課題ではありません。地域においても、農業をはじめ、これまで守られてきたものを維持していくための担い手が求められています。
今回の取り組みでは、企業が持つ「人の力」を地域につなぎ、農業を本業としない企業にも農地へ足を運び、農業や地域を知り、継続的に関わるきっかけをつくります。
HAREは今後も、遊休農地の活用にとどまらず、企業・人・地域が継続的につながる機会づくりを支援してまいります。
採用・人事支援で培ってきた「企業と人をつなぐ力」を地域にも広げ、企業・人・地域それぞれの力をつなぐことで、日本中の“やれる”を創ってまいります。

《 会社概要 HARE株式会社》
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