サザビーズがアジアの陣容を強化 株式会社サザビーズジャパン 代表取締役会長兼社長に石坂泰章氏が就任
サザビーズのCEOであるタッド・スミス氏は次のようにコメントしています。「東洋と西洋のコレクションが最も集積している地の一つであるだけでなく、世界の最も洗練された美術、宝飾、ワイン、車のコレクターも点在する日本におけるサザビーズのリーダーシップは、アキ(石坂)の就任によってより高まるしかありません。」
石坂氏は、2015年に本人が立ち上げたアートアドバイザリー会社からサザビーズに復帰します。同氏は2005年から2014年にかけてサザビーズジャパンの代表取締役社長を務め、サザビーズジャパンの成長に大きく貢献しました。また同氏は主要な日本人コレクターと強い繋がりがあり、彼等の多くをオークションの世界に導いてきたりもしています。
サザビーズ・アジアの CEO であるケビン・チン氏は次のようにコメントしています。「アキ(石坂) がサザビーズに戻ってきてくれたことを喜ばしく思います。アキ(石坂)は、美術業界30年以上のベテランであるだけでなく、オークションおよび相対取引においても豊富な経験をもっています。 彼の専門知識とコレクターとのコネクションは、弊社の日本でのさらなる成長のためにも非常に重要なものになるでしょう。」また、サザビーズの事業開発部門ヘッドのバレンティーノ・カルロッティ氏は、次のように付け加えています。「アキ(石坂)は、我が社の国際的な事業成長において重要な役割を果たすチェアマンとして弊社チームにとって大きな支えとなるでしょう。」
石坂泰章氏いわく、「サザビーズに復帰することを非常に嬉しく思っています。私にとって同社は古巣であるとともに、グローバルに革新的で独創的な道筋を描き続けているという意味では新たなところでもあります。また、日本の市場をさらに発展させ、グローバルなステージでの地位を高めるためにも、アジア及び世界各地のそれぞれの分野の専門能力を兼ね備えた各部署と一緒に働けることを楽しみにしています。」と、コメントしています。
石坂氏は日本の総合商社三菱商事に7年間勤務の後、1987年に美術業界に転身し自身のギャラリーをオープンしました。ジグマー・ポルケを含む何人かの新興及び評価の定まったアーティストを日本のマーケットに紹介、ゲルハルト・リヒター、草間彌生、アンドレアス・グルスキー、ゲオルグ・バゼリッツなどの主要アーティストの作品を日本の国公立美術館に収めました。また、1990年代半ばには、アメリカ現代美術の企業コレクションの構築に尽力しました。
また、前澤友作氏が設立した現代芸術振興財団の評議員をはじめ、いくつかの国内主要私立美術館のアドバイザーも兼任。また東京藝術大学のアートビジネスの非常勤講師を10年以上務めており、アートビジネスについて幅広く執筆活動も行っています。日本、ドイツ、英国、米国で学び、成蹊大学法学部卒。
サザビーズについて
サザビーズは、1744年の設立以来、世界的なアート作品とコレクターを結び付けてまいりました。サザビーズは、ロンドンからニューヨーク(1955)に拡大し初めての国際的規模のオークションハウスとなったのを契機に、香港(1973年)、インド(1992年)、フランス(2001年)で初めてオークションを主催、その後中国初の国際的な美術オークション会社(2012年)となりました。今日では、ニューヨーク、ロンドン、香港、パリなど11の異なるセールルームでオークションを開催し、サザビーズのBidNowプログラムを通じて、世界中のすべてのオークションをオンラインにてライブ視聴いただけます。世界で唯一のフルサービスのアートファイナンス会社であるサザビーズフィナンシャルサービスや、コレクション、アーティスト、不動産および財団のアドバイザリーサービスを行う子会社であるArt Agency、Partnersのリソースをコレクターの皆様にご提供いたしております。また、サザビーズは、グローバルファインアート部門のギャラリーアームであるS|2ギャラリーやサザビーズワイン、サザビーズダイアモンド、そしてインテリアデザインのオンラインマーケットであるViyetの3つの小売事業を含む、70以上のカテゴリーでプライベートセール(相対取引)の機会をご提供しています。サザビーズは、世界40カ国 80か所の拠点に拡がるグルーバルなネットワークを有し、ニューヨーク証券取引所(BID)に上場している最も歴史のある会社です。
http://www.sothebys.com/jp
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