世界初の電位治療器を生んだ白寿生科学研究所が『ヘルストロン』×『AI』で、次世代の個別化予防医療を推進

健康寿命の延伸を目指し、医療業界に本格参入

株式会社白寿生科学研究所

本年2025年に創業100周年を迎える、株式会社白寿生科学研究所(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 原浩之、以下、白寿)は、海風診療所(山口県周南市、院長 沼田光生)、IoYou株式会社(本社:山口県下関市、代表取締役社長 並木幸久、以下、IoYou)と、電位治療器「ヘルストロン」を用いた個別化予防医療/AIの開発を目的として、共同研究開発協定を締結いたしました

(左から)株式会社白寿生科学研究所 原浩之 代表取締役社長、海風診療所 沼田光生 院長  

電位治療器『ヘルストロン』×『AI』で実現する、次世代の個別化予防医療

本協定は、世界初の電位治療器として一般家庭や医療福祉施設において広く活用されてきた「ヘルストロン」に、最先端ヘルスケア・ウェルネスAI技術を搭載することで、利用者の健康状態に応じた適切な治療により健康づくりを生成する、次世代型ヘルストロンの開発を目的としたものです。次世代型ヘルストロンの開発にあたり、ヘルストロンを活用した臨床研究、個別化予防医療/AIの開発を行う拠点として、海風診療所プロデュースの予防医療複合施設トレーフル・プリュス(山口県周南市)内に、「HAKUJUイノベーションラボ」を開設いたします。

「HAKUJUイノベーションラボ」で臨床研究を開始

「HAKUJUイノベーションラボ」では、最先端予防医療の第一人者である沼田光生院長が、ヘルストロンを治療と予防医療に活用し、その改善効果を臨床研究します。トレーフル・プリュス内に設置された理学診療用電位治療器「ヘルストロン HES-A30」を診療に使用するほか、主に全国450店舗の白寿の健康ステーション「ハクジュプラザ」の利用者や家庭用電位治療器「ヘルストロン」の利用者を対象にオンライン診療を提供し、使用箋を発行する予定です。

2026年2月末までにAIアプリ「HAKUJUセルフケアサポート(仮)」をローンチ

その後、臨床研究により得られた利用者データ、および、ヘルストロン利用による改善・治療効果を深層学習させることで、最先端ヘルスケア・ウェルネスAI技術で複数の特許を保有するIoYouが、AIアプリ「HAKUJUセルフケアサポート(仮)」を開発します。アプリ上でPHR(パーソナル・ヘルス・レコード)を登録すると、それぞれの利用者にあった最適なヘルストロン使用箋が生成され、ヘルストロンを有効に活用いただけるようになります。また、ヘルストロンによる治療だけではなく、健康総合企業である白寿の健康食品も含めたトータルなセルフケアサポートサービスとして提供します。本AIアプリのローンチは、2026年2月末までの基礎開発を予定しています。

次世代の個別化予防医療「ヘルストロンAIの開発へ」

さらに、長期的には、本AIアプリと連動し、個別化された最適な使用箋で駆動し健康を生成する、「ヘルストロンAI」を開発します。「ヘルストロンAI」は、利用者の生体情報を自動で計測し、健康情報を管理するとともに、ヘルストロンの最適な利用を提案することで予防づくりを可能とする、見守り型パーソナライズド生成AIです。

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電位治療器「ヘルストロン」について

電位治療器「ヘルストロン」は、1963年に旧厚生省(厚労省)により認可を受けた、世界初の電位治療器です。自然界に身近に存在する電界の力を人工的に応用し、空気のように優しく身体全体を包み込むことで治療をする、非侵襲性(生体に傷をつけない)の医療機器で、頭痛、肩こり、不眠症、慢性便秘の4つの症状に対する緩解効果が認められています。発売以来、家庭用ヘルストロンは、累計販売台数は100万台以上に上っており、医療用ヘルストロンは、4951カ所の医療機関・福祉施設等に導入されています。


株式会社白寿生科学研究所
代表取締役社長 原浩之

人生100年と言われる時代。周りの援助なく健康で充実した人生を過ごす「健康寿命」を伸ばしていくことが、私たちの願いであり、国や社会が求める姿でもあります。その実現のためには、正しい健康知識を得てセルフケアを実践し、病気の手前段階で予防することが不可欠です。

