WMパートナーズ、AICと共同運営するセカンダリーファンド「JPEOF2021」を通じフェムトグロース・ワン投資事業有限責任組合へ出資
(*1)本ファンドは、有限責任事業組合フェムト・スタートアップとフェムトグロースキャピタル投資事業有限責任組合の継続ファンドとして組成されました。
継続ファンドは、既存のプライベートエクイティ・ファンド(以下「PEファンド」)の運用後期に、PEファンドのファンド・マネージャー(以下「GP」)、投資家(以下「LP」)、投資先等ステークホルダー毎に異なる多様なニーズに対するソリューションとなります。LPの出資持分の流動化スキームの1つであり、GPが運営する既存ファンドの保有資産の一部を、同じGPが組成した継続ファンドが譲受するスキームです。
WMとAICは、JPEOF2021を通じて、国内PEファンドの投資家に対する適切な流動化機会の提供、PEファンド等のファンド・マネージャーの皆様に対する柔軟性を持たせたファンド運営機会の提供等を通じて、黎明期にある国内セカンダリー市場の発展に貢献して参ります。
● フェムトパートナーズ株式会社 磯崎哲也様
「今回、既存ファンドのファンド期限を超えて投資先企業の成長を継続的に支援する仕組みを作りたかったため、投資家の方々に時間をかけ意見聴取を行い検討いたしました。特に、セカンダリー取引やLP出資の分野でご活躍されているWMパートナーズ及びエー・アイ・キャピタルの両社とスキーム等について議論を重ね、日本ではまだ事例が少ない継続ファンドを、既存ファンドの全投資家の方々に同意いただき設立させることができました。引き続き、投資先企業の成長にお力をお貸しいただければ幸いです。」
● AIC マネージング・ディレクター 中浜優一
「グローバルにおいては、近年、継続ファンドを活用したファンド・リストラクチャリングを含むGP主導型のセカンダリー取引はセカンダリー取引全体の半数程度に達しており、LP出資持分流動化手法の一つとして確立されておりますが、国内においてはこれまで積極的に活用されてきたとは言えない状況でありました。今回、フェムトパートナーズ社と共に本件取引の実行に至ったことは、本ファンドの設立趣旨である“国内セカンダリー市場・国内PE市場の発展”に資するものと確信しており、このような価値ある取り組みに参画できたことを大変喜ばしく思っております。」
● WMパートナーズ株式会社 ディレクター 鈴木祥平
「これまでベンチャーキャピタルとして先駆的な取り組みをされてきたフェムトパートナーズ社が組成された継続ファンドに投資家として参加する機会をいただき大変光栄です。国内において先進的である本組合の設立に際しては、フェムトパートナーズの皆様と様々な協議を重ね、ステークホルダーの皆様からの同意を経て実現することができました。WMパートナーズはこれからも国内PEファンドの投資家やファンド・マネージャーの皆様との対話を重ね、ステークホルダーの皆様のニーズに適う価値を提供して参ります。」
WMパートナーズについて
WMパートナーズは、2013年に設立された独立系投資会社であり、プライベート・エクイティ業界において10年以上の投資経験と様々な事業バックグラウンドを持つ投資プロフェッショナルがチームを構成しています。日本におけるグロース・キャピタル投資のパイオニアとして、分散投資型のベンチャーキャピタルや企業買収型のバイアウトファンドとは異なるユニークな投資戦略を持ち、成長を志す経営チームに最適な資本と株主政策を提案してまいりました。成長資金の提供に留まらず、事業承継問題の解決、事業再編の推進、資本構成の是正等、様々な経営課題の解決やニーズに対応し、中堅・中小企業のエクイティ・パートナーとして、更なる成長を支援いたします。
設立 :2013年7月
代表者 :松本 守祥 、徳永 康雄
資本金 :30百万円
株主 :パートナー、日本政策投資銀行
本社所在地 :東京都千代田区麹町三丁目2番地 垣見麹町ビル4階
事業内容 :未上場株式等への投資、プライベート・エクイティ・ファンドの運営・管理
運営ファンド:
WMグロース3号投資事業有限責任組合(2014年~、出資総額62億円)
WMグロース4号投資事業有限責任組合(2017年~、出資総額106億円)
WMグロース5号投資事業有限責任組合(2022年~、組成中)
ホームページ:http://www.wmpartners.jp/
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