水の事故から命を守るフェーズフリーの防災リュックが8月30日発売！海上保安庁も採用したライフジャケットの技術が、サステナブルなビジネスリュックになって新登場！

9月1日（防災の日）は関東大震災から100年の節目

株式会社サイボウ

2023年8月23日 11時00分

総合防災の株式会社サイボウ（本社：埼玉県さいたま市代表取締役社長：結城剛）は、船舶安全用品メーカーの東洋物産株式会社、バッグメーカーのエース株式会社との３社共同にて、水の事故から命を守るビジネスリュック「フロートビズリュック」を開発いたしました。関東大震災から100年の節目を迎える「防災の日」に先駆け、2023年8月23日（水）から伊勢丹新宿店で先行発売、2023年8月30日（水）から全国の直営店、SAIBOU PARKを含む各オンラインストア、主要百貨店・専門店で発売を開始します。

防災用品のセレクトショップ「SAIBOU PARK（サイボウパーク）」は現代のライフスタイルに寄り添う「防災カルチャー」の中心地。日常生活の風景に溶け込むスタイリッシュは防災用品を取り揃え、あなた自身や、あなたの大切な人が、安心して暮らせる世界を目指しています。

( 公式オンラインストア「SAIBOU PARK」URL：https://saiboupark.jp/ )

フェーズフリーとは

Phase Free（フェーズフリー）とは、日常時（平常時）と非常時（災害時）のフェーズ（社会の状態）を隔てない状態を目指し、生活の質（QOL／クオリティ・オブ・ライフ）を向上させようとする、防災に関する新しい概念です。日用品と非常用品を分けず、いつも使っているものが、非常時にも役立つよう設計されたものをフェーズフリーと呼びます。フェーズフリーは【備えない防災】とも言われ、災害に対する備えの新しい考え方として注目を集めています。本商品はフェーズフリー協会の認証を受けた、フェーズフリー認証商品です。

□フェーズフリー協会 : https://phasefree.net/

□フェーズフリー認定商品一覧 : https://cf.phasefree.net/product/

フロートビズリュックについて

海や川へ転落した際に抱えることで水に浮き、呼吸を確保できるビジネスリュックです。海上自衛隊・海上保安庁でも採用された特別な浮力体をクッション材として使い、ライフジャケット（浮力補助具※）と同等の浮力を実現。環境への負荷軽減を目指し、廃ペットボトルが生まれ変わった再生素材を使ったサステナブルなアイテムです。国内の熟練した職人による信頼のメイドインジャパンで、普段使いと「もしもの対策」を心強くサポートします。

開発ストーリー

海や川での水難事故に遭う人は年間約1,600人。うち約700人が命を落としています（警視庁発表）。近年はゲリラ豪雨や線状降水帯による河川の増水など、生活と隣り合わせの水難事故リスクが高まっています。そこで総合防災の「サイボウ」、船舶安全用品メーカーの「東洋物産」、バッグメーカーの「エース」3社がノウハウを集結し、ライフジャケット（浮力補助具※）と同等の優れた浮力を持つ「フロートビズリュック」を開発しました。

信頼できる浮力性能だけでなく、日々の通勤における使いやすさを追求し、様々な創意工夫を詰め込みました。これは、思いがけず訪れる事故や災害の瞬間に「フロートビズリュック」を持ちあわせていただきたいからこそ。普段使いしているものが災害時にも役立つ「フェーズフリー」を意識したプロダクトです。

５つの魅力

■24時間以上水に浮き、冷静に救助を待てる

ライフジャケットに用いられる、特殊な浮力体をクッション材として使用。日常ではデジタル機器などの荷物を衝撃から守り、非常時には浮力を発揮します。その浮力性能は、国土交通省の型式承認基準における浮力補助具以上。大人でも24時間以上、水面から顔を出して呼吸を確保し、冷静に救助を待つことができます。

※画像は同等の浮力を持つ「フロートライフリュック」を使用したデモンストレーションの様子

■普段使いを意識した創意工夫

内装の生地にはライフジャケットを意識した、明るいオレンジ色を採用。視認性に優れているので薄暗い場所でも中が見やすく、荷物の取り出しや整理のストレスから解放してくれる設計デザインです。

■環境に配慮したサステナブル製品

リュックの表生地には、回収されたペットボトルを原料とする再生ポリエステル「エコールクラブ®︎」を使用。ペットボトルの不法投棄等による海洋ゴミ問題や、ポリエステルの製造等で発生するCO2の削減に貢献できるプロダクトです。この生地は強度や耐久性に優れ、その強靭さはライフジャケット商品にも採用されるほど。なお、この生地を使ったライフジャケットは、救命胴衣として史上初のエコマークを取得しています。

