先端社会科学の実用を語りつくす120分!メカニズムデザインを「実際に使った」キーパーソンが12月4日(水)慶應義塾大学・三田キャンパスに集結

『多数決を疑う』『マーケットデザイン』の慶大・坂井豊貴、ブロックチェーンで新たなコミュニティを創出するALIS・安昌浩、不動産オークションを実施するデューデリ&ディール取締役・今井誠など

株式会社ALIS

12月4日(水)、ALISとAuction Labの共催によるカンファレンス『メカニズムデザインの社会実装( https://auctionlab-alis1.peatix.com/ )』を慶應義塾大学・三田キャンパスで開催。世界的に注目が集まるメカニズムデザインの社会実装について議論します。画期的な投票方式によるコミュニティ運営や、オークション理論のビジネス活用など、日本での先駆的な取り組みを紹介します。これまでメカニズムデザインや経済学に触れたことがない方でも「こういうことか」と分かる体験イベントを組み込んでいます。

ソーシャルメディア「ALIS」の運営及び、企業向けブロックチェーン開発支援を行う株式会社ALIS(本社:東京都渋谷区/代表取締役 社長:安昌浩、以下、ALIS)は、Auction Labを運営する株式会社Dolphinsとともに実施している「エコノミクス分野における共同研究( https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000027792.html )」の一環で、12月4日(水)に共同開催イベント『メカニズムデザインの社会実装( https://auctionlab-alis1.peatix.com/ )』を慶應義塾大学・三田キャンパスで開催します。

イベント参加方法
下記のイベントページからお申込みいただけます。
https://auctionlab-alis1.peatix.com/

こんなに面白い! メカニズムデザインの社会実装
社会制度は天や自然から与えられるものではなく、人間が作るものです。選挙の方式からモノの売り方まで、すべては人間が作ったもの。作り方しだいで良い結果が出たり、悪い結果が出たりします。昨今、世界的な注目を集めるメカニズムデザインは、ゲーム理論を活用して優れた社会制度の設計を試みます。

メカニズムデザインの応用先には「民意をよりよく集める選挙方式」「モノをより良い方法で売るオークション方式」「優れたマッチングを導くレーティング方式」の設計などがあります。多数決の選挙で人気の候補たちが共倒れしてしまう、値付けの難しいものに定価を付けたがうまく売れない、おかしなレーティングでまともな店に客が来なくなる、といった失敗が起こらない工夫をします。

技術的には、メカニズムデザインは経済学に基づく「関数づくり」です。WEB上のサービスと相性がよく、米国では多くのIT企業がこの分野の知見を活用していますが、日本では同様の動きはほとんどありません。そうしたなか、このカンファレンスでは日本での先駆的な実装を紹介し、メリットや実用上の注意事項について議論します。世論調査やマーケティングへの応用も考察します。

本カンファレンスでは、これまでメカニズムデザインや経済学に触れたことがない方もご参加いただけるよう、最初に基本的な概念をお伝えします。また、新しい投票方式の利用や、登壇者の用意したグッズをチャリティ・オークションで落札できる体験イベント等も予定しています。ぜひお気軽にお越しください。

■ 開催概要
【日程】2019年12月4日(水) 19:00~21:00(受付開始 18時30分)
【場所】慶應義塾大学三田キャンパス・北館ホール( https://www.keio.ac.jp/ja/maps/mita.html )
※上記地図の10番にお越しください
【参加費】無料
【対象】メカニズムデザインに興味のある方全般(学生、社会人、研究者、起業家)など
※慶應義塾大学の学生以外も参加可能です

■登壇者

坂井 豊貴
慶應義塾大学経済学部教授、(株)デューデリ&ディール・チーフエコノミスト。ロチェスター大学経済学博士課程修了(Ph.D. in Economics)。著書に『多数決を疑う』(岩波新書、高校教科書に掲載)、『マーケットデザイン』(ちくま新書)、『決め方の経済学』(ダイヤモンド社)ほか。著書はアジアで多く翻訳されている。メカニズムデザインを専攻、現在はその社会実装に注力する。
 

今井 誠
株式会社Dolphins代表取締役。株式会社デューデリ&ディール取締役、マーケットデザインラボ事業責任者。金融機関を経て、2001年株式会社アイディーユー(現;日本アセットマーケティング株式会社)へ入社。不動産オークションの設計と実施に携わり、数千件のオークションを経験。同社の東証マザーズ上場に貢献する。その後、不動産投資関連企業等を経て、2017年株式会社Dolphinsを設立、代表取締役に就任。2018年株式会社デューデリ&ディール取締役に就任し、メカニズムデザイン/マーケットデザインのビジネス応用を行う。
 

安 昌浩

株式会社ALIS CEO。京都大学で核融合を専攻した後、2011年株式会社リクルートに入社。転職メディアの商品企画やHRTech領域の新規事業開発をはじめ、自然言語解析や機械学習領域の事業開発を担当する。2016年、同社の企画部門の最高賞を受賞。2017年9月ブロックチェーンを用いたALISを立ち上げるため国内初の規模でICOを実施し、4.3億円を調達する。ALISで信頼できる記事と人々にいち早くアクセスできる世界の実現を目指す。
 

石川 竜一郎
早稲田大学国際学術院准教授。一橋大学博士(経済学)。サービス学会代議員、数理経済学会評議員。近著に“Behavioral uncertainty and the dynamics of traders' confidence in their price forecasts”Journal of Economic Dynamics & Control (with N. Hanaki and E. Akiyama)、『制度と認識の経済学』(共編著、NTT出版)など。認識論理学を用いたゲーム理論や、集合知メカニズムの研究に携わる。

Auction Labについて
株式会社Dolphinsが運営する、「オークション」の活用を考えるビジネスパーソンと研究者の交流スペースです。オンラインで情報を発信するとともに、オフラインでのワークショップを開催しています。
https://place171.com/

株式会社Dolphinsについて 
メカニズムデザイン/マーケットデザインのビジネス応用を実践する企業グループのホールティングカンパニー。Auction Labにおいて、経済学の社会実装に向けての認知度向上に努めている。グループ企業において、不動産オークション事業/不動産リーシング(マッチング)事業/レーティングサービス等のDecision Technology(決め方に関する技術)に関連する様々なサービス展開を行う。
http://www.dolphins-ddd.jp/

株式会社ALISについて
信頼できる記事と人々を明らかにするブロックチェーンベースのソーシャルメディアALISを運営。現在はオープンβ版プロダクトを用いて、コミュニティと共に提供価値実現に向けた検証を行っている。ブロックチェーン技術やトークン発行に興味がある大手企業(金融、広告代理店、ゲーム、通信業者など)へのコンサルティング、トークン発行・運用、スマートコントラクト開発、サーバレス、ブロックチェーン環境構築などの実績も豊富。
https://alismedia.jp/ja/business.html

お問合せ先:ALIS問い合わせ窓口(info@alismedia.jp)
 

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会社概要

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URL
https://alismedia.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区九段北1-8-10 住友不動産九段ビル14階
電話番号
-
代表者名
石井壮太、水澤貴
上場
未上場
資本金
100万円
設立
2016年04月