グロースエクスパートナーズとフォルシア、革新的な検索体験の創出を目指して業務提携を開始
検索×AIの共創による、エンタープライズDXの高度化を推進
グロースエクスパートナーズ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:渡邉伸一、以下 GxP)とフォルシア株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:屋代浩子、以下、フォルシア)は2025年7月15日、両社の強みを活かした継続的な協業スキームを加速度的に展開させるため、業務提携を開始したことをお知らせいたします。本提携を機に、両社が有するプロダクトおよび技術を活かし、高精度な検索機能とAI駆動型リサーチサービスを組み合わせた革新的な検索体験の創出を推進するとともに、これらの先進技術を企業・産業、さらには地域課題の解決にも応用し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

提携の背景と目的
生成AIをはじめとする大規模言語モデル(LLM)の進展により、自然言語による対話を起点とした情報探索や業務処理が急速に拡大しています。特に、膨大かつ複雑なデータベースを取り扱う領域においては、従来型の検索を超えた、文脈理解に基づくレコメンドや自動プランニングといった対話型のUI/UXに対する期待が高まっています。
一方、生成AIのみで検索やレコメンドから購買完了までの業務プロセスを正確に導くには限界があり、特にデータの即時性、正確性という観点で課題が残ります。こうした一気通貫での用途には、堅牢な検索基盤や外部システムとの接続が不可欠です。
フォルシアが提供する高速・高精度な検索技術基盤「Spook」は、多数の企業や公共機関に導入されており、複雑な情報を的確に絞り込み・提示する性能において高い評価を得てきました。一方、GxPでは、近年高まる業務効率化ニーズやAI活用の進展を背景に、オープンデータと社内データを相互に取得・探索可能な対話型インターフェース「GxRaptor」の開発を進めてまいりました。
今回の業務提携は、「Spook」が持つ成熟した検索技術と、「GxRaptor」による新しいユーザー体験を融合させ、自然言語による指示から検索・実行までを一気通貫で実現する、これまでにない検索体験の創出を目指すものです。
今後の展望
今回の業務提携に基づき、両社の強みを活かした継続的な協業スキームを推進いたします。
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共同開発・技術連携・PoC
プロダクト・技術の共同開発を推進し、両社が保有する技術アセットを組み合わせた競争力の高いサービス開発を進めてまいります。
その取り組みの一環として進めるのが、上述の「GxRaptor」と「Spook」の連携であり、自然言語での業務指示からデータ取得・処理実行までを一貫して支援する、新たな検索体験の構築を目指します。 -
営業協力・共同提案
既存顧客に対するクロスセルや新規顧客への共同提案により、顧客に対する提供価値を高め、新たな市場機会の獲得を目指してまいります。
「GxRaptor」と「Spook」の連携による新たな検索体験を広めていくとともに、両社が有するプロダクトおよび技術への知見の深さを活かした活発な共同提案を重ねることで、第二・第三の共同開発プロジェクトの可能性を模索してまいります。
こうした取り組みを通じて、AIと検索技術の融合による社会実装のあり方を再定義し、企業の業務効率化や産業の高度化にとどまらず、オーバーツーリズムや人口減少に伴う人手不足といった地域課題の解決にもつなげてまいります。両社は今後も、先進技術を活用した持続可能な社会モデルの確立を目指し、企業・産業・地域社会への貢献を推進してまいります。
〇グロースエクスパートナーズ株式会社
上場取引所:東京証券取引所グロース市場 (証券コード:244A)
グロースエクスパートナーズは、株式会社GxPを中心にエンタープライズDX事業に取り組むグロースエクスパートナーズグループの持株会社です。グループ各社の専門性を組み合わせて、顧客企業の組織/IT変革に伴走するDXパートナーとして、DX組織運営・人材育成から企画・UI/UX・アジャイル開発・導入・運用までを一気通貫で支援しております。
コーポレートサイト :https://www.gxp-group.co.jp/
〇フォルシア株式会社
上場取引所:東京証券取引所グロース市場 (証券コード:304A)
フォルシアは、膨大・複雑なデータから必要な情報を的確に探し出す技術基盤「Spook」を基に顧客の課題解決を行う「ソリューション型サービス」と、顧客課題に向き合う中で得た技術・知見をノウハウとして蓄積し、複数顧客が共通で抱える課題の解決策を当社が提供する共通基盤上で提供する「SaaS型サービス」という2つの軸で高速かつ高精度な検索技術を提供しております。
コーポレートサイト:https://www.forcia.com/
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