■普段使いと非常時をサポートする3本のベルト

ショルダーベルトのズレ落ちを防ぐ「チェストベルト」、荷物の重さを腰に分散する「ウエストベルト」、荷物量に合わせてマチ幅を調整する「サイドベルト」。これらのベルトは普段使いにおける背負い心地を向上させるだけでなく、落水時はリュックを体に固定して浮力姿勢を保つのに役立ちます。

■熟練の鞄職人＆防災のプロが贈る信頼のメイドインジャパン

防災、海の安全に携わる企業が監修して開発した、信頼のメイドインジャパン製品。熟練した鞄職人による丁寧なものづくりによって、いざという時も信頼できる、確かな品質を実現しました。

商品詳細

ブランド／シリーズ：ace.／フロートビズリュック

素材：再生ポリエステル

カラー：ブラック

形状／品番／サイズ（W×H×Dcm）／税込価格

リュック小／34051／29×44×16／49,500円　B4FILE/14inchPC

リュック大／34052／30×47×20／55,000円　B4FILE/15.6inchPC

発売日：8月23日伊勢丹先行発売（8月30日一般発売予定）

※本製品の救命機能について

本製品は、小型船舶安全規則に基づく小型船舶用浮力補助具に掲げられた浮力5.85kgと同等の浮力(No.34051で約6.3kg、No.34052で約6.9kg)を有しますが、国土交通省の型式承認基準に適合した救命胴衣ではありません。

共同開発の３社について

<株式会社サイボウ> https://saibou.co.jp/

1967年に創業した総合防災企業。消防設備のメンテナンス・点検サービスをはじめ、お客様のニーズに合わせた消防施設などの提案、災害に備えるための防災用品などを販売しています。企業の方から官公庁、自治会、個人のご家庭まで、幅広いお客様の安全をサポートする様々な事業を展開しています。

<東洋物産株式会社>http://www.toyo-bussan.co.jp/

1969年よりライフジャケット等の船舶安全用品の研究を始め、1974年より運輸省の型式承認を受けたライフジャケットを販売開始しました。以降、特殊用途のライフジャケットなども含め、独自の研究、開発を継続し、水際の安全を守り続けています。熊本県の自社工場で生産し、日本の厳しい検査をクリアしたESPADAブランドとして展開しています。

<エース株式会社>https://www.ace.jp/

1940年に創業したバッグ総合メーカー。1953年には当時「バッグの一大革命」といわれたナイロン製バッグを日本で初めて開発。マジソンバッグをはじめ、数々のヒット商品を輩出しています。また1967年より国内でのスーツケース製造を開始し、半世紀以上にわたり国内で厳しい品質管理のもとスーツケースを製造しています。

SAIBOU PARKとは

■防災カルチャーを発信するセレクトショップ
「備え」のある暮らし。そして誰もが大切な人を守れる社会を目指し、日常と調和する防災の新しいスタイルを提案する、おしゃれなオンラインセレクトショップ。安全性や機能性を大前提とし、暮らしのあり方や美的感覚にもこだわる多くのお客様から愛される防災ブランドです。

https://saiboupark.jp/

■ コンセプトは、｢備え」のある暮らし。
災害大国である日本でさえも、防災意識をアップデートしなければならない時代になりました。
SAIBOU PARKは現代のライフスタイルに寄り添った「防災カルチャー」の中心地となります。
もしもの時に備えると、心の余裕も生まれます。
気持ちのゆとりは、やがて豊かな暮らしを叶えてくれるものへ。
大切にしたいのは、モノ・コトとの出会いだけではなく、感性の共鳴や人との繋がり。
日常生活の一部として防災を取り入れることで
あなた自身や、あなたの大切な人が、安心して暮らせる世界を目指します。

■運営会社

【会社名】株式会社サイボウ
【代表者】代表取締役結城剛
【住所】　埼玉県さいたま市見沼区卸町2丁目6番15号
【事業内容】消防防災設備の整備点検・施工、防災用品の開発・提案・販売、防災用品のセレクトショップ「SAIBOU PARK（サイボウパーク）」、備蓄管理アプリ「SAIBOU PARK（サイボウパーク）」、防災Webメディア「SAIBOU PARK MAGAZINE（サイボウパークマガジン）」の運営など

https://saibou.co.jp/