2024年4月28日(日)・29日（月・祝）＜SHIBUYA CAST. 7周年祭＞開催

「不揃いの調和」「頼まれなくたってやっちゃうことを祝う」2日間とその前夜、渋谷キャストの願いと問いかけを、共に考える試み

東急株式会社（渋谷キャスト）

2024年4月8日 11時00分

複合施設「SHIBUYA CAST.（渋谷キャスト）」は、2024年4月28日(日)に迎える7周年を記念し、28日(日)と29日(月・祝)の2日間、施設内各所で様々な思考と体感を促す「渋谷キャスト 7周年祭」を開催します。

周年祭では、渋谷キャストの建築コンセプトでもある「不揃いの調和」に改めて向き合い、その願いを叶えるための問いかけを行っていきます。それは、渋谷キャストのあり方を探る取組みであると同時に、これからの都市の姿を考える契機となるはずです。

今回は、その姿勢のひとつとして「頼まれなくたってやっちゃうことを祝う」をテーマに掲げます。2日間とその前夕にかけて、様々なクリエイターと共に、特別編集誌の創刊号配布、トークイベント、ポップアップショップ、フォトワークショップ、インスタレーション、パフォーマンス、サンクスセールを実施。訪れる人々と共に「不揃いの調和」を考え、想いを深める機会となることを願います。

渋谷キャストが様々な個性と形づくる、調和への願いと試みを、ぜひご体感ください。

▼実行委員会より

渋谷キャストは、多くの方々の鋭意によって誕生しました。

それをどのように育んでいくのか。渋谷キャストがどうあるべきか。ひいては東京が、この社会がどうあるべきか。そのような大きな問いにもつながっていくはずです。というよりも、つなげていくべきであるとも思います。

周年祭という「お祭り」は、その場で生じた歴史や想いを受け止め続けて、それを、その節目において、その場や人に還すための依代であり営みであるべきです。

不揃いの調和。それは、渋谷キャストの建築デザインコンセプトでもありながら、同時に、願いでもあります。皆様への感謝とともに、そのような想いを深めて広げていくために、周年祭を開催します。

渋谷キャスト周年祭実行委員会

▼開催概要

企画名称　　　渋谷キャスト7周年祭
開催日程　　　2024年4月28日(日)、29日(月・祝)
開催時間　　　11:00 ~ 19:00
開催場所　　　渋谷キャスト（スペース・ガーデン）
　　　　　　　〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-23-21

詳細URL　　　https://shibuyacast.jp/event/detail/?cd=000137
お問合せ先　　shibuyacast@tkk.tokyu.co.jp

主催　　　　　渋谷キャスト周年祭実行委員会

Supervise：丹野暁江、西田和真（渋谷キャスト）　Direction/Editing：熊井晃史　
Project Management：澤木美奈、新田晋也（Camp Inc.）　Design：上妻森土　
Public Relation：金祥艾

▼企画内容

年刊特別編集誌「SHIBUYA CAST. memorial booklet」創刊
　「頼まれなくたってやっちゃことを祝う」をめぐる3者インタビュー
　話者：田中元子, 若林恵, 猪瀬洸平

1-2. 若林恵×tofubeats「発注向上委員会立ち上げ!? 記念トークイベント（仮）」
　　4月27日(土)開催特別編集誌関連企画
東京・大阪から5つのショップが集い、新しい装いを祝う

Popup Project「new boutique」
　参加ショップ： SEASON, bluesis, FOME, 暇午後, 見た目！

　キュレーター： apartment

2-2. 5人の写真家が切り取る、装いと社会の縮図「集合写真ワークショップ」
　　参加写真家：東海林広太, 立山大貴, 榊風人, 野口花梨, 藤井さくら
自立する個性が交差し“これからの渋谷”を描くPopup Event「marchers（行進者）」
　参加ショップ： Bastone Tokyo, Dill Pickle Club, アイアンドアイ, PLEST,