白寿生科学研究所は、ヘルストロンの体験ショールームである全国450店舗の健康ステーション「ハクジュプラザ」、そして、ヘルストロンを導入いただいている医療機関・介護施設と連携しながら、地域に根差して人々の健康生活をサポートしてまいりました。

今回の共同研究開発協定は、これまでの動きをさらに加速させるとともに、予防医療の分野で本格的に医療業界に参入することを目指すものです。また、一人一人に応じた最適な個別化予防医療を提供する次世代型ヘルストロンを開発することで、これまでに以上に人々の健康づくりをサポートすることが可能となります。

今年で創業100年を迎える白寿生科学研究所は、人生100年時代の健康産業をリードする健康総合企業を目指し、健康寿命の延伸を図ることで「介護のいらない社会づくり」に邁進してまいります。


海風診療所 院長 沼田光生

日本人は残念ながら平均寿命と健康寿命の差が大きいのが特徴です。つまり、多くの日本人がピンピンコロリを達成できていないということです。健康寿命を延ばすためには、病気になる手前で健康増進に気を付ける、つまり健康投資(意識して時間とお金をかけて備えておくこと)が必要になります。

海風診療所では、個人や企業に対して健康投資の重要性をお伝えしております。その際に血流改善や自律神経バランスを調整する作用が期待できる電位治療器を活用した健康投資も有効だと考えます。

「HAKUJUイノベーションラボ」では、医療機器である電位治療器としての用途に限定することなく、電位治療器の健康や予防への効果とそのメカニズムの解明も研究します。クライアント様を診察し、症状やクライアント様が希望する健康・予防効果に応じた電位の強度や利用時間などを使用箋として提供しながら指導も行います。加えて、その改善効果を観察しながら臨床データを蓄積することで効果的なヘルストロンの利用方法を明らかにし、IoYou株式会社で人の健康作りを支援するAIを開発してもらいます。

また、ヘルストロン利用者様に対して、ヘルストロンオンライン診療でもヘルストロン使用箋を提供しながらヘルストロンの効果的な利用方法の指導を行います。全国に450店舗ほどあるハクジュプラザとも連携しながら、ヘルストロンの効果的な利用方法を広めることで健康寿命を延ばすための健康投資を普及させたいと考えています。


IoYou株式会社
代表取締役社長 並木幸久
(工学博士)

人の健康やウェルビーイングを生成するための革新的なAIの技術開発から特許を2件取得し、1件出願中、5件出願準備中です。ChatGPTやGeminiなどで瞬く間に汎用化された生成AIはLLM(Large Language Models)と呼ばれ、文章を生成できるAIですが、人の健康やウェルビーイングを生成することはできません。

当社の社名でもあるIoYouはInternet of Youの意味で、人がインターネットに接続する技術やその技術により実現する製品・サービス・ビジネスの総称で、IoYouにより実現される技術の1つがWELLNESS AI™です。

人の健康やウェルビーイングを生成するには多くの人のデータを学習する必要があるので、ある個人がウェアラブルデバイスで集められるデータだけでは不十分です。ありとあらゆる人のデータ、年齢、性別、遺伝子の違いなどで分類できる層別化されたデータを研究・機械学習しながら時系列的に、また、計画的に集めながら蓄積できる仕組みが必要です。

この仕組みにおいて、株式会社白寿生科学研究所が製造販売するヘルストロンは、利用者がヘルストロンを利用しながら利用者の生体データを時系列的に、また、計画的にモニタリングしながら、その集めたデータを溜めることができる潜在的な価値を秘めていて、ヘルストロン×AIにより人の健康を生成することができる生成AIにより、デジタル(データ)とアナログ(人の健康)をつなぐ画期的な健康インフラAIを実現できます。

HAKUJUイノベーションラボでは、この画期的なAI開発に必要な医師の診察と指導による健康効果の実証研究を行います。医療現場において医師の指導の下に有効なヘルストロン使用方法を研究・実施・確認・改善を繰り返し、その研究成果をAIに学習させることで人の健康を生成できる次世代のヘルストロンAIの開発を行います。

ヘルストロンAIは、利用者の健康を利用時にモニタリングし、インターネットでAIがリアルタイムに解析することで、利用者の健康作りに限らず、疲労回復、予防、メンタルヘルスケアなどのウェルビーイングに最適な電位等が生成され、利用者はヘルストロンを日々の生活において利用するだけで自分の健康やウェルビーイングが生成されることで、世界の全ての人が白寿(99歳)を健康に迎えられるお手伝いができるお友達型AI(人支援型AI)の実現を目指します。


