日本初の音楽制作コミュニケーションツール「Co-Writing Studio」をリリース~グループでの音楽制作をスムーズに~
■音楽制作における従来のコミュニケーション課題を改善
これまで、バンドや音楽サークルなど複数人数で音楽制作を行う場面において、意見交換・連絡のために「チャットツール」を、音楽データ共有のために「データ共有ツール」を別々に利用する必要がありました。また、チャットツール内でデータ共有が可能な場合にも、多くの音楽データとテキストが混在しタイムライン上で流れてしまうために、複数の案件をスムーズに同時進行する上で問題となっておりました。
そんな中、当社は音楽制作に特化したコミュニケーションツールとしてCWSを開発。チャット機能やフォルダ管理機能の充実によって、テキストと音楽データの一元管理ができるようになりました。
また、団体やバンドなどの所属を示す「グループ」と、制作楽曲やイベントなどの案件を示す「プロジェクト」の設定を行うことで、同グループ内で複数の案件を同時に進めることが可能です。グループ内のやりとりは非公開設定となっており、作品の公表前に関係者のみが情報を共有する場面においても、安全に利用することができます。
<Co-Writing Studio概要>
正式名称:Co-Writing Studio(コーライティングスタジオ)
提供開始:2018年11月8日 一般提供開始
価格:無料(※将来的に有料プラン提供の可能性有)
サイトURL:https://cowritingstudio.com/
App Store:https://itunes.apple.com/jp/app/co-writing-studio/id1439900178?mt=8
特徴:
・「チャット機能」で音楽制作についてのディスカッションが可能。
・チャットグループ内での「音楽データ共有」と「フォルダ管理」が可能。
・音楽データの再生をしながらのチャット利用に対応。
・大切なコメントを保存できる「ピンどめ」機能を実装。
・非公開のグループで 「メンバー限定の共有」が可能。
■共同で作曲をするCo-Writing(コーライティング)
メロディ、トラック、編曲、歌詞、仮歌など、各クリエイターが得意分野を活かして共同で音楽制作を行う手法をCo-Writing(コーライティング)といいます。欧米では広く取り入れられている制作手法であり、日本でもプロの作曲家を中心に手法として広まってきております。
当社は、新たな音楽制作の手法であるコーライティングを行う場面において、使いやすいツールを目指しCWSを開発いたしました。
■プロの音楽制作現場やイベントでのβ版活用
CWSのβ版は実際にプロの音楽制作現場にてご利用いただき、改良を重ねてまいりました。また、通常の音楽制作のみならず、イベントにおいて参加者同士が音楽制作を共同で行う際のコミュニケーションツールとしてもご活用いただきました。
β版利用は2018年10月時点でユーザー数800、ファイルアップロード数19000を突破し、音楽制作の過程で多くのデータのやりとりが発生していることが分かりました。CWSは、プロのミュージシャンから趣味の音楽活動を行うユーザーまで、グループで音楽データを取り扱うすべての方々が活用できるツールとなっております。
【β版活用事例】
共同で音楽制作を行う「コーライティング」をテーマに行われた下記のイベントにて、CWSのβ版をご活用いただきました。
< TOWER CREATIVE ACADEMY >
オンラインツール活用による作曲法(コーライティング)
主催:タワーレコード株式会社
公式ホームページ:https://tower.jp/creativeacademy
< Co-Writing Workshop >
主催:クリエイターズキャンプ真鶴実行委員会
公式ホームページ:https://creatorscamp.jp/
【β版ご利用者様よりコメント】
タワーレコード株式会社
代表取締役副社長 伊能 美和子(いよく みわこ)氏
この夏スタートしたタワーレコードのスクール事業「TOWER CREATIVE ACADEMY」の「オンラインツール活用による作曲法」講座では、受講生の皆様にCWSを使ってCo-Writingし作品のクオリティーを高め合うことを体感していただき、大変好評を博しました。今後の通信の大容量化に伴い、Co-Writingという制作スタイルとそれを支えるCWSの重要度はより高まって行くと思います。
音楽プロデューサー、ソングライター、(株)マゴノダイマデ・プロダクション代表
伊藤 涼( Ryo Ito )氏
コーライティングはもちろん、作家マネージメントやディレクター目線でも同時に複数のクリエイターとの情報共有や楽曲管理ができるし、とにかくコミュニケーションが取りやすい。すでにCWSをセミナーやラボ、オフィスや求人にも活用しているが、もうCWS無しでは仕事ができなくなってしまった。
ペンギンス 氏(作詞・作曲・編曲家、キーボーディスト、ボカロP)
-代表作に欅坂46「語るなら未来を・・・」(作曲)など。-
音楽に特化したチームワークツールがあることで、今注目されている楽曲制作スタイルであるコーライティングがスムーズに行えます。フロー的コミュニケーションとストック的データの双方をシームレスに管理できとても便利です。
永野 小織 氏(理系作詞・作曲・編曲家・ディレクター)
-CWSを活用したコーライトによりClariS「Fairy Party」「Butterfly Regret」「このiは虚数」、22/7「シャンプーの匂いがした」等の楽曲を提供。-
メッセージと楽曲を一元管理でき、新規メッセージのあるプロジェクトが最上部に表示されたり、グループやプロジェクトにアイコンを設定できたりと、コーライトによる楽曲制作を多数並行しておこなう日々の中で、欠かせないツールです。
■音楽作品の制作・公開・販売までサポート
当社はこれまで、音楽コンテストサービス「CREOFUGA」ではクリエイターが自身の作品を公開する場を、ストックミュージックサービス「Audiostock」では作品を販売する場を運営してまいりました。2つのサービスのユーザーより、音楽の制作過程における悩みについてご意見をいただいたことから、CWSの開発を決定。作品の「公開」と「販売」にそれぞれ注力した2つのサービスに加えて、「制作」に特化したCWSをリリースすることで、音楽作品の制作から販売までの段階で当社サービスが音楽クリエイターの活躍の場となることを目指します。
当社は今後も「音楽を生み出す人をハッピーにする」というビジョンのもと、音楽制作に関わる全ての人の活躍をサポートできるサービス運営に励んでまいります。
【株式会社クレオフーガ 会社概要】
社名:株式会社クレオフーガ
設立:2007年10月11日
代表者:代表取締役 西尾 周一郎
資本金:3億355万円(資本準備金含む)
主要株主:経営陣 ピクスタ株式会社 株式会社広島ベンチャーキャピタル 株式会社スペースシャワーネットワーク
本社:岡山県岡山市北区津島中1丁目1番1号 岡山大インキュベータ211号室
東京オフィス:東京都品川区西五反田7丁目11-1 第五花田ビル2F
社名の由来:ラテン語で”創造”という意味の「CREO」と「FUture Generation Arts=次世代の芸術」の頭文字をとった「FUGA」という言葉を合わせた造語で、”新しい時代の芸術を創造していく”という思いが込められています。
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