市場規模13兆円!廃棄物処理・リサイクル市場を独自に分析 全ての企業、金融機関、投資家に贈る サーキュラーエコノミー実現のバイブル「再資源化白書2021」発売 2021年6月30日(水)

静脈産業 1,000 社・9,500 ヵ所の中間・最終処理場へ調査を実施

 事業者向け環境/廃棄物マネジメントのパイオニアである株式会社サティスファクトリー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:恩田英久)は、静脈産業(※1)1,000社からアンケートを得た独自調査、全国各地に立地する9,500カ所の中間処理場および最終処分場への多面的な調査・分析を基に、廃棄物業界の最新動向データ『再資源化白書2021』を2021年6月30日(水)に発売いたします。

 

※『再資源化白書2021』イメージ※『再資源化白書2021』イメージ

 

 本書では、現場から集めた生の声と調査データで、日本の静脈産業に根付く廃棄物や資源物の地域分散的な処理事情を分析しています。
 既に公表されている関連データは国や省庁、団体によって前提条件が異なり、情報の比較や一元化が難しい中で、それらのデータを読み解き、適切な方法で比較分析を行いました。その結果、定説の立証にとどまらず、これまでにない傾向を数多く発見することができました。
 それらのデータに基づき、縦割りの業界構図、弊害を解決する廃棄物マネジメント業の視点で、再資源化を拡大するためにあるべきインフラについて考察しています。
 本書は、静脈産業や排出事業者の方をはじめ、金融機関や報道機関の方々、広報やIR、サステナブル推進室ご担当者様、地方自治体及び環境関連団体の方々にとって、今後の施策や事業活動の一助としてご活用いただけます。SDGs目標の「つくる責任 つかう責任」や環境対策に関わる目標達成に向けて、お役立ていただけますと幸いです。

 


■白書発行に至った背景
21世紀に入り、日本では大量生産・大量消費・大量廃棄型の経済システムから脱却を目指し、環境負荷を低減する循環型社会の構築が進展しています。本書では、循環経済の中枢を担っているにも関わらず、あまり脚光を浴びてこなかった静脈産業に焦点を当てながら、循環経済に悩む全ての企業の指南書となる事を目指し、日本企業全体の廃棄物に対する意識改革に繋げるべく、白書の発行に至りました。

・世界で求められる『循環経済』への移行
20世紀に入り、人類は急速な発展を遂げ、産業革命によって社会活動を通じたモノの流れが増大し、大量生産・大量消費・大量廃棄型の社会経済システムが構築されました。人類が急速な経済的繁栄を成し遂げる一方で、消費される資源・エネルギーの増大及びそれに伴う廃棄物の大量発生等環境に対する様々な悪影響が生じています。つまり、産業革命後の「採って、作って、捨てる」という一方通行型(線形)の社会モデルは限界に達しつつあり、既存の資源を循環させて価値を生むという概念「サーキュラーエコノミー(循環経済)」が求められています。

・逃れられない排出事業者責任
日本の法律(廃掃法第一章第三条)では、事業者は廃棄物を自らの責任において処理しなければならず、再生利用等を行うことによりその減量に努めるという大原則があります。しかし、多くの事業者は自らの処理能力を保持していないため、処理業者に「作業工程」(運搬・中間処理・再利用・最終処分)を委託する事が許されています。外部に廃棄物処理を委託する事によって、排出事業者責任までも引き渡したような錯覚を生んでしまい、排出事業者責任に対する意識を下げることにも繋がっているのです。一方で、前述した通り廃棄物量は飽和しており、廃棄物処理会社は廃棄物の受入制限が必要となり、排出事業者を選別せざるを得なくなりました。廃棄物に対する責任や意識が低い事業者は自ずと選ばれにくくなり、排出企業は廃棄物の排出事業者責任から逃れられない状況となっています。

事業者の廃棄物処理における責任範囲は、二つに分かれます。一つは排出事業者の事業活動によって発生した廃棄物処理に対する自己責任の範囲、二つ目は社会全体で発生した廃棄物処理に対する社会的責任の範囲です。今後は、上記の間にあるサプライチェーン上にも処理責任の範囲が拡大されるべきであり、それによって、廃棄物処理の責任が企業の取引選定基準の一つとなる事で、日本企業全体の廃棄物に対する意識改革につながるのではないかと考えています。

(※1)静脈産業:循環経済において関わる産業を人間の血液循環に例えて、資源を使ってモノを作る産業を「動脈産業」と呼び、産業が排出した不要物や使い捨てられた製品を集めて、社会や自然の物質循環過程に再投入するための事業を行っている産業を「静脈産業」と呼びます。

■代表取締役社長 恩田英久メッセージ


本書は、すべての企業の廃棄物・資源物に係る部門から経営層の方々まで、SDGs達成に向けた施策および企業を取り巻くステークホルダーに向けたESGメッセージとしてお役立ていただけます。そして、静脈産業に関わるプレイヤーの皆さまのマーケティング活動や設備投資、新規事業開発、商品開発等、事業活動の一助になればと強く願っております。本書の発行により、静脈産業は勿論のこと、廃棄物管理にはじまる環境マネジメントコンサルティングの存在意義が皆さまに理解され、業界の質の向上を図ることができましたら幸甚に存じます。






■『再資源化白書2021』発行概要

 

タイトル:再資源化白書2021
発刊者:株式会社サティスファクトリー
発刊日:2021年 6月30日
価格:33,000円 税込
販売方法:直接販売
発刊部数:5,000部
提供形態:冊子/PDF データ
判型:A4
中面ページ数: 225ページ(編集後記含む)
購入申し込みフォーム:https://www.sfinter.com/hakusho/





■会社概要
「社会を 100 年先につなぐ、社会課題解決」


サティスファクトリーは創業来このコンセプトを掲げ、企業の抱える産業廃棄物の回収・リサイクルをはじめとした環境課題に対して質の高いソリューションをご提供し、企業の永続的存続・発展を支援しています。資源利用から派生するサステナビリティ戦略や再生可能エネルギー戦略を支援するコンサルティングなど、環境/廃棄物マネジメント業のパイオニアとして、業種や規模、地域を問わず、全国で幅広くサービスを展開しています。







所在地:東京都中央区八丁堀三丁目12番8号HF八丁堀ビルディング8F
代表者:代表取締役社長 恩田 英久
設立:1996年11月
事業内容:廃棄物マネジメント事業、環境コンサルティング事業、環境教育事業、再生可能エネルギー事業、海外事業、再資源化プロダクト事業
資本金:1億円
ウェブサイト:https://www.sfinter.com/

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ビジネスカテゴリ
環境・エコ・リサイクル
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会社概要

URL
https://www.sfinter.com/
業種
サービス業
本社所在地
東京都中央区八丁堀三丁目12番8号 HF八丁堀ビルディング8F
電話番号
03-5542-5300
代表者名
小松 武司
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1996年11月