【生成AIの待ち時間ロス】3人に1人が画面の前で「ぼーっとしている」。1日1時間の“空白”を生む、AI活用の意外な落とし穴とは?
現場管理職1,002人調査で判明、1作業のやり取りは平均2〜5回にも。積み重なる「見えないコスト」の実態と、生産性を分ける「使い手」の格差
サンクスラボキャリア株式会社(本社所在地:福岡県福岡市、代表取締役社長:雲井 俊太郎)は、従業員数2名以上の企業に所属し、日常的に業務で生成AIを活用している管理職の方を対象に「生成AI活用に伴うアウトプット修正の手間の意識」に関する調査を行いました。
生成AIの業務活用が急速に広がるなか、多くのビジネスパーソンが日々の業務で生成AIツールを活用するようになっています。
しかしその一方で、「出力待ちの時間が積み重なっている」「修正に思った以上の時間がかかる」「思っている品質のアウトプットが出ない」といった“見えにくい負担”を感じている方も多いのではないでしょうか。
特に、社内に専門的な生成AI活用ノウハウが蓄積されず、ツールを配布されただけの企業では、期待した効果が得られず、かえって業務効率が下がってしまうケースもあると考えられます。
そこで今回、サンクスラボキャリア株式会社(https://thankslabcareer.net/)は、従業員数2名以上の企業に所属し、日常的に業務で生成AIを活用している管理職の方を対象に「生成AI活用に伴う業務負担と、外部支援の活用に対する意識」に関する調査を行いました。
▼ 調査の全容はこちら:https://share.hsforms.com/1pYvuU-FgRtCvj8q0QPmI0wr5uki
※本資料では、「普段業務で活用している生成AIツールの種類」や、「アウトプットが意図どおりに仕上がっているか」、「修正時にどのような観点で手直ししているか」など、調査結果の全容を公開しています。
【調査概要】
調査概要:「生成AI活用に伴うアウトプット修正の手間の意識」に関する調査
【調査期間】2026年2月5日(木)~2026年2月6日(金)
【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1002人
【調査対象】調査回答時に従業員数2名以上の企業に所属し、日常的に業務で生成AIを活用している管理職と回答したモニター
【調査元】サンクスラボキャリア株式会社(https://thankslabcareer.net/)
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ
【調査結果サマリー】
・1作業あたりの生成AIとの往復回数は「2~5回」が約7割
・1日の待ち時間は「5~30分未満」が約6割、短時間でも積み重ねで無視できないコストに
・待ち時間の過ごし方、3人に1人は「何もせず待機」
・待ち時間への本音は「手が止まるのがもったいない」「他作業に集中しづらい」
・生成AIのアウトプットを“そのまま使える”人は少数派、約9割が何らかの修正を行っている
・修正理由の上位は「意図とのズレ」「AI特有の不自然さ」「情報不足」
・業務効率化につながるなら、年間10万~100万円の投資を検討する層が最多
1作業あたりの生成AIとのやり取りは「2~5回」が約7割

「1作業あたり、生成AIとのやり取り(指示や修正依頼)の往復回数は平均何回か」について尋ねたところ、下記のような回答結果となりました。
1位:『2~3回(42.3%)』
2位:『4~5回(31.9%)』
3位:『10回以上(11.4%)』
「2~5回」が7割以上を占めており、多くの方が納得のいくアウトプットを得るために複数回の試行錯誤を重ねていることがわかります。
最初のプロンプト(指示)だけでは意図が十分に伝わらず、追加の指示や修正依頼といった「コミュニケーションコスト」が頻発し、本来削減できるはずの時間が失われている可能性があります。
では、生成AIが回答を生成する間の待ち時間は、トータルしてどの程度なのでしょうか。
「1日の業務時間のうち、生成AIのアウトプットを待っている合計時間は平均してどれくらいか」について尋ねたところ、約6割が『5~10分未満(32.1%)』または『10~30分未満(32.2%)』と回答しました。
1回あたりの生成時間は短く感じられても、1日単位で積み重ねると、数十分程度の待ち時間が発生しているケースが多いようです。
さらに、これを月間、年間といったスパンで換算すると、数時間から十数時間に及ぶ可能性もあり、決して無視できないコストなのではないでしょうか。
では、こうしたアウトプットまでの待ち時間を、有効に活用できているのでしょうか。
待ち時間は「他業務」で埋めるも、3人に1人が「何もせず待っている」と回答

「生成AIのアウトプットを待っている間、どのように過ごしているか」について尋ねたところ、以下のような回答結果になりました。
1位:『他の業務タスク(資料作成など)を進めている(61.5%)』
2位:『何もせず待っている(31.7%)』
3位:『メールやチャットを確認している(30.1%)』
多くの方が待っている間に他の業務タスクを進め、時間を有効活用しようとしている一方で、約3人に1人が『何もせず待っている』と回答しました。
短時間であっても、日々積み重なれば一定のロスになり、こうした待ち時間の使い方次第でも、業務効率に差が生まれている可能性があります。
また、「生成AIのアウトプットを待っている時間について、主にどのように感じてるか」について尋ねたところ、『手が止まっているのがもったいない(20.5%)』『他の作業に集中しづらい(16.0%)』と回答しました。
肯定的な意見よりも、「もったいない」「他の作業に集中しづらい」といった不満を感じる回答が多く見受けられました。
生成AIの活用が進む中で、待ち時間が新たなストレス要因になっている可能性もありそうです。
では、生成AIが出した成果物は、そのまま使えるレベルにあるのでしょうか。
生成AIのアウトプット、9割以上が修正を加える

