長野県のクリケットファーム、株式会社ウラノと生産パートナー契約を締結。食用コオロギの市場拡大を目指す
生産パートナー制度について
クリケットファームが提供する生産パートナー制度とは、自社で開発したスマート養殖システムをパッケージ化し、食用コオロギの養殖事業を希望する法人などに提供するプログラムです。経験や実績のない企業様向けに、スマート養殖のアセット、システム、繁殖・飼育ノウハウなどをご提供し、食用コオロギ事業への参入業者を増やすことで業界全体としての安定供給を図るとともに業界認知度を高めていくことを目的とし、当制度を設けております。
株式会社ウラノとパートナー契約を締結
生産パートナー制度においてクリケットファームは株式会社ウラノとパートナー契約を締結いたしました。創業70年、農機具部品の製造からスタートした株式会社ウラノは、チタン、アルミニウム、ステンレスなどの金属加工および航空機器部品加工において高い技術を誇り、航空機部品、半導体製造装置、エネルギー装置、医療機器の製造といった主要産業には欠かすことのできない製造業務を担っています。
一方、私たちクリケットファームは2021年に創業して間もないフードテックスタートアップで、先進技術を取り入れた独自のスマート養殖を武器に食用コオロギ事業を展開しています。2022年には長野県茅野市から認定農業者として認定いただき、地元に根付いてきた昆虫食文化を継承しつつ現代版へとアップデートさせることで、世界の食糧問題の解決に向けた取り組みを続けております。
この度のパートナー契約によって、株式会社ウラノは既存事業と全く異なる食用コオロギ事業に新たに参入することとなりますが、クリケットファームのスマート養殖システムでは、センシング技術による温湿度管理や独自に開発した飼育管理アプリがその日のタスクをアテンドしてくれるなど、データに基づいた適切な管理が可能となっているため、未経験者や少ない人員でも高い生産力を目指すことが可能となっています。
スマート養殖システムのパッケージ化の容易さや習得のしやすさを活かし、クリケットファームではこれからも食用コオロギ事業を新たに始めたい方の支援を行い、食用コオロギ市場全体の拡大を図っていく所存です。
世界の食糧問題に備え、タンパク源の新たな選択肢を確立
タンパク質不足が予測される2030年はもう遠い未来の話ではなくなってきています。コオロギを含む昆虫由来の食料は日本ではまだまだ馴染みが少ないものですが、世界ではおよそ20億人の方が食しており決して珍しい食文化ではありません。
私たちが普及を目指す食用コオロギは、飼育する上で必要な水、餌、土地は他の家畜より少なく済み、100g当たりのタンパク質量は牛や豚の4倍以上。環境に優しく、高い栄養価を備える食用コオロギは地球の未来や世界全体の食を守るうえでやはり必要になってくる選択肢であると信じ、私たちはこれからも世界の食糧問題の解決に向けて食用コオロギ事業に積極的に取り組んでまいります。
株式会社CricketFarm
名称 | 株式会社CricketFarm |
所在地 | 〒391-0011 長野県茅野市玉川11400-1104 |
代表取締役 | 坪井 大輔 |
設立日 | 2021年8月11日 |
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株式会社ウラノ
名称 | 株式会社ウラノ |
所在地 | 〒369-0306 埼玉県児玉郡上里町大字七本木3563 |
代表取締役 | 小林 正伸 |
設立 | 1963年11月 |
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