　California Spice　/　キュレーター： muddler
Performance：耳を澄ますことで届く、凝縮された響きたち
　出演：アキビンオオケストラ, 川口貴大,高橋美佳　/　競技：石すもう
　キュレーター：宮﨑岳史
渋谷キャスト7周年祭の環境を祝福する、2日間限定のアートインスタレーション
　作家：鉄彫刻家・飯田誠二, 美術家・光岡幸一
7周年の感謝を届ける、2日間限定の「Thanks Sale」
　参加ショップ： CITYSHOP NOODLE, Marked

▽企画 1.「不揃いの調和」を願う、年刊特別編集誌「SHIBUYA CAST. memorial booklet」創刊

渋谷キャストの建築デザインコンセプトであり、施設としての願いでもある「不揃いの調和」。“異なる個性が共に響き合う”、その景色を叶えるための問いかけとして、毎年周年祭ごとに刊行する特別編集誌『SHIBUYA CAST. memorial booklet』を創刊します。

初回となる7th Anniversary号では、7周年祭のテーマとなる「頼まれなくたってやっちゃうことを祝う」をめぐる、3者へのインタビューを実施。2日間の開催期間中、渋谷キャスト屋外広場＜ガーデン＞内のインフォメーションブースにて、各日限定200部を無料配布します。

Interview_1

「頼まれなくたってやっちゃうことこそがクリエイティブ」　田中元子（建築コミュニケーター）

田中元子

株式会社グランドレベル代表取締役社長 /

建築コミュニケーター

https://glevel.jp/index.html

“全ての仕事は、健やかに生きるという目的に向かっている”

“報酬はプロセスで手段”　“うっかりの大切さ”　“誰の奴隷でもない状態を祝す”　（インタビューより一部編集抜粋）

Interview_2

「発注を考える　未来の奴隷にならないために」　若林恵（『WIRED』日本版元編集長）

若林恵

黒鳥社コンテンツ・ディレクター、自由研究員 /

『WIRED』日本版元編集長

https://blkswn.tokyo/

“発注の専門家はいない”　“一生恨む発注、一生感謝する発注” 　“発注を考えることは世直し”　“「100％正確な見積り」は存在しない”　（インタビューより一部編集抜粋）

Interview_3

「ボランティアの文化人類学」　猪瀬洸平（文化人類学者）

猪瀬洸平

文化人類学者

“ボランティアは自治”　“参加することが一つの喜びになる会議”　“賭ける、賭けられる、共犯関係”　“声が聞こえる関係、耳を傾け合う土壌” （インタビューより一部編集抜粋）

▽企画 1-2. 特別編集誌創刊関連企画：若林恵×tofubeats「発注向上委員会」立ち上げ！？記念トークイベント（仮）

年刊特別編集誌として創刊される「SHIBUYA CAST. memorial booklet」7th Anniversary号に掲載されるインタビュー「発注を考える　未来の奴隷にならないために」。“発注”を向上することが「不揃いの調和」につながるのでは、そんな想いを起点に、黒鳥社コンテンツディレクター/『WIRED』日本版元編集長である若林恵氏と、音楽プロデューサー/DJとして活躍し“発注”に強い関心を持つというtofubeats氏の両名によるトークイベントを開催します。渋谷キャスト7周年祭の前日4月27日(土)に、関連特別企画として実施。“発注あるある”から“ブルシット発注”まで、様々なエピソードや考察を交え、誰もが一度は経験しながらも公の場で語られることの少ない、“発注”のあり方について語り合います。

tofubeats

神戸出身の音楽プロデューサー/DJ

https://www.tofubeats.com/

「発注向上委員会」立ち上げ！？記念トークイベント（仮）

日時：　　2024年4月27日(土) 16:00 ~ 17:30

場所：　　渋谷キャスト＜スペース＞

登壇：　　若林恵、tofubeats

参加費：　無料

定員：　　50名程度（先着順）

下記URLより事前予約制

URL：　 https://7anniv-talk.peatix.com/

▽企画 2. 東京・大阪から5つのショップが集い、新しい装いを祝うPopup Project「new boutique」

編集者/フォトグラファーの杉田聖司氏が主宰するファッションマガジン「apartment」によるポップアップイベント「new boutique」を開催。ファッションを通して個人と社会の関係性を探るapartmentによるキュレーションの下、ジャンルも形態も全く異なる5つのショップが集まり、想いのままに“装う”ことの喜びと自由を発信します。