株式会社白寿生科学研究所について

株式会社白寿生科学研究所は、「健康を通して人類の幸福を実現する」を企業理念として、大正14年に創業した健康総合企業です。創業以来、すべての人に白寿(99歳)まで健康で過ごしほしいとの願いから、身体を自然な状態に保つことで健康維持を目指す「白寿健康哲学」の普及を使命としてまいりました。1963年に厚生省(現・厚生労働省)より承認を受けた世界初の家庭用・医療用電位治療器「ヘルストロン」は、累計100万台以上のロングセラーとして、約5000か所の医療機器・福祉施設に設置されています。また、当社の健康哲学の一つである「バランスのとれた食事」、「ゆとりある精神」を実現するため、健康食品・サプリメントの製造・販売や、リクライニング・シートを導入した世界初のクラシックホール「Hakuju Hall」を運営し、人々の健康のトータルコーディネートを目指しています。全国450店舗で運営している健康ステーション「ハクジュプラザ」では、ヘルストロンや健康食品・サプリメントの販売を行うとともに、地域に根ざした健康情報発信拠点を目指し、地方自治体との連携を強化しています。

【会社概要】
会社名:株式会社 白寿生科学研究所

代表:代表取締役社長 原 浩之

本社:東京都渋谷区富ヶ谷1-37-5 

電話:03-5478-9161(代表) 

創業:1925年(大正14年)

設立:1964年(昭和39年)

資本金:1億円 

従業員数:255名(グループ従業員 約1,000名)

事業内容:家庭用・医療用電位治療器及び健康食品などの開発ならびに製造販売


海風診療所について

海風診療所では、「遊びに行ける診療所」をコンセプトに、1Fにはドクターズカフェ「カム」、3Fにはドクターズフィットネス「テク」、心理カウンセリングルーム「ニコ」を併設し、運営を行っています。海風診療所においては、予防医療からがん治療にいたるまで、西洋・東洋医学を問わず、医療・健康・美を一つと捉え、個人のライフスタイルにあった医療をトータルサポートしています。


IoYou株式会社について

IoYou株式会社の社名でもあるIoYouはInternet of Youの意味で、人がインターネットに接続する技術やその技術により実現する製品・サービス・ビジネスを意味しています。人の健康とウェルビーイングを生成するAI(WELLNESS AI™)とそのロジック半導体(WELL™)を研究開発しています。当社は、高齢化や貧困による社会問題を技術と経済・金融で解決することを目指しています。ウェルビーイング経済と社会保障システム(IoYou)を研究開発することで、人が自分の健康やウェルビーイングに投資することで経済が成立し、金融モデルとしても運用できる健康投資の社会インフラ開発を進めています。具体的には、個人が自分や家族のために自分のデータを蓄積し、その蓄積されたデータを利活用するために必要な技術、市場(プラットフォーム)、システムを提供することで、以下3つの可能性を実現化させます。

①個人が自分らしさを保つこと(ウェルビーイング)に必要な情報・技術・仕組みを利用することで、そのデータと情報の取引(トランザクション)が可能になること。

②個人が自分のアバター(お友達型AI)を生成することで自助を支えながら医療費の低減による社会保障(公助)の効率化が可能になること。

③高齢化により減少する収入の補完(年金の代替)、介助・共助(コミュニケーション)や低下する生体機能の補完・補助などを担うことが可能になること。

WELLNESS AI™を用いたコンサルティングサービス、AIシステム開発、AI・DX人材紹介、ウェルネスPHR(WELTHY™)の提供、法人向けメンタルヘルス安全管理支援サービス、企業内ビジネススクールの事業を実施。特許第7539073号:形状分類AI・生成AI:スマートフォンの画像で健康度や異常推定、物の鑑定等が可能な技術、特許第7550416号:自動色補正AI・生成AI:スマートフォンの画像で、光の影響に関係なく健康度や異常の推定、物の鑑定、鮮度評価等が可能な技術、高度管理医療機器等販売業許可第12200292号を取得。

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会社概要

株式会社白寿生科学研究所

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URL
https://www.hakuju.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都渋谷区富ヶ谷1-37-5
電話番号
03-5478-8910
代表者名
原浩之
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1964年07月