TAOKE ENERGYが開発した岩手北上蓄電所の商業運転を開始
系統用蓄電所全ライフサイクルサービスで事業実現を支援
12月9日、岩手県北上市にて高圧系統用蓄電所「岩手北上蓄電所」の竣工式を執り行いました。式典には、TAOKE ENERGY株式会社(本社:東京都港区)、東京センチュリー株式会社(本社:東京都千代田区)、E-Flow合同会社(本社:大阪府大阪市中央区)が出席し、関係者一同で本日から始まる商業運転の安全・成功を祈願いたしました。

本蓄電所は、TAOKE ENERGYが開発・建設を担当し、完工後に東京センチュリーへ事業権利を譲渡したものです。今回の竣工と商業運転開始を迎え、当プロジェクトが正式に次のステージへ移行いたしました。
■「岩手北上蓄電所」について


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蓄電所所在地 |
岩手県北上市村崎野 |
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定格出力 |
1,990kW |
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定格容量 |
8,146kWh |
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電池方式 |
リチウムイオン電池 |
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敷地面積 |
約1,000㎡ |
近年、再生可能エネルギーの普及に伴い、電力の安定供給に欠かせない「調整力」として、系統用蓄電池に対する注目が一段と高まっています。こうした市場ニーズの高まりを受け、TAOKE ENERGYでは、系統用蓄電所の開発・インテグレーション・建設・投資・運営・アフターサービスに至るまで、全ライフサイクルにわたるサービスを提供しております。これにより、お客様の事業をあらゆる段階で一貫してご支援してまいります。
このサービス体制を具現化した代表例の一つが、この度商業運転を開始した「岩手北上蓄電所」です。本蓄電所は、東北エリアにおける再生可能エネルギーの導入拡大に伴う電力系統の変動を効果的に緩和し、地域の系統安定化に寄与することが期待されています。
これまでの実績として、TAOKE ENERGYは系統用蓄電所において、65件の導入実績を有しており、そのうち5件が特別高圧蓄電所で、また39件は2025年度末まで連系予定の案件となっています。さらに、蓄電所投資事業にも注力しており、将来的な総資産規模は400億円以上、総容量は500MWhを超え拡大する見通しです。
今後とも、TAOKE ENERGYは系統用蓄電所の全ライフサイクルサービス体制のさらなる深化に努め、全国各地での蓄電所案件を積極的に推進していきます。東北エリアのみならず、幅広い地域における電力安定と脱炭素社会の実現に向けて、持続的な取り組みを進めてまいります。
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