会場となる渋谷キャスト1階スペースでは、“友達の家”を訪れたような空間に、5つのショップブースと、自由にくつろげるラウンジスペース、ショップオーナーたちの選書が並ぶオープンライブラリーが現れます。

キュレーター：

杉田聖司

編集者／「apartment」主宰／「GAKU」事務局

ファッションを中心に企画、インタビュー、シューティング、ライティングなどを行う。2019年よりファッションマガジン「apartment」を主宰し、個々人の装いを起点とした雑誌発行やイベント制作などを継続中。2020年より、10代向けのクリエーションの学び舎「GAKU」事務局としても活動する。　@apartment_magazine 　@sseijisugita

参加ショップ：

SEASON（セレクトショップ / 東京・表参道）@seasonvoice、bluesis（セレクトショップ・古着屋 / 東京・新宿）@bluesistokyo、FOME（セレクトショップ / 大阪・北区）@fomebyfome、暇午後 -himagogo-（ブランド・移動型セレクトショップ / 東京・山梨）@himagogoposse、見た目！　@m_i_t_a_m_e（セレクトショップ・アーティストランスペース / 東京・新宿）　　　　　

▽企画 2-2. 5人の写真家が切り取る、装うことの喜びと社会の縮図「集合写真ワークショップ」

「new boutique」に賛同する5人の写真家たちが、イベント参加ショップの服に袖を通した参加者たちを撮影する「集合写真ワークショップ」を、朝/夕の1日2回ずつ開催。まるで社会の縮図のように様々な個性が収まる“集合写真”が、自由で喜びに満ちたものであるよう願い体験します。

事前予約制となる朝回では、周年祭オープン前に参加者とショップオーナー、写真家が交流しながら朝食を囲み、ブースに並ぶ服を自由に試着し楽しんだ後に、思い思いの装いに身を包んだ参加者たちの集合写真を撮影します。夕方回は、その場に居合わせた方々の自由参加とし、その時だけの偶然性を楽しみます。

参加写真家：

東海林広太（@ko_ta_s）、立山大貴（@daiki__tateyama）、榊風人（@sk2tofu）、野口花梨（@nk_photo）、藤井さくら（@__fji__）

NEW BOUTIQUE 「集合写真ワークショップ」＜朝回＞

日時：　　2024年4月28日(日)・29日(月・祝)　9:00 ~

場所：　　渋谷キャストスペース

参加費：　無料

定員：　　15名程度（先着順）

下記URLより事前予約制

URL：　　https://7anniv-workshop.peatix.com/

写真家参加予定：

4月28日(日)　9:00〜東海林広太、17:00〜東海林広太

4月29日(月・祝)　9:00〜野口花梨 / 藤井さくら、17:00〜立山大貴 / 榊風人

▽企画 3. 自立する個性が交差し“これからの渋谷”を描くPopup Event「marchers（行進者）」

お店を持つことで社会に対する姿勢を表すような、自立した個性を持つショップやブランドたちが“これからの渋谷”を発信するポップアップイベント「marchers（行進者）」を屋外広場ガーデンにて開催します。

ファッション、音楽、映像と幅広く活動するチーム「muddler」のキュレーションにより、フットボールアイテムに特化し人気のヴィンテージストア「Bastone Tokyo」や、気の向くままに日本中を移動し現在は石川県でボランティア中のスパイスカレー屋「California Spice」など、それぞれの速度で“行進”を続けるショップやブランド、個人が一堂に会します。

キュレーター：

muddler

古着を媒介として集まった5名のチーム。古着屋を経営しながら、古着をより文化的観点から捉え、自社スタジオ経営をはじめ、特に音楽、ファッション領域のプロデュース、映像クリエイティブ、イベント企画などを行っている。

https://www.sivastudio-tokyo.com

参加ショップ：

Bastone Tokyo（サッカー古着 / 東京・渋谷）@bastone_tokyo、Dill Pickle Club（雑貨 / 東京・鳥越）@dill_pickle_club、California Spice（スパイスカレー / 日本一周中）@california_spice_、アイアンドアイ（古着 / 東京・渋谷）＠ini_store、PLEST（ハンドメイドアパレル / 東京・新宿）@plest_ateliershop

