Mawari、「AI x XR」体験をグローバルに実現する分散型インフラ構築のための新たな仕組み(DIO)を発表

株式会社Mawari

次世代のコミュニケーションとエンターテインメントを、AIによる没入型3D体験で切り拓くMawariは本日、リアルタイム3Dコンテンツへの需要の高まりを受け、世界中に分散型インフラのネットワークを広げるための新たな仕組み「分散型インフラストラクチャ・オファリング(DIO:Decentralized Infrastructure Offering)」を発表しました。このDIOにより、Mawariはグローバルに分散型ネットワークの構築を進めるべく、CPU環境をお持ちの方に「ガーディアンノード・オペレーター」ライセンスの販売を開始します。ライセンスを購入したノード・オペレーターは、3Dアバター、AIエージェントなどのコンテンツサービスを高速かつ手ごろな費用で届けるための分散型インフラづくりに貢献できます。

3D配信需要に基づく収益性のあるネットワーク

Mawariによるインフラネットワークは、「AI × XR」によるリアルタイム3D配信コンテンツに対する世界的な需要の高まりを背景に誕生しました。2017年に設立されたMawariは、空間コンピューティング技術(特許取得済み)を活用し、Netflix、KDDI、T-Mobile、BMWなどのグローバルブランド向けに、これまでに50件以上の商業プロジェクトを成功させてきました。創業初期から年間平均150万ドルの収益を維持しており、空間コンピューティング市場は2030年には3,774.5億ドル(約53兆円)に達すると予測されており、Mawariは着実に地位を確立しています。DIOは、Mawariの次なる成長フェーズを象徴する取り組みであり、分散型ネットワークの拡張を通じて、AIと連動した高品質な没入型3Dコンテンツに対する世界的な需要に応えていきます。

透明性、公平性、持続可能性を備えたインフラ

従来のノードライセンス販売は、短期的なチャンスを逃したくないという不安から投機的になるケースがあるのに対して、MawariのDIOは実用性・公平性・長期的な持続性に重点を置いています。ガーディアンノード・オペレーターは、ネットワークの稼働状況と健全性を継続的に監視・維持するという実質的な役割を担い、その貢献に応じて、ネットワークの収益に連動した報酬を受け取ることができます。


貢献に応じた明確な報酬体系

ガーディアンノード・オペレーターは、主にネットワーク監視報酬によって収益を得ます。これは、Mawariネットワークの総収益の最大20%を原資とした仕組みで、ネットワーク需要の世界的な拡大に応じて報酬も動的にスケールし、オペレーターの貢献度がネットワークの成長と収益に直接反映されます。

さらにMawariは、ネットワーク初期の成長フェーズにおいて、高い信頼性とノード稼働率を維持する初期参加者に向けて、ノードライセンスごとにトークンを配布する「早期オペレーターインセンティブ」の提供も予定しています。


MawariのDIOが選ばれる理由:

  • 動的な収益分配:ネットワークの実際の成長と収益に応じて、貢献度に比例した報酬を受け取ることができます。

  • 早期オペレーターインセンティブ:ネットワーク初期の展開期間中に報酬を配分。早期参入者には実質的なリターンが見込めます。

  • 公平な価格設定と参加機会:3種類のガーディアンノードライセンスでフラットな価格設定と公平な機会を提供します。

  • 運用の手軽さ:ノード運用の手間を軽減したい方には、信頼できる外部のインフラ運営パートナーを活用することも可能です。

  • 長期的な成長機会:Mawariのガーディアンノードは、ネットワーク全体の監視という重要な役割を担い、XR市場の拡大とともに、長期的に報酬を得るチャンスが広がります。

Mawari CEO ルイス・オスカー・ラミレス氏コメント:
「当社のガーディアンノード・オペレーターは、受動的な投機家ではありません。彼らは、世界中で展開される没入型の3DおよびAI体験を支える、重要なインフラを積極的に支援する存在です。ペレーターへの報酬を、ネットワークの実際の需要に基づく成長と直接連動させることで、公平性と透明性を兼ね備えた、長期的に持続可能なインフラの構築を目指しています。」

グローバル展開を加速する戦略的パートナーシップ

Mawariは、インフラ基盤の強化に向けて、グローバルリーダーとの戦略的パートナーシップを構築しています。中でも、日本の大手通信事業者であるKDDIや、Animoca Brands Japanとの連携は、グローバル展開を進めるうえで重要な役割を担っています。

Animoca Brands Japanは、ネットワークのさらなる拡大と参加者の裾野を広げることを目的に、ガーディアンノードライセンスのプライベート販売を実施予定です。

また、Easeflow、DepinHub、Zelucash、そしてKDDIと連携するBitmediaといったインフラサービス・パートナーにより、ガーディアンノード・オペレーターに対して、スムーズで柔軟な運用環境が提供されます。

高まる市場需要がネットワーク革新を後押し

没入型の3DおよびAI体験に対する需要の高まりは、Mawariのモバイルエッジコンピューティング(MEC)インフラの急速な革新を後押ししています。このインフラにより、観光案内、カスタマーサービス、企業サポートなどに活用できる、リアルタイムに対話可能な3DアバターによるAIエージェントの実現が可能となります。さらに、Mawariのネットワークは、より幅広いAIコンピューティングのワークロードにも対応しており、ユースケースと収益機会の拡大を大きく促進しています。

また、MawariはArbitrum Orbit上に構築された専用のL2/L3ブロックチェーンを活用することで、スケーラブルかつセキュアな分散型のインフラをグローバル規模で実現しています。

参加方法

ガーディアンノードのライセンス販売は、2025年6月上旬より開始され、1ライセンスあたり333ドルでArbitrumチェーン上にて購入可能です。ガーディアンノードは、ネットワークの信頼性を支える重要な役割を担い、Mawariの空間コンピューティングの成長によって報酬を得ることができます。CPU環境をお持ちの方は、Mawariとともに没入型テクノロジーの未来を築く取り組みに参加することができます。ガーディアンノードの運用にかかるコストや要件は手頃で、誰もが無理なく参加できる環境になっています。

Mawariについて

Mawariは、空間コンピューティングに特化した世界初のDePIN(分散型物理インフラネットワーク)を提供しています。AIエージェントの大規模な普及を可能にし、リアルタイムでの没入型3D及びAI体験を、ほぼ遅延なくグローバルにストリーミング配信できます。AIとXRを融合させることで、デジタルと現実世界をシームレスにつなぎ、「そこにいるかのような臨場感」あふれるリアルな3DアバターのAIエージェントの普及を推進しています。

<本件に関するお問い合わせ>

株式会社Mawari 担当 谷田部 hello@mawari.co.jp

詳細はこちら:DIO | Website | X | Discord | LinkedIn

注:本プレスリリースは情報提供のみを目的としており、有価証券の売買の申込みまたは勧誘を構成するものではありません。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社Mawari

5フォロワー

RSS
URL
https://mawari.io/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区神宮前6-23-4 桑野ビル2階
電話番号
-
代表者名
ラミレス ソロルサノ ルイス オスカー
上場
未上場
資本金
-
設立
2017年09月