「生成AIのアウトプットをどの程度修正しているか」について尋ねたところ、以下のような回答結果になりました。
『部分的に修正する(56.8%)』
『半分以上は修正する(29.5%)』
『ほぼ作り直すレベルで修正する(6.4%)』
「部分的に修正する」と回答した人が約6割にのぼり、「半分以上を修正する」を含めると、9割以上が何らかの手直しを行っていることがわかりました。
AIはあくまで「素材」を提供してくれる存在であり、最終的な仕上げや品質チェックは人間により行われているようです。
また、「生成AIのアウトプットに修正が発生する理由」について尋ねたところ、以下のような結果になりました。
1位:『内容が意図とずれている(48.4%)』
2位:『生成AI特有の不自然さ(機械的・定型的な表現など)がある(41.6%)』
3位:『情報が不足している/漏れている(36.1%)』
約半数が「意図とのズレ」を挙げており、指示した背景やニュアンスが十分に反映されていないことへの不満がうかがえます。
「AI特有の不自然さ」を理由に挙げる人も多く、機械的な表現を人間らしい自然なトーンに書き直す作業に、一定の時間が割かれている可能性もあります。
さらに、「情報が不足している/漏れている」回答した方も約4割にのぼり、求めるアウトプットを得るためには、多くの人がプロンプトやコンテキストの設計スキルが足りていない可能性があります。
こうした課題がある中でも、生成AIを使いこなすことでさらなる業務効率化が期待できるとした場合、どの程度の投資を考えているのでしょうか。
生成AI活用「10~100万円」を投資したい層が最多

最後に、「生成AIを使いこなすことで業務効率が上がるとした場合、活用に年間どの程度の予算を投じたいと思うか」について尋ねたところ、以下のような回答結果になりました。
1位:『10万~100万円未満(23.2%)』
2位:『10万円未満(21.1%)』
3位:『100万~500万円未満(19.2%)』
一定の費用をかけてでも業務効率化を進めたいと考える層が多い一方、まずは小規模に導入し、効果を見極めながら活用を進めたいという慎重な姿勢も見受けられました。
また、「100万~500万円未満」と回答した方も一定数おり、生成AIを単なる補助ツールではなく、業務改革を推進するための戦略的な投資として捉えている企業・担当者も一定数存在しているようです。
まとめ:生成AI活用の鍵は「修正コスト」の削減。生産性向上のためには、業務への組み込み方を含めた運用改善か
今回の調査では、生成AIの活用が進む一方で、実務上は複数の修正が発生している実態が明らかになりました。
1作業あたりのやり取りは複数回に及び、多くのケースで修正が前提となっていることから、生成AIは一度の指示で完結させるのは難しい状況にあるようです。初回のアウトプットをそのまま採用できるケースは限定的で、調整を重ねながら仕上げている実態がうかがえます。
また、1回ごとの待ち時間は短時間でも、1日単位で見ると一定の時間を占めていました。アウトプットの待ち時間を他業務に充てる層がいる一方で、何もせず待機しているケースや、集中しづらさを感じる声もあり、効率化の効果は、生成AIを業務の中でどのように活用するかによって大きく左右されているようです。
さらに、約9割が生成AIのアウトプットに修正を加えており、修正理由として、意図とのズレや不自然な表現、情報不足など上位に挙がりました。最終的な品質担保は依然として人の判断と編集力に委ねられており、生成AIは完成品をそのまま出すツールというより、修正前提の“たたき台”を作る補助として活用している方が多いのではないでしょうか。
一方で、生成AIを効果的に活用し、業務効率の向上が見込めるのであれば、一定規模の予算を投じたいと考える方も多く見受けられました。小規模から慎重に導入を進める層がいる一方で、戦略的な投資を行い、本格的な活用を目指す層も存在するようです。
生成AIは確実に業務へ浸透しつつありますが、成果を最大化するには運用面の工夫が不可欠です。やり取りの回数を減らすことや、待ち時間を有効活用する仕組みづくり、修正負担を軽減する工夫が、今後の生産性向上の鍵になるのではないでしょうか。
▼ 調査の全容はこちら:https://share.hsforms.com/1pYvuU-FgRtCvj8q0QPmI0wr5uki
※本資料では、「普段業務で活用している生成AIツールの種類」や、「アウトプットが意図どおりに仕上がっているか」、「修正時にどのような観点で手直ししているか」など、調査結果の全容を公開しています。
生成AIで“できる業務”を広げる「ハイブリットBPOサービス」

今回、「生成AI活用に伴うアウトプット修正の手間の意識」に関する調査を実施したサンクスラボキャリア株式会社(https://thankslabcareer.net/)は、障がいのある方がITスキルと生成AIを活用して活躍するBPOサービス「ハイブリットBPOサービス」を提供しています。
本サービスは、高いPCリテラシーを持つ障がい者タレントを多数擁し、生成AIを付与することで、業務の対応範囲と処理スピードを大幅に向上させている点が特長です。これまで約180社の企業に導入され、データ入力や情報整理、資料作成補助など、デジタル領域の軽作業を中心とした業務支援を行ってきました。
生成AIや各種管理システム、コミュニケーションツールといったIT技術を組み合わせることで、属人化しやすい業務の標準化と、生産性向上の両立を実現しています。企業側はリソース不足や業務負荷の課題を解消できるだけでなく、障がい者雇用と事業成長を同時に進めることが可能です。
営業活動におけるデータ整理や商談ログの加工、AI活用を前提とした業務設計など、間接業務を外部化・効率化したい企業にとって、柔軟な選択肢を提供いたします。
■サンクスラボキャリアの主要BPOサービスの特徴と強み

■会社概要
会社名:サンクスラボキャリア株式会社
設立:2021年10月26日
代表者:雲井 俊太郎
所在地:〒812-0013 福岡県福岡市博多区博多駅東1-1-33
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