辰野新大阪ビル 共用部大規模リニューアル工事に着手および新ビル名称「ReTerra Shin-Osaka(リテラ新大阪)」へ変更のお知らせ
築37年の既存ストックを活用し、リジェネラティブな価値を伝える環境再生型オフィスビルへ ~自然体で働く未来を育む次世代オフィス~
辰野株式会社(所在地:大阪市中央区、代表取締役社長:辰野光彦)は、辰野新大阪ビル(大阪市淀川区)において、リジェネラティブな価値を伝える環境再生型オフィスビルを目指し、共用部の大規模リニューアルに着手しました。
辰野新大阪ビルは、1988年3月の竣工以来初となる大規模リニューアルとなり、2025年12月中の竣工を目指しています。リニューアルにあたり、ビルの基本機能の拡充やデザインの機能拡充のほか、環境再生型オフィスビルの実現により、当社が目指すリジェネラティブな価値を伝える発信拠点となることを目指します。
■リニューアルのコンセプト
自然と描く未来のカタチ
~自然体で働く未来を育む次世代オフィス~
「働く」という日常の行為が、自然の循環とつながり、人も場所も再生していく。
ReTerraは、そんな“リジェネラティブな働き方”を体現する拠点を目指します。
■リニューアルのメニュー
①自然のぬくもりや緑の潤いを感じる自然豊かなオフィス空間
1階エントランスにはモニュメントとなる自然素材と人工素材を組み合わせたアップサイクルなアートウォール(擬岩)を設置するほか、各階共用部には、木のぬくもりや緑の潤いを感じられるサインや屋内緑化をふんだんに設け、身近に自然を感じられるビルを目指します。

②ビル入居者だけでなく街に開かれた緑あふれる外構空間
1階外構部には、都会に居ながら身近に自然を感じられる緑あふれる空間を設けます。壁面緑化やビオトープを設けるほか、ビル内で出た生ごみを肥料として資源循環し、土を蘇らせる仕組みを取り入れるなど、ビル入居者だけでなく近隣にお住いの皆さまを含め、誰もが自然に触れ、その良さや快適さを感じられる街に開かれた空間を目指します。



③自然に優しい取組を随所にちりばめ、リジェネラティブな価値を積極的に発信
今回のリニューアルに伴い、ビル共用部の随所に自然に優しい素材や自然循環の仕組みを取り入れ、ビル全体でリジェネラティブな価値を伝える環境再生型オフィスビルへ生まれ変わります。

循環エネルギー
雨水の利用や太陽光発電による循環エネルギーの活用

内装材選定
CO2削減素材NUNOUSを 積極的に活用

DBJ認証
環境認証制度DBJ認証の 取得を予定

破材等の再利用
当社と縁のある能勢の山林から出た破材を再利用
■新ビル名称:ReTerra(リテラ)に込めた想い
新ビル名称「ReTerra(リテラ)」は、これからの社会のあり方を示す重要な概念である「リジェネラティブ(Regenerative)」、そして「再生(Re)」という2つの意味を持つ【Re】と、「地球、大地」を意味するラテン語の【Terra】を組み合わせた造語です。
これまでの「環境に良い」は負荷を減らすことでしたが、単にマイナスをゼロにするのではなく、「ReTerra」での事業活動を通じて、地球をより良い状態に「再生=リジェネレート」していくことを目指す、当社の揺るぎないビジョンを表しています。

■建物概要

|
所在地 |
大阪市淀川区西中島7-1-5 |
|---|---|
|
交通 |
JR・OsakaMetro新大阪駅 徒歩3分 |
|
階数 |
地下1階/地上10階建 |
|
構造 |
鉄骨鉄筋コンクリート構造 |
|
用途 |
オフィス |
|
竣工年月 |
1988年3月 |
|
敷地面積 |
926.59㎡ |
|
延床面積 |
8,224.45㎡ |
すべての画像
