支援車が不足・・・、エーモン工業から軽自動車9台を寄贈いただきました!
同社からの車の寄付は通算90台に到達!寄付車両は災害時や減災のための取り組みに活用していきます。
一般社団法人日本カーシェアリング協会(宮城県石巻市/代表理事:吉澤武彦/以下「協会」)は、エーモン工業株式会社(兵庫県神崎郡/代表取締役社長:川岸浩二/以下「エーモン工業」)から9台の軽乗用車と、車両メンテナンスのための機材を寄付していただきました。今回寄付されたお車は、協会が実施する平時における協会の防災・減災のための取り組みや、交通弱者支援に活用していきます。宮城県内での車の調達にあたっては宮城県中古自動車販売協会・宮城県中古自動車販売商工組合(宮城県黒川郡 会長、理事長:伊藤 行雄 2社を総称して「JU宮城」)に協力いただきました。
協会は、東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県石巻市で設立した非営利組織で、全国から寄付いただいた車を活用した生活支援や災害支援活動を行ってまいりました。2011年の活動開始以来、延べ600台以上の車が協会へ寄付されていますが(現在活用中の車は235台)、近年の頻発する自然災害や、経済状況の低迷などの理由から協会への車の貸出支援要請が増加し、恒常的に支援車両が不足する状況が続いています。
今回の軽自動車の寄付は、協会の平時における協会の防災・減災のための取り組みや、交通弱者支援に活用するための車が不足している状況を打破するために、協会からエーモン工業に車の寄付要請を行い実現したものです。
また、車以外にも車をメンテナンスするための製品も寄贈していただきました。
エーモン工業は、自動車メンテナンス用品やカスタマイズパーツの企画・製造・販売を手掛ける企業です。協会はこれまでも同社と連携し、災害時における被災地での支援活動を行ってまいりました。兵庫県の企業であるエーモン工業が宮城県の協会に車を寄付するにあたっては、JU宮城に車両の調達に関して協力してもらうことで、9台分の車両を確保することができました。
今回のエーモン工業からの切れ目のない支援に感謝するとともに、同社のように協会の活動に賛同してくださる仲間を募り、車を寄付するという選択肢を普及させていけたらと考えています。
なお、今回寄贈された軽自動車の活用先は既に決まっており、これ以降も車が不足する状況は続く見込みです。協会では、現在も車の支援ニーズに対応するため、全国から自動車の寄付を募集していきます。*
*協会が募集している車については後述に詳細有
- 寄付された車両と機材の写真
- エーモン工業から協会へのこれまでの支援
2019年 令和元年8月豪雨(佐賀県)支援のために15台の軽自動車を寄贈
台風19号(宮城県、福島県、栃木県)支援のために20台の軽自動車を寄贈
2020年 令和2年7月豪雨(熊本県)支援のために15台の軽自動車を寄贈
2021年 令和3年7月豪雨(佐賀県・福岡県)支援のために10台寄贈
災害時の支援に関する協定締結(モビリティ・レジリエンス・アライアンス加盟)
2022年(本リリースの寄付) 軽乗用車9台を寄贈(累計90台に到達)。
車の提供以外にも、自社製品、金銭の寄付を随時実施していただいています。
- (参考)協会が募集している車について
活用寄付のイメージ活用できるお車の条件
・車検が6カ月以上残っている
・安全な走行に支障がでる故障がない (オイル漏れ、足回りの不調などがない)
・快適な走行に支障がない(エアコン不調、窓の開閉など)
・タイヤのスリップサインが出ていない
・車の使途や廃車のタイミングを協会に一任いただける
活用が難しい車リサイクル寄付のイメージ
リサイクル寄付は、車検が切れている車や事故車、故障車等、協会での活用が難しいと判断した車を提携のリサイクル業者が引取、環境に優しくリサイクル処理されます。リサイクル業者が算定した車の価値(値段)が協会に寄付され、協会の活動を支える活動財源として活用されます。
- エーモン工業について
ホームページ:https://www.amon.co.jp/
- 日本カーシェアリング協会について
団体名:一般社団法人日本カーシェアリング協会
代表者:代表理事 吉澤武彦
住所:宮城県石巻市駅前北通り1丁目5‐23
設立:2011年4月 (法人化は2011年7月)
電話:0225-22-1453
メール:info@japan-csa.org
FAX:0225-24-8601
HP:https://www.japan-csa.org/
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