▽企画 4. Performance：　わかりやすく大きな音よりも、耳を澄ますことで届けられる、凝縮された響きたち

7周年祭開催中の2日間、施設内各所で不思議な音たちが奏でられます。時には耳を澄まさないとかき消されてしまうほど小さな音や、見慣れない景色、聞き慣れない旋律が、その場の空気を凝縮させるように響き合います。

その名の通り空き瓶を吹いて演奏する「アキビンオオケストラ」の演奏のほか、独自に制作したオブジェクトで音や光を発生させる川口貴大氏によるソロパフォーマンス、大阪を中心に盛り上がりを見せている「石すもう」の初めての東京場所、「ダジャレ100連発」など、個性豊かな参加メンバーによるパフォーマンスが開催されます。

キュレーター：

宮﨑岳史

1984年生まれ。株式会社散歩社、渋谷東しぜんの国こども園スタッフ。ライブスペース、カフェバー、複合商業施設、保育施設などで、その場所にあるものや、集う人たちと関わりながら過ごしています。　@myzzz

出演：

アキビンオオケストラ　https://akibinoooooooooooorchestra.jimdosite.com、川口貴大　 https://takahirokawaguchi.tumblr.com/、高橋美佳（ダジャレ100連発）@mika0527

競技：

石すもう　@ishisumoclub

▽企画 5.「不揃いの調和」を願い、渋谷キャスト7周年祭の環境を祝福する、2日間限定のアートインスタレーション

「不揃いの調和」を願う渋谷キャストの7周年にあたり、その環境を祝福する2日間限定のアートインスタレーションが、2名のアーティストによって設置されます。

鉄彫刻作家・飯田誠二氏の作品は風を受けて、または演奏によって鉄本来の美しい音色を奏で、訪れる人々の耳に澄んだ心地よさを届けます。注意を喚起するような大きな音よりも、耳を傾けたくなるような音のインスタレーションが、都市における場のあり方を問いかけます。

また、人々の行動を管理するために機能性が重視される“サイン計画”も、視点を変えて捉え直すことで、新たなあり方を模索します。美術家・光岡幸一氏により設置される周年祭の会場サインは、普段当たり前に目にするそれとは異なる角度から、戯れるように施設内の回遊を促します。

飯田誠二

「鉄の魅力を伝えたい」

自由自在に鉄を操り、楽しい鉄彫刻を目指す。独自の工法で素材の性質を生かした作品づくりを始め、枠を超えた様々な分野で鉄の新たな世界観を表現している。シリーズ作品「Sei」では、店舗、住宅など身近な空間や自然の中で、鉄の本来の音を奏で響かせている。　https://seijiiida.com/

光岡幸一

1990年愛知県生まれ。武蔵野美術大学建築学科で学んだ後、2016年に東京藝術大学大学院油画科を修了。東京の下宿先から愛知の実家まで、徒歩で帰ったことをきっかけに人と直接関われるパフォーマンスに興味をもつようになる。以降、建築的な思考をベースに「遊び」の要素を取り入れつつ、絵画や写真、映像、立体など様々な手法を用いて作品を制作。都市やコミュニティと対話し、自らもそこに介入して得た経験を作品化している。　http://mitsuoka.info/

▽企画 6. 7周年の感謝を届ける、2日間限定の「Thanks Sale」

渋谷キャストで親しまれている飲食店2店舗により、7周年の感謝を伝える「Thanks Sale」を実施します。1F Markedでは、人気の自家製アイスクリームを1スクープ無料（各日100名限定）、GFのCITYSHOP NOODLEでは、テイクアウトドリンクを全品200円オフでお届けします。施設内のベンチにゆったりとからだを預けて、目にも口にもうれしいフードやドリンクをお楽しみください。